防衛・沖縄

【国境警報】接続水域に中国海警4隻 沖縄・尖閣沖

第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は18日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。

保革一騎打ち 沖縄県知事選の前哨戦

7月10日に投開票が見込まれる参院選の公示まで1週間となった。玉城知事を支える革新系「オール沖縄」が支援する現職の伊波洋一氏(70)=無所属=と、政権与党が擁立する元総務官僚で新人の古謝玄太氏(38)=自民公認、公明推薦=の事実上の一騎打ちとなる模様だ。9月に予定される知事選を占う前哨戦としても大きな意味を持っている。

【国境警報】空自緊急発進 5月は119回

 防衛省はこのほど、領空侵犯の恐れがある外国機に対する航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)が5月は119回だったと発表。そのうち、対中国機が7割強に当たる93回、対ロシア機が26回だった。

【国境警報】ロシア軍艦 津軽海峡通過 今年4回目 頻度増え警戒

防衛省統合幕僚監部は9日、ロシア海軍のバルザム級情報収集艦が津軽海峡を通過したと発表した。ロシア軍艦の同海峡通過は今年4回目。国際海峡のため通過に法的問題はないが、頻度が増しており、防衛省は警戒するとともに意図などを分析している。

【国境警報】露機、日本領空へ直進飛行 4機で異例ルート、挑発か

防衛省統合幕僚監部は8日、ロシア軍のものとみられる航空機4機が7日夜、日本海側から北海道西方に飛来したと発表した。領空侵犯はなかったが、領空に向かって直進ルートで飛行。こうした飛行経路は異例で、防衛省はロシアによる挑発行為の可能性もあるとみて警戒している。

自衛隊沖縄配備から50年 地方協力本部講演会 立役者の石嶺邦夫氏

沖縄の本土復帰50周年を迎えた5月15日、自衛隊も配備から50周年を迎えた。配備に向けた環境整備から実際の配備までの間、激しい迫害を受けたが、それらを乗り越えて現在がある。沖縄の自衛隊誘致を実質的に一任された石嶺邦夫氏が自衛隊沖縄地方協力本部が主催する記念講演会で50年間を振り返った。

【国境警報】接続水域に中国海警2隻

第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は4日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の「海警」2隻がとどまっていると発表した。

沖縄県知事選 自民、候補に佐喜真前宜野湾市長

8月25日告示、9月11日投開票の沖縄県知事選に向けて、県政奪還を目指す自民党県連は5月28日、知事選の候補者に前宜野湾市長の佐喜真(さきま)淳氏(57)の擁立を決めた。現職の玉城デニー知事(62)も6月中に出馬を表明する予定で、「選挙イヤー」の天王山と位置付けられる知事選が一気に活発化する。

【国境警報】接続水域に中国海警4隻

第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は28日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。

【沖縄祖国復帰50年】沖縄と本土の絆強化を 都内で祝賀式典 第二尚家23代当主・衞氏

縄祖国復帰50周年を記念し22日、東京都内で祝賀式典(主催=日本沖縄政策研究フォーラム)が行われた。琉球王家の末裔(まつえい)で第二尚氏第23代当主の衞(まもる)氏(71)が出席し、「本日の式典を新たな出発点として、正しい琉球の歴史文化を継承発展させ、沖縄と内地の絆をさらに強めていきたい」と語った。

【国境警報】接続水域に中国海警4隻 沖縄・尖閣沖

第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は21日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側の接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。

【上昇気流】(2022年5月21日)

今年の直木賞に輝いた今村翔吾氏の『塞王の楯』は安土桃山期の城造りを担った石工集団の物語だが、沖縄にもグスクと呼ばれる城塞がある。世界遺産の勝連城や今帰仁(なきじん)城の石垣は実に見事で、何度見ても飽きない。

【国境警報】沖縄―宮古間を中国爆撃機通過

防衛省統合幕僚監部は18日、中国空軍のH6爆撃機2機が沖縄本島と宮古島の間を通過したと発表した。爆撃機は東シナ海方向から南下し、沖縄南方の太平洋上を周回飛行して戻った。周辺の海域では、今月初めから空母「遼寧」など中国海軍の艦艇が活動を続けており、同省は関連を含め、詳しく分析している。

対立より「明るい明日」を 祖国復帰50年 各地でイベント

沖縄県は15日、祖国日本に復帰してから50周年を迎え、これを祝うイベントが各地で開かれた。政府と県が主催した記念式典は基地問題をめぐる両者の対立の影響で祝賀ムードは限定的だった。民間団体が主催した行事はそれとは対照に、復帰に対しての感謝や明日への希望に満ちあふれた内容だった。

地理的優位性生かし新時代へ

沖縄が祖国日本に復帰して50年という喜ばしい節目を迎えた。だが、玉城デニー沖縄県知事の行動が祝賀ムードに水を差している。復帰50年に際し、政府に対して意見を申し立てる「建議書」を作成し、首相官邸を訪ねて岸田文雄首相に手渡したからだ。

【国境警報】中国公船が領海侵入 空自緊急発進 4月は46回

沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で14日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入した。尖閣沖での中国公船の領海侵入は、10日以来で、今年8回目。

【社説】沖縄復帰50年 自立的発展促す振興政策を

沖縄県はきょう、1972年の本土復帰から50年を迎えた。政府・県共催の式典には岸田文雄首相が出席する。

沖縄から改憲議論盛り上げよ 元自民党沖縄県連会長 西田健次郎氏

1963年、米国民政府(USCAR)が運営する琉球大学に入学した。私と同世代は27年にわたる異民族の軍事占領に喘(あえ)いでいた。

助け合い精神の継承を 琉球大学名誉教授・平良一彦氏

高校卒業後、長崎大学で学び、復帰の時は同大学に在籍していた。本土の大学に行ったのは、日本人として自由に日の丸を振りたいという思いがあり、早く本土に復帰したいという思いを強く持っていたからだ。

【連載】祖国復帰50年 新時代への提言(5)

高校を卒業した後は教員を務めていたが、沖縄バスに勤務していた父親に誘われて1953年、入社した。米統治下でスタートしたバス事業で、最初に使った車両は、軍用のトラックにホロを掛け、後方のはしごから乗り降りする粗末なものだった。戦争で鉄道を失った沖縄では唯一の公共大量輸送機関として親しまれた。

注目記事