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豪副首相兼国防相講演 原潜開発 来春にも道筋
編集部 -
来日中のリチャード・マールズ豪副首相兼国防相は8日、都内の笹川平和財団で講演し「豪州は来年の早い時期に、米英豪の安全保障の枠組みAUKUS(オーカス)の下で通常兵器搭載の原子力潜水艦開発の道筋を発表する」と述べた上で、「豪州は同盟国にとり有能な防衛パートナーになるだろう」と強調し、豪日の特別な戦略的パートナーシップを深化させたい意向を表明した。
ロシア内陸部にドローン攻撃 ウクライナが報復攻撃示唆
編集部 -
ウクライナ国境から500キロ以上離れたロシアの複数の空軍基地が、ウクライナによるものとみられるドローン攻撃を受け炎上し、ロシア国内に動揺が広がっている。一方で国内では銃器や爆発物を使った犯罪が急増しており、前線に送るために囚人を釈放したことが原因との指摘がある。ラトビアに拠点を置くロシアの独立系メディア「メドゥーザ」はロシア政府が実施した非公開の世論調査で、戦争継続支持が25%に急落したと報じた。
カスティジョ大統領を罷免 身柄を拘束 ペルー
綾村 悟 -
南米ペルーの国会(1院制・定員130人)は7日、急進左派のカスティジョ大統領に対して野党が提出していた弾劾決議案を賛成多数で可決、同大統領を罷免した。同日付でボルアルテ副大統領(60)が大統領に昇格し、ペルー初の女性大統領が誕生した。
イラン空爆想定し共同軍事演習 米・イスラエル
森田 貴裕 -
イランが11月、核施設で新たに濃縮度60%のウラン製造を始めた。バイデン米大統領が目指す核合意再建交渉が行き詰まる中、イスラエル軍と米軍によるイランとその代理勢力に対する空爆を想定した共同軍事演習が実施された。一方のイランは、イスラエルへの攻撃リストを公表した。イランの核開発をめぐり中東で緊張が高まっている。
「信教の自由」で政府に請願 欧米の宗教関係者が憂慮
編集部 -
米ワシントンの「国際宗教自由(IRF)円卓会議」(グレッグ・ミッシェル、クリス・サイプル共同議長)がこのほど、日本政府の法相、文科相、文化庁宗務課、警察庁長官、消費者庁長官、米国務省などに宛てて、日本の宗教の自由が脅かされていると憂慮し、「信教の自由を侵すような規制方策を導入しないよう求める」との請願書を送っていたことが分かった。
第15旅団が格上げ「防衛集団」へ 中国の覇権主義に対応
豊田 剛 -
防衛省は台湾有事を念頭に、沖縄県の防衛、警備を担当する陸上自衛隊第15旅団(那覇市)の機能を強化する。拡充した部隊には、住民避難など国民保護に関する地元自治体との調整を担わせる方向で検討。また、弾道ミサイル防衛(BMD)システムを増強する計画も進められている。
親北団体が中高生取り込み 韓国 尹政権退陣デモに勧誘
上田 勇実 -
韓国の革新系団体「ろうそく中高生市民連帯」が中高生に対し、尹錫悦政権退陣を求める集会に勧誘したり、革新行政の予算を使って北朝鮮礼賛の教育をしていることが明らかになり、物議を醸している。同連帯は強硬な親北勢力の影響下にあり、学生たちは無意識にそうした思想に染まる危険にさらされている。
中国・ウルムチ火災 国際社会は原因究明迫れ 世界ウイグル会議総裁が会見
編集部 -
新疆ウイグル自治区・ウルムチで11月24日に起こった火災で複数のウイグル人が死亡したことを受け、世界ウイグル会議のドルクン・エイサ総裁が5日、都内で記者会見を開いた。
ギャング掃討に1万人 エルサルバドルで兵士動員
綾村 悟 -
中米エルサルバドルのブケレ大統領は3日、ギャング掃討作戦として、国軍兵士ら1万人を動員し、ソヤパンゴ市(人口約29万人)を包囲した。エルサルバドルでは、ギャングによる凶悪犯罪の増加が問題となっており、ブケレ大統領は今年3月、非常事態宣言を出してギャング掃討の動きを強めていた。
ブラジル次期大統領が訪米へ バイデン米大統領と会談
編集部 -
南米ブラジルの左派・ルラ次期大統領は2日、来年1月1日の大統領就任前に訪米し、バイデン米大統領と会談する意向を明らかにした。ブラジルメディアが報じた。
権力一元化で安定危うく 中国の習一強体制(上) アジア太平洋交流学会会長 澁谷 司氏に聞く
WEB編集部 -
5年に1度開催される中国共産党大会が10月下旬閉幕し、今後5年間の新体制が決まった。異例の3期続投を果たした習近平国家主席は「習一強体制」構築に成功したかに見える。だが「硬い木は折れ、柳に雪折れなし」との言葉通り、強権は時にもろさを露呈させる。中国は今後、どこに向かうのかアジア太平洋交流学会会長の澁谷司氏に聞いた。今回と次週の2回にわたって掲載する。
フランスパンが無形文化遺産 「250グラムの魔術」とマクロン氏
安倍 雅信 -
国連教育科学文化機関(ユネスコ)は30日、フランスパン「バゲット」を無形文化遺産に登録したことを明らかにした。登録内容は「バゲット作りの伝統とそれをめぐる生活習慣」で、米国を公式訪問中のマクロン仏大統領はバゲットを握って演説し、「250㌘の魔術と完璧さ」と登録を喜んだ。
東西欧州、狭間の「難民収容国」オーストリアへの流入が急増
編集部 -
冷戦時代、地理的に東西両欧州の間に位置するオーストリアにはソ連・東欧共産圏から200万人以上の政治亡命者が殺到し、オーストリアは「難民収容国」と呼ばれた。冷戦後も同国には経済難民が流入している。ネハンマー首相はここにきて「収容できる限界を超えている」と述べ、難民が流入する西バルカン・ルートへの対策に乗り出している。
EU大統領が訪中へ 仏大統領も来年早々 3期目習氏、巻き返しか
安倍 雅信 -
欧州連合(EU)のミシェル大統領は12月1日、中国を訪問し、習近平国家主席と会談する予定だ。今回は中国の招待で実現することになったもので、EUとの関係修復に向け巻き返しを図る狙いが中国側にあるとみられる。10月に3期目に入った習氏に会うための訪中は、EU首脳としては4日のドイツのショルツ首相に次いで2人目となる。
創価学会に飛び火した「宗教2世」「高額献金」問題を報じる新潮・文春
岩崎 哲 -
「宗教2世」や「高額献金」が創価学会へ飛び火している。早晩、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)だけでなく、他の新興宗教にも攻撃の矢が向けられることは想像された。真っ先にターゲットにされたのが、与党の一角に食い込んでいる公明党の支持母体、創価学会だ。
【記者の視点】サッカーW杯大金星 大恩人ドイツへの恩返し
編集部 -
まさしく11月23日は、記録・記憶に残る日になったに違いない。中東初、カタールで開催中のサッカーのワールドカップ(W杯)で、日本は優勝候補のドイツ相手にジャイアントキリング(圧倒的格上のチームに格下のチームが勝つこと)を起こした。
イスタンブールで爆弾テロ シリア国境付近で報復の応酬
森田 貴裕 -
トルコの最大都市イスタンブールの中心部で13日、爆弾テロ事件が発生し6人が死亡した。トルコ当局は、反政府武装組織クルド労働者党(PKK)が関与したと主張し、実行犯のシリア国籍の女を含め、17人を逮捕した。トルコ軍は、報復として国境を接するシリアとイラクの北部にあるPKKなどクルド人武装勢力の拠点を空爆した。
【韓国紙】長期間空席のままの大統領室報道官
セゲイルボ -
尹錫悦政権の大統領室報道官が長期間空席のままだ。姜仁仙前報道官が9月7日、海外広報秘書官兼外信報道官へ席を移してから76日経(た)つが後任の人選がなされていない。非常に異例である。
窃取した仮想通貨が財源 北の核・ミサイル開発 実行組織「金正恩から寵愛」
上田 勇実 -
北朝鮮が「新型」の大陸間弾道ミサイル(ICBM)をはじめとする各種ミサイルを相次ぎ発射する中、核・ミサイル開発に必要な資金を、仮想通貨の窃取により賄っている問題が改めて浮上している。米当局は窃取された規模はここ2年で約1400億円に達するとみており、脅威にさらされている日米韓3カ国は対策強化に乗り出した。



