国内

【宗教と政治】共産主導の徹底調査意見書 相次ぎ否決

全国の多くの地方議会で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と地方議員らとの関係断絶やさらなる調査・追及を国などに求める意見書が日本共産党の主導により提出されたが、自民党議員らの反対多数で相次いで否決されている。一方、自民党本部は同教団や関連団体との関係を「厳に慎む」よう地方組織にも周知し順守を徹底する方針だが、地方の事情との乖離(かいり)もある。

漢字絵など約100点展示 山内ジョージさんの文字絵が一堂に/仙台

宮城県出身の漫画家・イラストレーターの山内ジョージさんが長年描き続けてきたユニークな文字絵を紹介する特別展「山内ジョージ文字絵の世界」が、仙台文学館(仙台市)で展示されている。猫やゴリラなどを描き込んだ動物文字絵や、さまざまな絵柄を組み合わせた漢字絵など約100点だ。

現実主義、法治の新時代開く 東国武士の土地への執着

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送に合わせ、今年は鎌倉幕府や北条氏に関する出版が相次いだ。そんな中で、歴史小説の第一人者として活躍した永井路子の『つわものの賦』(昭和53年、文藝春秋)と、同じく司馬遼太郎『街道をゆく四十二三浦半島記』(平成8年、朝日新聞社)を読んで、改めて両作家の確かな史眼に感心させられた。

反共の教団叩きに偏執 志位共産委員長、ツイートで独演

共産党の志位和夫委員長がツイッターで「サンデー毎日」11月6日号に掲載されたジャーナリスト田原総一朗氏との対談「どうなる!?旧統一教会との最終戦争の結末」での発言を引用し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対して「今度は決着つけるまでとことんやりますよ」と息巻いている。

【連載】全国弁連「霊感商法被害」の実相(下) 「被害件数」を人数のように装う

全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は、安倍晋三元首相が凶弾に倒れた直後、容疑者の一部供述内容が奈良県警から流され、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に注目が集まると、テレビ番組や立憲民主党、共産党など野党のヒアリングで、霊感商法の被害は今も続いており、1987年から2021年まで全国弁連と消費者センターに寄せられた相談件数は3万4537件、被害額は1237億円だと宣伝した。

【連載】全国弁連「霊感商法被害」の実相(上) 昨年の「被害」は2件、91万円

多くの緊急課題が山積する中、国会では世界平和統一家庭連合(家庭連合)による被害の救済策や教団への解散命令をめぐる議論が過熱している。その前提となってきた教団の過去のトラブルに関する情報は、ほとんどが全国霊感商法対策弁護士連合会(全国弁連)によるもので、特に霊感商法の被害については独占的に情報を提供し、世論形成を主導してきた。しかし、その統計資料には大きな問題が潜んでいることが明らかになった。

色の変化をイメージ 「大曲の花火ダリア」10品種咲く/秋田県

紫色の花を夜空に咲かせ、最後に先が銀色に乱れる花火をイメージした「紫銀乱(むらさきぎんらん)」。全国的に有名な「大曲の花火」にちなんで開発されたダリアが、秋田県大仙市の県立農業科学館の広場で次々と花を咲かせている。

城下町全体の臨場感伝える 一乗谷朝倉氏遺跡博物館オープン

福井市の一乗谷(いちじょうだに)朝倉氏遺跡博物館が、10月1日、オープンした。中世都市としては日本最大規模の遺跡の一角に建ち、戦国武将・朝倉氏が築いた城下町全体の姿を臨場感たっぷりに伝えている。

見えない力 写真で捉える 「野口里佳 不思議な力」展展/東京都写真美術館

題名になった〈不思議な力〉は2014年に発表されたシリーズで、日常生活の中にあふれている不思議な力を、写真で捉えようとして始まった。その力とは重力や、磁力や、表面張力のことで、目には見えない力を実験的に可視化してきた。

【NEWSクローズ・アップ】旧統一教会迫害 全体主義を彷彿

国連経済社会理事会で特殊諮問資格を持つ欧州の非政府組織「良心の自由のための団体と個人の連携(CAP―LC)」は、日本で安倍晋三元首相銃撃事件を機に起きている世界平和統一家庭連合(旧統一教会)信者への人権侵害について、国連自由権規約人権委員会に追加報告書を提出した。

【おことわり】誤解を誘うTBS「報道特集」について

安倍晋三元首相を追悼する「安倍元総理デジタル献花プロジェクト」に世界日報社が関わりがあるかのような報道が、15日放送のTBS「報道特集」でありましたが、世界日報社は同プロジェクトに一切関わりはありません。

【連載】安倍元首相 暗殺の闇 第1部 残された謎(4) 訪台決定期と重なる襲撃決意

事件の取材を進める中で、一つの大きな疑問点が浮かび上がってきた。それは、なぜ7月8日が山上徹也容疑者の安倍晋三元首相襲撃の日となったのか、ということである。

楠木正成奉納の甲冑など展示 「時代を変えた兵」展/春日大社国宝殿

奈良市の春日大社国宝殿で夏・秋季特別展として「春日大明神に祈る時代を変えた兵(つわもの)頼朝・義経から幕末まで」が開催中だ(12月13日まで)。国宝殿は春日大社が所有する国宝354点、重要文化財1482点を中心に多数の文化財を所蔵。時の有力者たちの奉納品を多く所蔵し「平安の正倉院」とも称される。

企画展 秋田の縄文遺産/県立博物館

令和3年に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産登録を果たした。大湯環状(おおゆかんじょう)列石と伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡という二つの遺産を擁する秋田県だが、県内にある国・県指定の縄文時代の優品を集めた「企画展秋田の縄文遺産」が秋田県立博物館(秋田市)で開かれている(11月6日まで)。石や漆、魚、土器、そしてマツリ関連の土偶など縄文の全体像に迫る。

再来年創建1300年 日本三大史跡の一つ多賀城/宮城県

2年後に陸奥国府多賀城(国特別史跡、宮城県多賀城市)の創建1300年を迎える県と市では、記念事業として「多賀城外郭南門復元整備事業」を進めている。このほど、古代の軍事関連の役所が並んだ城前官衙(じょうまえかんが)地区の復元整備の大半が完了した。2年後に南門が完成した暁には、全国レベルの名所として登場することが期待されている。

【連載】安倍元首相 暗殺の闇 第1部 残された謎(3) 凶行誘った誤情報・反アベ宣伝

山上徹也容疑者は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する恨みから、同教団の友好団体であるNGO組織(UPF=天宙平和連合)に寄せられた安倍晋三元首相の動画メッセージを見て「殺害を決意した」という。

新型潜水艦「じんげい」が進水式 神戸

海上自衛隊に2024年3月に引き渡し予定の潜水艦の命名・進水式が12日、神戸市の三菱重工業神戸造船所で行われた。

【連載】安倍元首相 暗殺の闇 第1部 残された謎(2) 威力ある銃 1人で製造?

安倍晋三元首相の暗殺に使用されたのは、山上徹也容疑者による手製銃だった。インターネットを通じ材料を購入し、作り方の情報も得たという。

【連載】安倍元首相 暗殺の闇 第1部 残された謎(1) 救命医と警察 背反する所見

安倍晋三元首相が、凶弾に倒れてから3カ月以上が過ぎた。安倍氏が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に近いと容疑者が思い込んだことが、犯行の動機との供述がリークされたが、事件の真相・全容は闇の中だ。在任期間憲政史上最長の元首相の命を奪った暗殺事件の真相を探る。

【連載】TBS「報道特集」 反統一教会活動家との〝接点〟(下)

TBSが会員となっている日本民間放送連盟(民放連)は「放送によって傷ついたり不快な思いをする方が出ないよう、各社が『番組基準』を策定する際の参考」として、共通のルール「放送基準」をまとめている(公式ウェブサイト)。

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