旧統一教会信者の自民県議に「踏み絵」迫る実態暴露した田﨑史郎氏

日本を反宗教国家に

野党は来年4月の統一地方選を前に、自民と教団との関係を追及しよう、と手ぐすね引いている。番組出演した立憲民主党の長妻昭・政務調査会長は次のように語った。

「自民党は決別すると明確に言っているが、そうでないという報道もある。地域によっては統一地方選挙の争点になる」と踏み絵を煽(あお)った。

そんなだから、長妻氏の宗教認識はめちゃくちゃだ。「日本は先進国の中でカルト天国」と語り、立民は今後、“カルト規制”に力を入れることを示唆した。何を根拠に日本は「カルト天国」というのか分からないが、宗教についての常識を持つ政治家なら「カルト」という概念曖昧な言葉は使わない。

政治が宗教の善しあしを判断することは、政治による内心への介入で、民主主義の破壊につながるからだ。あえてそこに力を入れるのなら宗教無知を通り越し反宗教である。立民党は日本を反宗教の“天国”にしようというのか。

(森田清策)