[韓国紙セゲイルボを読む]
【韓国紙】日本人の「選択的すみません」と「歴史潔癖」
セゲイルボ -
先月初めに日本に行ってきた。初めての日本訪問は13年前の京都だった。その後、機会があるごとに日本のさまざまな都市を回ってきた。初めは韓国と日本は似ている点が多いと思ったが、訪問を繰り返すたびにその考えが必ずしも正しいわけではないという方向に傾いた。代表的な違いといえば、「すみません」という言葉を頻繁に使いながら暮らす日本人たちの言語習慣ではないかと思う。
【韓国紙】3月より静かな雰囲気の首脳会談
セゲイルボ -
尹錫悦大統領は8日、「韓日首脳会談で議論された安保産業、科学技術、文化、未来世代の交流などに関連し、徹底した後続対策に臨んでほしい」と参謀らに求めた。
【韓国紙】韓流ブーム20年「相生・協力で共存共栄を」
セゲイルボ -
20周年を迎えた日本国内の韓流ブームの安定した持続のために何をしなければならないか。孔炯植(コンヒョンシク)駐日韓国文化院院長が語った。
【韓国紙】金総書記 太陽節に錦繍山宮殿参拝せず
セゲイルボ -
15日は北朝鮮最大の名節とされる“太陽節”だ。これは金正恩朝鮮労働党総書記の祖父金日成(1912~94年)の誕生日4月15日を賛えようと制定した日だ。
【韓国紙】光化門の「月台」を復元する意味は
セゲイルボ -
最近、光化門の前が以前とは違っている。文化財庁とソウル市は光化門の月台(正殿前に張り出した台)復元のために直線だった光化門前の道路を丸く迂回(うかい)させたのだ。なぜ通行する道路を使いにくくするのかと不平を言う人も少なくない。
【韓国紙】過去乗り越えてこそ未来に進める
セゲイルボ -
今月11日、駐米日本大使館で働く日本人外交官の自宅の夕食に招待された。昨年末、自宅に招いて夕食会をしたお返しだった。お好み焼きとたこ焼きを焼いて雰囲気が和むと、自ずと韓日関係の話が出た。
【韓国紙】未来志向の韓日関係構築は可能か
編集部 -
昨年、ある外交関係者は「外交に一方的な勝利はない」と話した。受けるべきことは受けて、譲歩するべきことは譲歩しなければならないという一般論的な話ではあった。だが1965年の「国交正常化以後、最悪の関係」だという日本を相手にしなければならないことの難しさを吐露し、成果に対する期待値を下げる必要があるという意味だったので、印象深かった。
【姉妹紙韓国紙セゲイルボを読む】ウクライナ兵器支援 韓国の選択は
セゲイルボ -
ロシアのウクライナ侵攻から始まった戦争が1年を越えた。世界史的に類例がないほど軍事・安保の地形を変貌させた。新型コロナウイルスによる沈滞局面からちょうど抜け出そうとしていたグローバル経済にも大きな衝撃を与えた。平和を前面に出した交渉論は力を失い、新冷戦によってブロック化現象が目立った。米国をはじめとした自由陣営とロシア側に立った諸国の代理戦の様相が深化したのだ。
【韓国紙】韓国の22年出生率は“世界最低”0・78
セゲイルボ -
歴史家エドワード・ギボンは『ローマ帝国衰亡史』で「人口急減がローマの衰亡を呼び起こした一つの要因」と分析している。その通りだ。人口は経済力と国防力の源泉であり、国家維持の根本動力だ。
【韓国紙】命懸けで韓米相互防衛条約締結した李承晩
編集部 -
李承晩(イスンマン)は1960年4・19革命で下野した。下野ならば田舎にでも行って悠々自適に過ごしたろうが、李承晩は米ハワイに追われて寂しい死を迎えた。李承晩を取り上げるのは尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の最近の姿と重なって見えるからだ。「独自核武装の可能性」発言のためだ。
【韓国紙】北朝鮮が望む韓国の「核開発」
セゲイルボ -
北朝鮮の核兵器が日々高度化する中で、韓国政府と国民の不安感をなだめるために米国が韓米原子力協定の改定に乗り出さなければならないという専門家の見解が紹介されて注目されている。1974年に締結され、2015年に改定された同協定は軍事分野の協力は扱っておらず、ここに拡大抑止(核の傘)強化に関する内容を盛り込まなければならないというのだ。
【韓国紙】国家の未来を脅かす労組「民主労総」
セゲイルボ -
ヴィルヘルム・グロナウは西独最大労組のドイツ労働組合連盟で暗躍した代表的な東独スパイだ。1957年に会員数600万の同連盟に浸透した彼は議長秘書兼統一担当部署の責任者として働きながら工作活動を繰り広げた。
アマチュア防疫外交を展開する韓国
セゲイルボ -
中国で昨年12月7日、全面的な防疫緩和措置を施行した後、初めて迎える春節(旧正月)連休(21~27日)近くに訪れた北京首都国際空港は雰囲気が完全に変わっていた。
【韓国紙】自動車の成否分ける“動くエンタメ”
セゲイルボ -
最近ある輸入車ブランドのセダンに試乗し、運転でなくエンターテインメントを体験するために後部座席で長い時間を過ごした。操作ボタンを押すと運転席と後部座席の間を仕切る大型ディスプレーが下りて、両サイドと後ろの窓もブラインドが広がった。画面にだけ没入できる薄暗い空間になったのだ。
【韓国紙】尹大統領の“核武装”発言で波紋
セゲイルボ -
北朝鮮の核問題と関連し、尹錫悦大統領の発言が国内外に波紋を起こしている。「北核脅威がさらに深刻化する場合」という条件付きだが、韓国大統領が公開で「独自核武装」に言及したことは初めてだからだ。
【韓国紙】与党は“尹心”より民心ではないのか
セゲイルボ -
共に民主党内には特別な反響を残せなかったが、文喜相元国会議長の「狡兎三窟()」発言は新年の政界の話題とするに値する。万一に備えて三つの穴を掘っておくウサギのように危機管理をしなければならないという意味だ。
【韓国紙セゲイルボ】将来への期待と憂慮が交差する癸卯年
セゲイルボ -
癸卯(みずのとう)年の新年が明けたが、大韓民国の将来に対する期待と憂慮が交差している。大韓民国は全世界が注目するほどの圧縮した経済成長と民主化の成功で賛辞を受けたが、発展国家モデルと権威主義統治による構造的な脆弱(ぜいじゃく)性のため今日の経済と政治は安定しているとは言い難い。
【韓国紙】経済危機対応のロードマップ作成を
セゲイルボ -
来年の韓国経済の展望は暗い。高物価・高金利・高為替レート(ウォン安)の3高寒波に伴う景気減速圧力は日増しに大きくなっている。大多数の国内外主要機関の来年の韓国経済成長率の見通しは1%台にとどまる。韓国銀行が1・7%、国策研究院の韓国開発研究院(KDI)が1・8%だ。
【韓国紙】「安全」で国民引き裂く“政治屋”たち
セゲイルボ -
10月末に発生したソウル“梨泰院圧死惨事”は重ね重ね残念なニュースだ。外信でも「海外10大ニュース」の一つに選ばれそうな事故であった。発生2カ月になりつつあるが、遺族の胸の痛む思いは少しも解消される気配がなく、むしろ問題を増大する政治勢力は溢れるのに、解決する政治家は見当たらない。
【韓国紙】修能試験が祝祭になる世の中を夢見て
セゲイルボ -
毎年12月の本格的な入試時期に入ると、メディアは大学修学能力試験(修能=日本の大学入学共通テストに相当)の満点者を紙面に載せる伝統がある。今年も違わず現役2人、浪人1人がその光栄に浴した。



