[地球だより]
異なるバレンタインの風習 米国から
編集部 -
6歳の息子が通う学校の担任の先生から2月14日にバレンタイン交換会をやるとメールが来た。「各生徒は、クラスの生徒20人分のプレゼントを用意してください」とのことで、学校では当日、生徒たちがそれぞれ、プレゼントを入れる大きな袋を作り、プレゼントを交換するという。
消えゆく老舗温泉ホテル 韓国から
編集部 -
毎年今の時期は一年で最も寒く、温泉旅行に出掛けるにはもってこいだ。韓国でも温泉はなかなかの人気で、入り方は日本と基本的に変わらないが、垢(あか)すりに精を出したり、45度くらいはありそうな「熱湯」と呼ばれる湯船と水風呂を往復したり、長時間サウナで汗を絞ったりと、どちらかといえばワイルド系だ。とはいえ近年は韓国も飽食になったせいかおなかが出ている人が結構いて、最近太り気味の筆者でも気後れ(?)せずに入れる。
足の長さ世界2番目の女性亡くなる モンゴルから
編集部 -
モンゴルの名を世界に刻んだ若い女性が、天に召された。1月21日、「世界で2番目に長い足」を持つ女性とされるモンゴル出身のボド・レンツェンホルローさんが急死したと、兄のアンフエルデネさんがSNSで公表した。英タブロイド紙が彼女を紹介した2020年7月に29歳とされていたことから、まだ30代前半の若い命。まずは冥福を祈りたい。
食器はプラスチック イスラエルから
編集部 -
イスラエルでは、お祝いなどで人が集まると、使い捨てのプラスチック製品をよく使う。初めてユダヤ人の友人から食事に招待された時には、テーブルの上に並べられた皿、コップ、ナイフ、フォーク、スプーンなどすべての食器がプラスチック製で驚いた。食事が終わると、ビニール製のテーブルクロスで食器ごと丸めてゴミに出す。貴重な水で食器を洗う必要はなく、後片付けがとても楽だ。
動物大国のような「シャカラ」 ブラジルより
編集部 -
知人が郊外に持つ「シャカラ」に家族で招かれた。年越しは、除夜の鐘ならぬ街中に響き渡る盛大な打ち上げ花火で迎えたが、その後は緑に囲まれた郊外で知人たちとシュラスコパーティー。ブラジルならではの年越し・新年の過ごし方だった。
「サケ」人気は本物 韓国から
編集部 -
韓国でも新型コロナウイルスの感染状況が安定的に管理できていることを受け、ついに屋内のマスク着用が「義務」から「勧告」になることが決まった。こうなると国民の気持ちにもゆとりが出始め、特に「アフター6」(韓国の退勤時間は午後6時)を楽しむ人々が増えてくる。そのとき、友人と、恋人と、会社の同僚と親睦や愛情を深めるのに欠かせないのがお酒だが、最近は通な飲み方として日本酒を求める人が増えている。
空の安全を維持する日まで ネパールから
編集部 -
新年早々、飛行機墜落事故が起きた。15日、カトマンズからやや北西100キロ余りに位置する都市ポカラの空港付近でイエティ航空691便が墜落した。搭乗した72人全員死亡という大惨事で、このうち半数はネパール人、他はインド、ロシア、韓国、アルゼンチン、オーストラリア、フランス、アイルランド人だった。
遅れる「ヒトラーの生家」改修工事 オーストリアから
編集部 -
オーストリアのオーバーエスタライヒ州西北部イン川沿いのブラウナウ・アム・インには、アドルフ・ヒトラーの生家がある。その生家から100㍍余り北の方向に歩くとイン川が流れている、その川を越えるとそこはドイツのバイエルン州だ。もし、ヒトラーの生家がイン川を越えた所にあったならば、ヒトラーはドイツ人だ。実際は、生家はオーストリア領土内にあったから、ナチス・ドイツの指導者ヒトラーの国籍はオーストリア人だった。
発砲事件への不安が生むパニック 米国から
編集部 -
米首都ワシントン郊外のバージニア州北部にある大型ショッピングモールで新年早々の1日、買い物客たちが突如パニックになり逃げだすという騒ぎがあった。この混乱は、銃撃事件が起きたとのうわさによって引き起こされた。だが、地元警察によると、実際には発砲はなかった。モール内の宝石店で男がショーケースのガラスを割り、盗みを働いたことが発砲のうわさに発展したようだ。
気まずい会食相手 韓国から
編集部 -
ある大手新聞が新年企画で実施した世論調査で興味深い結果が出た。政治理念が異なる人と食事したり一杯やることについて「気まずい」と答えた人が4割で、「気まずくない」(5割)より少ないながら「半数近くに達した」(同紙)。政治談議好きな韓国人らしい質問と答えだが、理念の分断が社会に影を落としているのを裏付ける形になった。
涙の男とクールな女 ベトナムから
編集部 -
陸路で中国からベトナムに入った時、なぜか今でも忘れない光景がある。国境の町モンカイからハノイに向かう長距離バス停で見たものだ。バスの後部座席には1人の若い女性が乗っていた。窓の外には恋人と思われる青年が力なくたたずんでいる。
花火で迎える新年 イスラエルから
編集部 -
目まぐるしかった2022年が過ぎ去り、イスラエルにも2023年が訪れた。イスラエルの社会は一般的にユダヤ暦にのっとっているため、国中が新年ムードというわけではない。それでも、近年イスラエルでは、ユダヤ人も日本人のようにイベントとしてクリスマスを祝ったり、年末にパーティーをする会社も増えている。
タマネギの高騰で悲鳴 フィリピンから
編集部 -
2年間の新型コロナウイルスによるロックダウンを乗り越え、規制もほとんど緩和されたフィリピンでは、クリスマスが盛り上がりを見せている。しかしインフレによる物価の高騰が国民の財布を直撃している。
油の奇跡、ハヌカ イスラエルから
編集部 -
イスラエルでは18日夜から26日まで、ユダヤ教のハヌカ(清めの祭り・光の祭り)を祝い、街々に設置された大きなハヌキヤという八枝の燭台には、毎夕火が灯(とも)されている。
スキンヘッドの“市民権” 韓国から
編集部 -
もう10年以上前だが、先輩格の韓国人記者と外で一緒に昼飯を取った帰り道、後ろから突然「このハゲオヤジが」と言われたことがある。驚いて振り向くと、韓国人記者の同僚が笑いながら近づいてきた。



