ウクライナで劣勢の露、中東での情報戦は「勝利か」と英サイト指摘

域内に批判勢力なし

フォーク氏はアラブ諸国でロシアのプロパガンダが効果を上げていることについて、①域内でのロシアの影響力を継続的に批判する政治勢力がほとんどない②西側メディアは偏向しているという見方が根強い③報道の自由が制限されているため、メディアへの信用度が低く、国民はソーシャルメディアで流れる情報を信用する―の３点を挙げている。

フォーク氏は、「現状を見る限り、…ロシアは中東での情報戦に勝利できるようだ」と結論付けている。

（本田隆文）