国内
交通混乱が続く北海道、 空港で660人一夜明かす
記録的大雪に見舞われた北海道では、24日も交通の混乱が続いた。22日に全便が欠航した新千歳空港は23日から滑走路の運用を再開したが、JR札幌-新千歳空港間の運転再開が24日未明にずれ込み、到着客のうち660人が空港で一夜を明かした。JR北海道の在来線の一部はいまだに除雪が追い付かず、全面復旧の見通しは立っていない。
日大ラグビー部ヘッドコーチに菊谷崇氏が就任
日大ラグビー部は24日、新ヘッドコーチに元日本代表主将の菊谷崇氏(42)が就任すると発表した。3月1日付。東京都内で記者会見した菊谷氏は、「選手とコミュニケーションを取って、主体的に行動できる環境をデザインしたい」と抱負を述べた。
日本ハムの臨時コーチ、室伏広治長官がトリ
新庄監督が臨時コーチとして招いたスポーツ庁の室伏広治長官が選手を指導した。2004年アテネ五輪の男子ハンマー投げで金メダルを獲得した長官は「大きな力を出すための体の使い方」をテーマに教えた。
ソフト事業の復興「あと10年以上かかる」
東日本大震災から11年を迎えるのを前に、宮城県の村井嘉浩知事は22日、時事通信などのインタビューに応じた。道路整備などのハード事業はほぼ完了した一方で、阪神大震災の復興状況を踏まえ、被災者の心のケアといったソフト事業の完遂には「あと10年以上はかかる」との考えを示した。
神戸の槙野智章、さすがの嗅覚で同点弾
相手の一発退場により、戦局は神戸に傾いた。1-2の終盤に試合は動く。「この日が待ち遠しかった。ゴールもピッチに立っている姿も見せられてよかった」。今季から「敵地」となった埼玉スタジアムで、槙野が主役の座を奪った。
日本ハムの五十幡亮汰、自慢の俊足に磨き
日本ハムでチームきっての俊足を誇る五十幡が、自慢の武器に磨きをかけている。新庄監督が臨時コーチとして招いた元阪神の赤星憲広さんからも盗塁の技術を吸収。今季は80盗塁を目標に掲げる23歳は「生かすかつぶすかは自分次第。生かせるようにやっていかないと」と決意新たに話す。
「戦争反対」「平和を」在日ウクライナ人がデモ
ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親露派支配地域の独立を認め、軍事的緊張が高まる中、東京都港区のロシア大使館近くで23日午後、平和を求める在日ウクライナ人らがデモを行った。約50人が参加し、「戦争反対」などと書かれたプラカードを掲げ、「ウクライナに平和を」とシュプレヒコールを上げた。
御柱祭「木落し」行わず、巨木を車両で運搬
1200年以上続く諏訪大社(長野県諏訪市など)の「御柱祭」で、巨木に大勢の氏子が乗って急斜面を駆け下る最大の見せ場「木落し」が行われないことになった。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、同社大総代が22日、山から切り出した巨木を町中に運ぶ「山出し」にトレーラーなどの車両を使用すると発表した。
レスリングの須崎優衣選手、来年キッツに入社へ
東京五輪レスリング女子50㌔級で金メダルを獲得した須崎優衣選手(早大)が、来年4月に総合バルブメーカーのキッツ(千葉市)に入社することが内定し、22日発表された。
上昇気流(2022年2月24日)
「どうして山の小説を書かないのですか」――。『日本百名山』を著した深田久弥に、ドイツ文学者で立教大学山岳部の部長を務めた福田宏年が質問した。「山にはドラマがないからな」。
ウクライナ情勢緊迫で株大幅続落、金は最高値
ウクライナ情勢が一段と緊迫化したことを受け、22日の東京市場では投資家がリスクを回避する動きが強まった。日経平均株価は一時、前日終値から600円超下落して4営業日続落。一方、商品市場では安全資産とされる金は現物、先物ともに連日で最高値を更新し、ロシアからの供給不安が高まった原油も急伸した。
日本芸術院の新会員にちばてつや氏など9人
功績のある芸術家を顕彰する日本芸術院(高階秀爾院長)は22日、新会員に漫画家のつげ義春=本名柘植義春=(84)、ちばてつや=本名千葉徹弥=(83)両氏を含む9人を選んだと発表した。漫画家が選ばれたのは初めて。作家の五木寛之氏(89)、指揮者の小澤征爾氏(86)も選出した。
看板猫ランキング、長野の「きなこ」が1位
2月22日は「ニャン」の鳴き声にちなんだ猫の日。2022年の今年は2が六つ並び、「スーパー猫の日」とも呼ばれる。旅行予約サイト「楽天トラベル」がこの日に合わせて発表した「2022年全国の宿 自慢の看板猫ランキング」で、長野県野沢温泉村の桐屋旅館の「きなこ」が1位を獲得した。
原告夫妻「子育てしたかった」 、勝訴も悔しさ
「子育てしたかった思いは変わらない」。旧優生保護法の強制不妊をめぐる訴訟で、22日の大阪高裁判決は国の賠償責任を初めて認めた。原告の大阪府の夫妻は勝訴を歓迎する一方、手術が奪ったものの大きさに思いを寄せ、悔しさをにじませた。
ヤクルトの村上宗隆、打撃の修正力に手応え
遅れを取り戻したいヤクルトの村上が、志願して出場した楽天との練習試合で、早くも一発を放った。1月下旬に新型コロナウイルス陽性となり、1軍キャンプには今月19日に合流したばかり。一日でも早く実戦での感覚を取り戻したい思いがあった。
岐阜県、新庁舎前に淡墨桜2世を植樹
岐阜県庁前の公園に、国の天然記念物に指定されている「淡墨桜(うすずみざくら)」の2世となる桜の木が植樹された。高さ約10メートルの成木で、2日午前、クレーンでつり上げて植え付けられた。
全国知事会長「ピークアウトに見えない」
全国知事会の平井伸治会長(鳥取県知事)は21日、新型コロナウイルス対策をめぐり、山際大志郎経済再生担当相とオンラインで意見交換した。平井氏は感染状況について「高止まりが続いている。ピークアウトと言われるが、現場では決してそのようには見えないところがある」と指摘し、国民に対策の継続を呼び掛けるよう要請した。



