容疑者のメールアドレスが書き込みに
「DD」の書き込みは旧統一教会「反対派」のスタンスで、教祖が死去した年の2012年にあった。「やや日刊カルト新聞」(事件後、ワイドショーなどによく登場する鈴木エイト氏らが執筆、「政治家の接点」報道のネタ元らしい)読者であることや、削除された全国霊感商法対策弁護士会連絡会代表世話人の山口広弁護士に対する下世話なある投稿の内容を知りたいとの問い合わせや、韓国在住日本人女性の旧統一教会に反対するサイトからの引用が見られる。
が、8年後の20年12月、突然、教団を滅ぼすため人生を捨てる決意を表明した。「まだ足りない」と。そうハンドル名を変えてのことだ。この投稿だけメールアドレスが付いていた。そして「銃が欲しい」だ。これに注目するコンタクトはなかっただろうか。協力者の存在は、これこそ闇だ。
(窪田伸雄)



