2四半期ぶりのマイナス成長に対策で具体論が少なかった各紙社説

輸出以上に輸入増加

1~3月期のマイナス成長の主因は、読売などが示すように、横ばいだった個人消費ではなく、輸出以上に輸入が伸びたことだった。

「新型コロナ対応という明確な要因が作用したマイナスを過度に悲観する必要はない」(日経)、「内需は数字ほど悪くない可能性もある」(本紙)わけで、対策は消費刺激にこだわる必要はなさそうである。

(床井明男)