国内
母親の立ち直る姿、ボランティア活動の原動力に
困窮する沖縄県内の女性に食糧支援をするボランティア団体「女性を元気にする会」代表のゴージャス理枝さんはこのほど、悩み相談ホットラインの「沖縄命(ぬち)の電話」(比嘉門雄山専務理事)が主催する集会(沖縄県那覇市の首里公民館)で記念講演した。
福島の中間貯蔵施設、除染土の搬入が完了へ
東京電力福島第1原発事故に伴う除染で取り除いた土の中間貯蔵施設(福島県大熊町、双葉町)への搬入が3月末までにおおむね完了する見込みだ。除染土は2045年までに福島県外の最終処分場に移すことが法律で定められているが、受け入れ先は決まっていない。
皇后杯サッカー、三菱重工浦和が悲願の初優勝
重かった扉をようやくこじ開けた。6度敗れた決勝の舞台で三菱重工浦和が初の皇后杯タイトルを獲得。2021年から指揮を執る楠瀬監督は「我慢比べかなと思っていた。何とか取れてよかった」と選手をたたえた。
大阪・びわ湖毎日マラソン、 23歳星岳が初挑戦V
歴史のあるびわ湖毎日マラソンと大阪マラソンが統合し、生まれ変わったレースの「初代王者」は23歳の星だった。2時間7分31秒。「この記録で優勝とは考えていなかったので驚き。うれしいし、思い入れのある大会になった」。初マラソン日本最高記録を更新した新鋭は、素直に喜んだ。
あさま山荘事件50年、突入志願「使命を果たす」
過激派グループ連合赤軍のメンバーらが長野県軽井沢町の「あさま山荘」に立てこもった事件は、人質救出とメンバーらの逮捕から28日で50年となる。県警機動隊の分隊長として山荘への強行突入に加わった箱山好猷さん(86)が取材に応じ、当時の緊迫した様子を語った。
在宅被災の困難今も、「伴走型」支援で改善へ
東日本大震災の際、避難所などに行かず自宅で生活を続けた「在宅被災者」は、11年たつ今も、修繕が終わらないなどの苦難に直面する。支援団体や専門家が連携して個別に被災状況を把握し、改善につなげる「災害ケースマネジメント」と呼ばれる新たな試みが成果を挙げており、次の災害に備え制度化を求める声も高まっている。
コロナワクチンの小児接種、一部自治体で開始
新型コロナウイルスワクチンの5~11歳向け接種が、26日から一部自治体で始まった。対象となる小児は700万~800万人ほどで、有効成分量は12歳以上の3分の1。ワクチンは21日の週から全国に順次配送されており、接種は3月以降に本格化する見通しだ。
東京ディズニー、入園者数が累計8億人を突破
オリエンタルランドは26日、東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(いずれも千葉県浦安市)を合わせた入園者数が累計8億人を突破したと発表した。東京ディズニーランドの開業は1983年4月で、38年318日での達成となった。
「プーチンを止めて」「最大限の制裁を」
ロシア軍のウクライナ侵攻から3日目を迎えた26日、首都キエフの攻防が激しさを増す中、日本に住むウクライナ人らは「プーチンを止めて」と訴え、ロシアに対する最大限の経済制裁を求めた。
「日本の伝統的酒造り」、無形文化遺産に提案へ
文化審議会は25日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産の候補に、日本酒や焼酎、泡盛など、こうじ菌を使った日本の伝統的な酒造りの技術を提案すると決めた。関係省庁連絡会議での了承を経て、3月末にユネスコに提案書を出す。2024年11月ごろに開かれるユネスコの政府間委員会で、登録の可否が審議される見通し。
塩野義製薬、新型コロナの飲み薬を承認申請
塩野義製薬は25日、新型コロナウイルスの飲み薬について、厚生労働省に製造販売の承認を申請したと発表した。承認されれば国産の飲み薬は初めてとなり、国内での治療薬の安定供給につながりそうだ。同社は、臨床試験(治験)の完了前に実用化を認める「条件付き早期承認制度」の適用を求めている。
世界の巨壁に挑み続ける登山家の姿を追う
2021年、登山界最高の栄誉といわれる、「ピオレドール生涯功労賞」を受賞し、今も世界の巨壁に単独で挑み続けている登山家・山野井泰史氏のドキュメンタリー映画作品『人生クライマー ~山野井泰史と垂直の世界~』が3月18日~24日まで、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで開催する「TBSドキュメンタリー映画祭2022」で上映される。
国公立2次前期日程が始まる、23万人が志願
国公立大2次試験の前期日程が25日、全国で始まった。文部科学省によると、169大学583学部に23万3997人が志願し、募集人員に対する志願倍率は前年並みの2・9倍だった。新型コロナウイルス感染拡大を受け、文科省は各大学に対し、追試験の実施や2次試験のみの合否判定など、受験機会の手厚い確保を要請している。
巨人の菅野智之、譲れぬ開幕登板とV奪還
キャンプ打ち上げのこの日、巨人の菅野はファンにあいさつした。「チーム一丸となり、今年は日本一を取りたい」。昨季は自己最少の6勝。リーグ3連覇も逃した屈辱を胸に、この1カ月間を走り切った。
人を幸せにする経営、28の企業と団体が受賞
業績ではなく人を大切にする組織を表彰する「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞(主催=同大賞実行委員会・人を大切にする経営学会など)の受賞者が24日、都内で発表された。12回目となる今回は、過去最多の168件が応募し28の企業と団体が受賞した。
永遠の「連隊旗手」、石原慎太郎氏の政治と文学
今月1日亡くなった石原慎太郎氏は、衆院議員や東京都知事など政治家として活躍する間も作家活動を続けた。同じく保守の論客で文壇のスターだった三島由紀夫との対談をまとめた、『三島由紀夫石原慎太郎全対話』(中公文庫)は、友人でありライバルでもあった二人がなれ合いを排し、真剣勝負で臨んだ対談が収められている。
4月の東証市場再編、 「経過措置」 の方針は年内に
日本取引所グループ(JPX)の清田瞭最高経営責任者(CEO)は24日、東京都内で開かれた内外情勢調査会で講演した。傘下の東証で4月に実施する市場再編で、上場基準に達しない企業でも希望の市場に当分の間とどまれる「経過措置」の方針について、年内に決定する意向を示した。上場企業の新陳代謝を促し、市場活性化を目指す考えだ。



