安倍襲撃 宗教と政治とメディア

【社説】安倍氏銃撃1カ月 真相究明から目を逸らすな

安倍晋三元首相が奈良市で選挙の街頭演説中に銃撃され、非業の死を遂げてから1カ月が経過した。国会での追悼演説もまだ行われず、容疑者が動機を世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への恨みと供述したことから、容疑者への同情論まで出てくる異常事態となっている。

安倍元首相襲撃 朝日は真相解明を棚上げ、左派弁護士は“共闘”

読売編集委員の片山一弘氏は自身が選者を務める「よみうり時事川柳」の7月掲載分から印象に残ったものを紹介している(31日付「川柳うたた寝帳」)。「海外に安倍氏のレガシー教えられ」「国葬の喧騒よそにただ悼む」。

安倍元首相殺害 容疑者「減刑」署名増加の怪

インターネットの世界では今、大変なことが起こっている。今月15日にオンライン署名サイトで、山上徹也容疑者の減刑を求める署名イベントが立ち上げられ、28日深夜に1500人を超え、29日夕には2200人を超えるまでになった。

安倍氏銃撃、山上容疑者の逆恨みを煽ったのは「歪んだ情報」か

安倍晋三元首相が凶弾に倒れてから10日経(た)った。テレビ、新聞、週刊誌、ネットなどあらゆるメディアに、事件に関する情報が溢(あふ)れている。日本を代表する政治指導者が凶弾に倒れ、国内外に衝撃を与えたのだから当然のことだ。

山上容疑者は「信者でない」 安倍氏銃撃事件で家庭連合

安倍晋三元首相が死亡した銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者(41)の動機が「特定の宗教団体への恨み」という報道を受け、世界平和統一家庭連合(家庭連合)は11日、東京都内で記者会見を開いた。

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