国内
高峰譲吉没後100年展 世界的化学者 起業家の顔も
金沢市の金沢ふるさと偉人館では、世界的な化学者高峰譲吉の没後100年を記念した企画展「Try,Try Again!―二千五百年の歴史に於て初めての人―」が始まった。
猫神さん お松大権現を訪ねる
トラはネコ科なので、寅(とら)年にちなみ猫の神社に初詣しようと1月に訪れたのが、徳島県阿南市加茂町にある神社・お松大権現(阿瀬川寛司社主)。単立の宗教法人お松権現社が設けた神社で、親しみを込め「猫神さん」と呼ばれている。
【解説】野党の術策にはまった自民党
自民党は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や関連団体との関係について点検し、179人の接点があったと報告した。しかし、違法性のないことまで敢えて質問して回答を求めたのは、安倍晋三元首相の銃撃犯が旧統一教会に恨みを持つ人物だったとの警察情報によって巻き起こった同教団批判と政治家の関係を暴き立てる報道が過熱したことが背景にある。
中国政府の言語剥奪 「文化弾圧の現状知って」 モンゴル人ら渋谷駅前で訴え
南モンゴル(中国・内モンゴル自治区)でモンゴル語の使用が制限されている現状を訴えるため、同自治区出身のモンゴル人らが4日、東京・渋谷のハチ公前広場で抗議集会を行った。
企画展「白瀬隊のペンギン」 秋田
今から約百年前、白瀬矗(のぶ)を隊長とした白瀬南極探検隊は南極に向かう海上で、船をめがけて遊泳してくる水鳥(みずどり)を網で捕獲した。日本人が初めて接したペンギンだった――。数多くのペンギンとの出合いを、隊員らの記録した絵と文章、写真、映像で紹介する企画展「白瀬隊のペンギン」が秋田県にかほ市の白瀬南極探検隊記念館で開かれている。
白河の関を越えた優勝旗 新たな東北像印象付ける
今夏の全国高校野球選手権大会で宮城県の仙台育英高校が東北初の優勝を飾り、優勝旗の「白河の関」越えを果たした。この「白河越え」には東北人の歴史的なさまざまな思いがこもる。
【フランス美術事情】ライヒェルの「内なる光」展
19世紀後半に古典的手法を脱却した西洋美術は、印象派、フォビスム、キュビスム、シュルレアリスム、抽象表現主義、ポップアートなど、さまざまな個性あふれる運動を展開した。同時に、この時期は産業革命と科学の台頭、そして戦争も無視することはできない。
「まるで魔女狩り」 朝日新聞が“密告”促すアンケート
朝日新聞が全国の都道府県議に対し行っている「旧統一教会に関するアンケート調査」の内容を、本紙はこのほど入手した。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)および関連団体と都道府県議員との関係を具体的かつ詳細に問い、関係のあった議員に対しては「今後の関係を見直しますか」といった選択を迫る問いを設けている。また、希望者には匿名を認め、「問題があると思う議員の行為などの情報があればご記入ください」という情報提供まで呼び掛け、関係のある議員を“密告”することまで促している。アンケートを受け取った議員からは、「不快な魔女狩りだ」との声が上がっている。
世論迎合、基準なき断絶表明 自民 党内調査は“踏み絵”
自民党は31日、党総裁である岸田文雄首相が記者会見で、旧統一教会(世界平和統一家庭連合、略称家庭連合)との関係断絶を宣言する一方、党役員会でも関連団体を含めた関係断絶を基本方針として確認。茂木敏充幹事長は、順守できない議員とは「同じ党で活動できない」とまで述べた。
【上昇気流】(2022年8月30日)
来月27日に行われる安倍晋三元首相の国葬に際し、政府は各省庁に弔旗掲揚や黙祷(もくとう)による弔意表明を求める閣議了解を見送る方針を固めたという。哀悼の意を示す閣議了解は、2020年の中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬などでも行われてきた。国葬で行わないというのは筋が通らない。
企画展「今昔妖怪・もののけ展」 山形
山形県山形市の山寺芭蕉記念館では、企画展「今昔妖怪・もののけ展―異界探訪 鬼退治伝説から呪術師まで」で、妖怪が日本文化の中でどのように語り継がれ、表現されてきたのかを、江戸初期から現代に至るまでの妖怪画や造形作品約50点で紹介している。
西村賢太氏と藤澤清造の墓に詣でる
今年2月54歳で亡くなった作家、西村賢太氏が眠る石川県七尾市の西光寺にある墓に詣でた。西村氏の墓は氏が心酔した七尾生まれの大正時代の私小説作家、藤澤清造の墓と対をなす生前墓として用意されていたものだ。
【記者の視点】「関連団体」とは何か 思想、行動の自由に抵触しないか
今の政界は旧統一教会(世界平和統一家庭連合、略称・家庭連合)問題で揺れている。岸田文雄首相は内閣改造と自民党役員人事を8月10日に早めて断行したが、前日に「旧統一教会との関係を…自ら点検し厳正に見直してもらうこと」が人事の「前提となる」と表明し、改造人事の一つの目的が旧統一教会との関係見直しであることを明らかにした。
「メメント・モリと写真」展 東京都写真美術館
東京都写真美術館で「メメント・モリと写真」展が開かれている。「メメント・モリ」とはラテン語で「死を想え」という意味。日常生活が死と隣り合わせであることを示した警句だった。
北海道・北東北の縄文遺跡群 世界文化遺産登録から1周年
先月27日で「北海道・北東北の縄文遺跡群」がユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されて1周年を迎えた。同遺跡群の世界遺産登録は文化遺産として北海道では初めてのこと。今後の取り組みなどについて、北海道中央バス観光事業推進本部副本部長で、これまで遺産登録に向け先陣を切ってきた北の縄文道民会議常務理事・事務局長の戎谷侑男氏に聞いた。
終戦77年 不戦の誓い新た 戦没者追悼式 コロナで3年連続縮小
終戦から77年を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれた。天皇、皇后両陛下や岸田文雄首相、遺族ら992人が参列。天皇陛下はお言葉で今年も「深い反省」との表現で追悼を表し、感染拡大を続ける新型コロナウイルスについても言及された。



