防衛・沖縄

【国境警報】中国公船2隻が日本漁船に接近 領海侵入、沖縄・尖閣沖

沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で20日、中国海警局の「海警」2隻が日本の領海に侵入した。日本の漁船に接近しようとしたため、海上保安庁の巡視船が安全を確保し、海警に対し領海外へ出るよう警告した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は11~12日以来で、今年14回目。

【国境警報】中国艦5隻 沖縄で艦隊行動 防衛省警戒「極めて異例」

防衛省統合幕僚監部は18日、中国海軍の艦艇5隻が二手に分かれて沖縄県の先島諸島を挟むように航行する艦隊行動を行ったと発表した。こうした行動の確認は初で、同省は「極めて異例」と分析。「軍事的プレゼンスを拡大する動き」として警戒を強めている。

沖縄に「三重の危機」 仲村覚氏が県議選出馬表明

保守系シンクタンク「日本沖縄政策研究フォーラム」理事長で国民保護研究会会長の仲村覚氏は10日、那覇市の県庁で記者会見を開き、来年の県議会議員選挙(2024年6月24日任期満了)に那覇市・南部離島区(定数11)から保守系無所属として立候補する意向を表明した。

「オール沖縄」衰退顕著に

米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対や、自衛隊の防衛力強化反対などを訴える市民団体らが13、14の両日、「平和行進」と「県民大会」を開催した。コロナ禍以前と比べ参加者は大幅に減少。また9日には、辺野古移設反対の国会請願署名で集まった22万筆のうち県内はわずか2万7000筆だったことなども判明し、かつての「オール沖縄」勢力の衰退ぶりが顕著となっている。

【国境警報】中国公船が領海に侵入 今年13回目、漁船に接近 沖縄・尖閣沖

沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で11日、中国海警局の「海警」2隻が日本の領海に侵入した。中国公船による尖閣諸島沖の領海侵入は4月26日以来で、今年13回目。

うちなータイムの原因は?

沖縄には「うちなータイム」という言葉がある。沖縄独自の時間感覚を表すもので、飲み会や集会などの行事が予定より遅れて始まることや、遅刻してくる人が多いことを指す言葉だ。

北朝鮮衛星の落下に備え 先島へのPAC3配備に遅れ

防衛省・自衛隊は、北朝鮮が打ち上げを計画する人工衛星の日本領土内への落下に備え、沖縄県の石垣島や与那国島など先島諸島に航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)等の配備を進めている。しかし、港や空港の使用許可などを巡る県の対応により輸送に遅れが生じている。配備先の与那国町長などからは、県に対し積極的に配備に協力するよう求める声が上がっている。

【国境警報】「海警」4隻 尖閣沖領海侵入

沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で26日、中国海警局の「海警」4隻が約1時間半にわたり、日本の領海に侵入し航行した。3月30日~今月2日の領海侵入以来で、今年12回目。 

【国境警報】中国爆撃機が2日連続 沖縄・宮古島間を往復

防衛省によると22日、中国軍のH6爆撃機2機が、沖縄本島と宮古島の間を通過し太平洋に出て再び東シナ海に戻った。中国爆撃機は21日午後にも同様のルートで2機が飛行しており、2日連続となった。

中国との異様な距離感 玉城知事、7月訪中を検討

玉城デニー知事は14日の定例会見で、7月上旬に中国訪問を検討していると明かした。

【国境警報】22年度の緊急発進778回 中国無人機増 気球警戒も-防衛省

防衛省は18日、領空侵犯の恐れのある航空機に対する自衛隊の緊急発進(スクランブル)が、2022年度は778回だったと発表した。約4分の3が中国機に対するもので、特に無人機への対応が急増。今年2月の米国による中国の偵察気球撃墜を受け警戒を強化したため、国籍や正体不明の飛行物体などを示す「その他」も増加した。

孔子廟撤去求める原告敗訴 上告へ 福岡高裁那覇支部

那覇市の松山公園内にある儒教の祖・孔子を祭る久米至聖廟(しせいびょう)(以下、孔子廟)に関して、市の設置許可は憲法の政教分離原則に反するとして、市が孔子廟を管理する久米崇聖会(そうせいかい)に対し撤去を求めないことの違法性の確認が焦点となった住民訴訟(孔子廟第2次訴訟)の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部(谷口豊裁判長)はこのほど、原告側の控訴を棄却した。原告側は上告する構えだ。

お墓で宴会?清明祭とは

沖縄では4月上旬、二十四節気の一つ「清明」入りに合わせ、「清明祭(シーミー)」が行われる。門中(親類・親族)が一堂に会し、お墓の掃除やお供えをして先祖供養をし、そのまま墓前で飲食する行事のことで、「御清明(ウシーミー)」と呼ぶ地域もある。

南西諸島周辺の緊迫続く 宮古島沖 陸自ヘリ事故

沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH60JA」が行方不明となった事故は依然、捜索活動が続いている。そんな中の8日、中国は台湾周辺で軍事演習を開始。その一方で、米軍のF16戦闘機2機が宮古島市の下地島空港に緊急着陸するなど、南西諸島周辺は緊迫した状況が続いている。

【国境警報】防衛省 中国空母「山東」、沖縄南方に 太平洋航行は初 運用能力向上か

防衛省は6日、中国海軍の空母「山東」が沖縄県の波照間島南方の太平洋を航行するのを確認したと発表した。山東は中国初の国産空母で、太平洋上の航行が確認されたのは初。同省は外洋での運用能力を得たとみて警戒している。

紅芋タルトが品薄に

コロナ禍から一転、沖縄に観光客が戻り始めている。那覇市の商店街「国際通り」は大勢の観光客でにぎわいをみせている。中でも、沖縄の老舗菓子メーカー御菓子御殿(本社・読谷村)の店舗前には、紅芋タルトを購入するため連日長蛇の列ができ注目を集めている。

自治体主体で国民保護訓練を 「国民保護研究会」発足

有事の際の国民保護について議論する「沖縄県国民保護研究会」がこのほど発足した。3月25日に浦添市内で開かれた発足集会で、呼び掛け人の仲村覚氏(日本沖縄政策研究フォーラム理事長)は、「県民保護の責任者は県知事」と語り、自治体が主体となった国民保護訓練の実施を求めた。

【国境警報】中国公船4隻 領海に侵入 日本漁船に接近 沖縄・尖閣沖

沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で30日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入した。日本漁船に接近しようとしたため、海上保安庁の巡視船が安全を確保し、領海外へ出るよう警告した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は24日以来で、今年11回目。

沖縄の不発弾事情

沖縄では、不発弾処理に関するニュースを頻繁に見聞きする。筆者が赴任して間もない昨年12月、ある日の白昼、那覇市内の建物の中で「ドン!」と突き上げるような衝撃を感じた。その日、那覇新港で7発の不発弾処理が海中で行われていたことを後日ニュースで知り、衝撃を受けた経験がある。

陸自・石垣駐屯地開設 南西諸島防衛の「空白」解消

陸上自衛隊石垣駐屯地が16日、同市に開設された。地対空・地対艦ミサイル部隊などが配備され、南西諸島防衛がさらに強化された。17日には県庁で国民保護訓練が実施されるなど、有事への備えは高まりつつある。一方で駐屯地周辺では反対派による抗議活動が続いており、同日の市議会では共産党市議が自衛官を差別する旨の発言を行い、撤回を求められる一幕があった。

注目記事