防衛・沖縄
「美ら島レスキュー2022」3年ぶり実施
沖縄県と自衛隊第15旅団が共催する災害対処訓練「美ら島レスキュー2022」が11日から3日間の日程で行われた。沖縄での大地震とそれに伴う津波の発生を想定し、情報収集から意思決定までの一連の図上訓練が県庁を中心に実施されたほか、宮古島では陸自が警察や消防などと連携し、人命救助や炊き出しなどの実動訓練を行った。
【国境警報】今年初めて中国公船4隻が領海侵入 沖縄・尖閣沖
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で10日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入し、2時間近くにわたって航行した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は今年初めて。
沖縄の冬は暖かい?
沖縄と言えば「常夏の島」をイメージする人も多いだろう。ハワイほどではないが、実際に沖縄の冬は本土と比べて暖かい。昨年12月の平均気温は約18度で、最高気温も25度を超えた日がほとんどだった。
国連「先住民族勧告」撤回の意見書 宮古島、豊見城両市議会で採択
沖縄県民を「先住民族」であるとする国連の勧告に対し、撤回を求める意見書採択を要求する陳情がこのほど、宮古島、豊見城両市議会で採択された。陳情は県内の保守系地方議員で構成される議連が提出したもので、玉城デニー知事に対しても同勧告について県民に説明するよう求めている。
「サイエンステックフェス2022」開催 沖縄県那覇市
沖縄県は、科学技術に対する理解と関心を高めることを目的に、昨年11月12日~12月11日の1カ月間を「おきなわサイエンステック月間」に定め、さまざまな行事が行われた。その締めくくりとして未就学児から高校生、その保護者を対象にした「サイエンステックフェス2022」が12月11日、那覇市のサンエー那覇メインプレイスで開かれた。さまざまな実験が行われ、子供たちは目を丸くし、高校生たちは研究発表を行った。
年越しは沖縄そばで
大晦日(おおみそか)の風物詩と言えば年越しそばだ。年の瀬に新年に期待を馳(は)せながら啜(すす)るそばの味は、普段とは違った深みがある。ここ沖縄では年越しの際、「沖縄そば」を食べるのが主流。沖縄で過ごす初めての年末は、郷に従い沖縄そばを頂くことにした。
「新たな50年」創るスタートに 「PROJECT50」が初のシンポジウム
沖縄の祖国復帰50年の節目に当たり、次の50年でさらに沖縄をより良くしていこうと、有志の若手企業家らが立ち上げたチーム「PROJECT50」が12月26日、那覇市の八汐荘で初のシンポジウムを開いた。那覇市の古謝玄太副市長など未来を担う若手企業家らが集まり、沖縄の教育と経済に焦点を絞り意見交換をした。
【国境警報】中国公船、尖閣沖で72時間領海侵入 国有化以降の最長更新
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で日本の領海に侵入していた中国海警局の「海警」2隻が25日、領海を出た。72時間45分にわたり日本漁船に接近するなどしており、領海内に連続で滞在した時間は、7月の64時間17分を上回り、12年の同諸島国有化以降で最長となった。
【国境警報】中国公船2隻が領海に侵入 沖縄・尖閣諸島沖 先の2隻は外へ
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で22日から日本の領海に侵入していた中国海警局の「海警」2隻が23日、領海を出た。一方、別の「海警」2隻が23日午前8時10~20分ごろ、大正島西北西の領海に侵入した。海保が、近くで操業する日本漁船に近づかないよう警戒している。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は今年28、29回目。
【国境警報】中国公船が領海侵入 沖縄・尖閣沖で日本漁船に接近
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で22日、中国海警局の「海警」2隻が日本の領海に侵入した。日本漁船に接近しようとしたため、海上保安庁の巡視船が安全を確保し、領海外へ出るよう警告した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は2日連続で、今年28回目。
【国境警報】「海警」4隻 領海に侵入 沖縄・尖閣沖
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で21日、中国海警局の「海警」4隻が約1時間半にわたり、日本の領海に侵入し航行した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は11月25日以来で、今年27回目。
沖縄県知事選敗北の自民 県連新体制へ
沖縄県知事選や参院選、市長選など重要な選挙が多かった「選挙イヤー」2022年が終わろうとしている。自民党は七つすべての市長選で擁立候補が勝利した一方で、最重要選挙である9月の知事選で敗北した。これを受け、県連は執行部を刷新して再出発を図るが、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」陣営は総括のないまま年の瀬を迎えようとしている。
【国境警報】中国海軍測量艦1隻が領海侵入 11月以来、通算9回目
防衛省は19日、鹿児島県・屋久島の周辺海域で、中国海軍の測量艦1隻が日本の領海に侵入したと発表した。中国軍艦の領海侵入は11月以来で、今年5回目、通算では9回目となった。政府は外交ルートで懸念を伝達した。
謎残る栄町居酒屋殺人事件
居酒屋が所狭しと並び、昔ながらの那覇市の賑(にぎ)わいを見せている栄町市場の一角にある居酒屋「おでん東大」の店主の女性が今年夏、殺害された。この事件で、被害者の娘の許田美香容疑者(34)と夫の盛哉容疑者(34)が6日、殺人容疑で逮捕され、県民を震撼させた。
ホテル、旅館は深刻な人手不足 10月の国内観光客は過去最多も
政府の観光支援策「全国旅行支援(全国旅行割)」の影響で沖縄観光の需要が伸び、10月の国内観光客数は過去最多を記録した。その一方で、ホテルや旅館の人手不足が深刻化。レンタカー不足にも拍車がかかっている。新型コロナウイルス感染をきっかけに、沖縄観光は量から質への転換が求められている。
本格的な衣替えは12月
沖縄の11月は全国同様、暖かい日が続いた。12月4日に行われたNAHAマラソンも、通常は寒空の中で実施されるが、この日の那覇市の最高気温は26度で、ランナーの多くは蒸し暑い気候に苦戦。途中棄権する選手が続出した。
第15旅団が格上げ「防衛集団」へ 中国の覇権主義に対応
防衛省は台湾有事を念頭に、沖縄県の防衛、警備を担当する陸上自衛隊第15旅団(那覇市)の機能を強化する。拡充した部隊には、住民避難など国民保護に関する地元自治体との調整を担わせる方向で検討。また、弾道ミサイル防衛(BMD)システムを増強する計画も進められている。
【国境警報】中国公船が領海侵入 沖縄・尖閣沖 76ミリ砲搭載か
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で25日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入した。うち1隻はこれまでで最大の76ミリ砲を搭載しているとみられる。一部が日本漁船(9・1トン、乗員3人)に接近しようとしたため、海上保安庁の巡視船が漁船の安全を確保した上で、領海外へ出るよう警告した。



