雑誌記者の実情は?
同誌は、「大手マスコミは彼女らを守ることなく、永田町の論理でそれを無かったことにするのか」と憤る。そして、「沈黙を守ったままでは、セクハラの“隠蔽”に加担することになる」と糾弾すらしてみせる。
同誌がいう大手マスコミとは新聞社やテレビ局のことを主に言っている。では雑誌の女性記者にはそんなことは起こらないのだろうか。特ダネや著名人の原稿を取るためにセクハラに耐えている記者はいないのだろうか。次は思い切って自社のケースを書き出してほしい。“隠蔽(いんぺい)”せずに。なければないで、それは幸いなことだ。



