[上昇気流]
【上昇気流】(2023年2月7日)
編集部 -
米国本土上空を横断した中国の偵察気球を米軍が撃ち落とした。中国は気球を「気象研究用」のもので「不可抗力によって米国に入った」と主張しているが、残骸が回収されれば、中国が何をしようとしていたか明らかになるだろう。
【上昇気流】(2023年2月6日)
編集部 -
1967年開業で東京・渋谷のシンボルとも言われた東急百貨店本店が閉店し、約55年の歴史に幕を下ろした。この間、渋谷の現在の繁栄までには紆余(うよ)曲折があった。
【上昇気流】(2023年2月4日)
編集部 -
「私の直感では、2025年に(中国と)戦うことになると思う」――。米空軍航空機動軍団司令官のマイク・ミニハン大将は、同年までに中国が台湾に侵攻し、米中戦争が起こり得ると警告している(小紙1月29日付)。「100年遅れの帝国主義」と呼ばれる中国はいよいよ牙を剥くか。
【上昇気流】(2023年2月3日)
編集部 -
長崎県対馬の観音寺から韓国人窃盗団によって盗まれ韓国に持ち込まれた県指定文化財の仏像は、日本側に所有権があるとする判決を韓国の大田高裁が下した。仏像は「略奪や盗難など正常でない形で対馬に渡ったものとみられる」とし韓国側の寺の所有権を認めた一審判決を覆すものだ。
【上昇気流】(2023年2月2日)
編集部 -
映画「アマゾン大冒険」というネイチャー・ドキュメンタリーが日本で公開されたのは2015年1月のこと。フランス・ブラジル合作映画で、主人公であるサルの大冒険を通して、アマゾンの大自然を描いていた。
【上昇気流】(2023年2月1日)
編集部 -
トヨタ自動車の新社長に就く佐藤恒治氏(53)。オンライン記者会見で「車の本質的な価値を守り、新しいモビリティーのかたちを提案したい。新たな時代に向けて挑戦する」と語った。その言や良しである。
【上昇気流】(2023年1月31日)
編集部 -
全国で相次ぐ強盗事件で、日本人の男4人が、身柄を拘束されているフィリピンの入管施設から指示を出していた可能性が浮上している。フィリピンを拠点に特殊詐欺事件を起こしていた70人近い日本人グループの幹部とみられる。
【上昇気流】(2023年1月30日
編集部 -
プレートテクトニクス研究の第一人者で、地球物理学者の上田誠也東大名誉教授が亡くなった。地球表面を覆う十数枚の岩盤(プレート)が移動し、相互作用することで地震や火山活動が起きるとするプレートテクトニクス理論。1960年代後半以降発展し、地球科学に一大転換をもたらした。
【上昇気流】(2023年1月29日)
編集部 -
日本列島は強い冬型の気圧配置で、日本海側は大雪に見舞われ、積雪が平年の数倍に上っている所もある。それに対し、太平洋側は晴天だが、気温が低く風が冷たい天候である。朝のゴミ出しなどの時は特に底冷えを実感する。
【上昇気流】(2023年1月28日)
編集部 -
「怖いね」「ホント物騒」――。そんな会話が周辺で聞かれる。東京・狛江市では90歳の女性が殺害され、家の中が物色された。こうした強盗事件が首都圏や西日本で相次いでいる。治安を巡る潮目が変わったようだ。
【上昇気流】(2023年1月27日)
編集部 -
人口減少で増える空き家対策で、政府は今国会で「空き家対策特別措置法」を改正する方針だ。空き家の総数は20年間で1・5倍に膨らみ、うち居住目的のない空き家が約350万戸あるという。
【上昇気流】(2023年1月26日)
編集部 -
NHKBS1で「銀嶺の空白地帯に挑む~カラコルム・シスパーレ~」という番組を見た。再放送だったが、見逃した番組を見ることができるというのは、失くしたものを見つけたような喜びだ。
【上昇気流】(2023年1月25日)
編集部 -
昔は「文学全集」というものが発刊された。『漱石全集』のような個人全集ではなく、近代文学の多くの作家の作品を全50巻ぐらいで刊行する。1人で1巻であればいいのだが、2人で1巻(時に4人で1巻)という場合もある。
【上昇気流】(2023年1月24日)
編集部 -
NHK大河ドラマ「どうする家康」で、徳川家康は毎回のように難題に直面し、家臣たちから「どうする」「どうする」と決断を迫られ、ほとんどパニック状況になる。そんな過程を経て成長し、泰平の世を築いていくのが見どころのようだ。
【上昇気流】(2023年1月22日)
編集部 -
きょうは旧暦の正月に当たる。日本では1日の元日から正月になるが、韓国や中国では、この旧暦で祝う習慣が残っている。韓国では「ソルラル」、中国では「春節」と呼び、盛大に祝う。この期間は帰省や旅行などで大移動が起こる。
【上昇気流】(2023年1月21日)
編集部 -
1980年代の半ば、哲学者の梅原猛さんは「ホテル・ニューハンプシャー」という米国の小説を読んで衝撃を受けた。同性愛、レイプ、兄弟相姦、麻薬など異常な出来事が日常茶飯事のように描かれていたからだ。それで堪(たま)らず、その驚きを新聞で語った。
【上昇気流】(2023年1月20日)
編集部 -
旧友と会うために久しぶりに銀座に出ると、外国人観光客の姿がかなり見られた。銀座通りを歩く7割方が外国人という新型コロナウイルス蔓延(まんえん)以前の印象からすればまだ少ないが、結構目立つ。
【上昇気流】(2023年1月19日)
編集部 -
かつて米国のワシントンで行われた国際会議に出席した帰路、航空機で東京に戻ったことがあった。窓際の席から大陸の風景を飽かずに眺め、ノートに次々スケッチした。



