[上昇気流]
【上昇気流】(2023年3月21日)
編集部 -
気流子が住む神奈川県のあちこちの桜も花が咲き始め、今週末が見頃かなと楽しみにしていた。しかし、天気は明日あたりから下り坂に向かい、「菜種梅雨」の様相という。土曜日以降は気温もぐっと下がる。
【上昇気流】(2023年3月20日)
編集部 -
大手企業の賃上げ発表が続き頼もしい。日本の雇用の7割を占める中小企業に、大手の「後押し」の効果はあるか。期待したいところだが、不安な要素も少なくない。中小の経営者の高齢化、後継者不足の問題だ。
【上昇気流】(2023年3月19日)
編集部 -
春の雨は温かいというイメージがある。しかし、昨日の東京に降り続いた雨はかなり冷え冷えとしていた。「春雨じゃ、濡(ぬ)れていこう」という新国劇の月形半平太のセリフを思い出すが、とてもそんな気持ちにはなれないほど寒かった。
【上昇気流】(2023年3月18日)
編集部 -
「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ない」――。これはローマ帝国の基礎を築いたユリウス・カエサルの言葉。評論家の塩野七生さんは『ローマ人の物語』(新潮社)の中で、しばしば引用している。
【上昇気流】(2023年3月17日)
編集部 -
戦後最悪とも言われる日韓関係が、ようやく改善に向かって歩み出した。韓国の尹錫悦大統領が来日して岸田文雄首相と首脳会談を行い、「シャトル外交」の復活などで合意した。韓国大統領が来日しての首脳会談は、国際会議に合わせたものを除けば実に12年ぶり。
【上昇気流】(2023年3月16日)
編集部 -
日本オペレッタ協会が創立45周年を迎え、それを記念してオペレッタ「こうもり」の公演が、東京の北とぴあで開かれた。ヨハン・シュトラウス2世による不朽の名作だ。
【上昇気流】(2023年3月15日)
編集部 -
「こんな静かな町で起こるなんて」――。事件現場でTV局のスタッフにマイクを向けられた地元住民がよく発する言葉だが、1月中旬の東京・狛江市の強盗殺人事件も多摩川沿いに土手道が続く平穏な街の一角で起きた。これまでに4人の実行犯が逮捕された。
【上昇気流】(2023年3月14日)
編集部 -
新型コロナウイルス対策のマスクの着用が個人の自主判断となったが、街中やスーパーでは8~9割の人がマスクを着けていた。常に周りを見て行動する日本人、なお様子見が続きそうだ。
【上昇気流】(2023年3月12日)
編集部 -
菜の花の季節である。思い出すのは、東京の市ケ谷から飯田橋にかけての神田川の土手に咲いた菜の花のこと。普段はくすんだような土手が黄色のペンキでも塗られたかのように鮮やかだった。大学に通っていた時は、電車の車窓から見える菜の花に心を癒やされる気がしたものである。
【上昇気流】(2023年3月10日)
編集部 -
近所の公園のモクレンの樹が白い花を一斉に咲かせた。今年もこの時期がやってきたと思う。12年前、三陸地方が巨大津波に襲われた東北地方で生死の戦いが続いていた時もモクレンの花の盛りだったが、被災地のことを思うと花を見ても心が和まなかった。
【上昇気流】(2023年3月9日)
編集部 -
「野は枯れて遊水囲む無辺かな」。埼玉県在住の俳人、松永浮堂さんが地元の渡良瀬遊水地の広大さを詠んだ句だ。収めた句集も『遊水』。ここは茨城、栃木、群馬、埼玉の4県にまたがる湿地帯だ。
【上昇気流】(2023年3月7日)
編集部 -
日本の島の数は、これまで6852とされていたが、実はその約2倍の1万4125だった――。伊邪那岐尊と伊邪那美尊の国生みが再び行われたわけではない。測量技術の進歩により地図表現が詳細化したためだ。
【上昇気流】(2023年3月6日)
編集部 -
教員志望者は減少傾向にあり、人材確保が喫緊の課題。その対策に文部科学省は、小中学校などの教員免許を最短2年で取得できる短大向けの「2種免許」の教職課程を、4年制大学でも特例的に開設可能にすることを決めた。
【上昇気流】(2023年3月5日)
編集部 -
ゴミ置き場に、大きなゴミ袋が多数置かれている日がある。人事異動でこれまで住んでいた場所から新しい所へ向かう近所の住人が、要らなくなったものを処理するためだ。
【上昇気流】(2023年3月4日)
編集部 -
「アヴォーシカ」。聞き慣れない言葉だが、ロシア語で「もしかしたら」という意味だという。旧ソ連時代には人々の持ち歩く「袋」を指した。共産党政権下の物不足が深刻で、もしかして何かを売っていれば、チャンスを逃さず買って入れる。そのための袋である。それで「もしか袋」とも呼ばれた。
【上昇気流】(2023年3月3日)
編集部 -
きょうは桃の節句、ひな祭りだ。最近、古いひな人形を一堂に集めて展示するイベントがあちこちで行われるようになった。千葉県勝浦市では、遠見岬神社の1800体をはじめ市全体にひな人形を飾る「かつうらビッグひな祭り」を開催している。
【上昇気流】(2023年3月2日)
編集部 -
雪山を滑るバックカントリースキーの遭難事故が、各地で多発している。北海道では、道警によると、今シーズンの遭難者は35人(1月29日現在)で、うち外国人は13人。この5年間で251人に上る。
【上昇気流】(2023年3月1日)
編集部 -
生命保険業界の不祥事が相変わらず目立つ。金融庁は、明治安田生命保険の女性元営業部員が契約者から計約2000万円を詐取する不祥事があったことなどを踏まえ、同社に立ち入り検査に入る方針を固めた。



