朝日が採用するマルクス式「党派性」眼鏡、保守潰しに便利な革命理論

レッテルを編み出す

このように家庭教育支援には真理性(道理)がある。条例や法律ができたからといって教団が何らかの利益を受ける党派性はない。それを朝日はマルクス式の党派性の眼鏡をもって教団(絶対悪)=家庭教育支援の構図を描き、「家庭潰(つぶ)し」を企てている。

「米帝の手先」はもはや通用しない。それに代わって半年前の安倍晋三元首相銃撃事件後、朝日は「教団の手先」というレッテルを編み出した。家庭教育支援も憲法改正も防衛力強化も教団関連の国際勝共連合の主張だから(令和5年運動方針=思想新聞1月1日付)、これを唱える保守論客に「教団の手先」のレッテルを貼って潰しにかかれる。マルクス唯物論は朝日にとって便利な革命理論なのである。

(増 記代司)