23年に核抑止力を真っ向から否定する朝日の北のプロパガンダ的社説

空想論かざす朝毎東

東京も同様で申し合わせたように「『核には核で』の危うさ」(同28日付)としている。こんな核抑止否定論の方がよほどか危ういと多数派は思うに違いない。その点、毎日は「核抑止力と外交の両論で」(同28日付)と核抑止力を否定しておらず、まだしもだが、金正恩政権に「外交」が通用しない今日、両論ではなく、せめて「外交を望むが、それができないのであれば、安全を望む」の一言ぐらいあってしかるべきだ。安易な両論は「安全保障」を揺るがす。

朝毎東はG7広島サミットを前に核廃絶論をかざしている。露中北の第五列を担う気がないなら空想論はとっとと引っ込めろ、と言いたい。

(増 記代司)