ホンジュラス 台湾と断交 国交樹立の中国 強まるの外交攻勢
中米ホンジュラス政府は25日、台湾との断交を発表した。同国外務省は25日、中国政府が主張する「一つの中国」政策に同意する形で「ホンジュラス政府は中国政府が唯一の中国と認める」との談話を発表した。台湾と外交関係を持つ国は、これで13カ国となった。
BRICS銀総裁にブラジル元大統領 国家不正会計で罷免のルセフ氏
中国やブラジル、ロシアなど新興5カ国が創設した「新開発銀行(通称BRICS銀行)」の新総裁に24日、ブラジルのルセフ元大統領が選出された。ルセフ氏は、大統領在任中だった2016年に政府会計の不正操作に関与したとして罷免されており、ブラジル国内からは同氏の選出に対して批判の声も上がっている。
拷問や性暴力の実態証言 ウイグル問題 米下院特別委公聴会
中国問題を集中的に扱う米下院の「米国と中国共産党の戦略的競争に関する特別委員会」は23日、中国新疆ウイグル自治区における少数民族弾圧をテーマとする2回目の公聴会を開催した。強制収容所に入れられた経験のある女性らがその実態を証言したほか、ウイグル問題を研究する専門家は、弾圧に関与した中国政府関係者への制裁などを求めた。
TikTok、CEO初証言 米議会公聴会で超党派議員から集中砲火
中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の周受資・最高経営責任者(CEO)が23日、米議会の公聴会で初めて証言した。利用者データが中国政府に流出しているとの懸念が高まる中、周氏は中国政府の影響を否定するなどして疑惑払拭(ふっしょく)に努めたが、党派を超えた議員からの厳しい追及はやまず、集中砲火を浴び続けた。
ルラ大統領が中銀を批判、高金利維持に―ブラジル
ブラジルの左派ルラ大統領が23日、中央銀行の金融政策委員会(COPOM)が政策金利維持を決定したことを受けて、「(高金利の)代償を払う必要がある」などと批判した。
マクロン仏大統領 年金改革に強い意思示す 抗議デモ参加者100万人超す
年金改革を選挙公約に掲げていたフランスのマクロン大統領が22日のテレビインタビューで、「支持率が下がるのは覚悟の上、改革は断行する」と強い意志を示した。これを受け改革反対派は猛反発し、23日に今年9回目となる全国規模の抗議デモを行い、内務省の23日19時の発表で仏全土で約119万人(組合側発表で350万人)がデモに参加したと発表した。
【持論時論】激動の中国を生きる―「大紀元時報」日本版共同創設者 張本 真氏に聞く
戦狼外交を展開し、台湾侵攻に牙をむく。その強権国家・中国の歴史に翻弄(ほんろう)されながら、内的な価値観をしっかり持ち続け、今では日本国籍を取得している「大紀元時報」日本版共同創設者の張本真氏に、激動の中国をどう生きたのか聞いた。
タイ下院が解散、5月に総選挙 与党大敗なら親軍政治脱却も
タイ下院が20日、解散した。プラユット首相が決めた。5月14日投票となる総選挙(下院選)の焦点は、クーデターによってタクシン元首相の政権を奪い9年続いた親軍政治が終止符を打ち、タクシン元首相の次女ペートンタン氏を首相候補として担いだ野党「タイ貢献党」が復権を果たすかどうかだ。
戦闘で兵士10人死亡―イエメン
イエメン西部の都市マーリブ近郊で21日夜、イエメン暫定政府軍と反政府武装組織フーシ派の戦闘があり、軍関係者らによると、兵士10人が死亡した。中東の衛星テレビ局アルアラビアが22日、報じた。
米名門高校に中国の資金 軍関連の大学から寄付 影響工作への警戒高まる
全米トップクラスの名門公立高校が、中国軍と結び付きのある大学など中国系団体から100万㌦以上の寄付を受け取っていたことが明らかになり、波紋を呼んでいる。高校にも浸透する中国の影響工作への警戒感が一段と高まっている。
【韓国紙】未来志向の韓日関係構築は可能か
昨年、ある外交関係者は「外交に一方的な勝利はない」と話した。受けるべきことは受けて、譲歩するべきことは譲歩しなければならないという一般論的な話ではあった。だが1965年の「国交正常化以後、最悪の関係」だという日本を相手にしなければならないことの難しさを吐露し、成果に対する期待値を下げる必要があるという意味だったので、印象深かった。
砲弾100万発提供へ ウクライナにEU加盟国
欧州連合(EU)の10を超える加盟国が20日、ブリュッセルで来年中に少なくとも100万発の砲弾をウクライナに供給することで合意した。総額20億ユーロに相当する支援計画となる。今年に入り、ロシア軍の激しい攻撃への反撃の準備を進めるウクライナ軍の砲弾不足が表面化していた。ウクライナはEUに対し、月に35万発の砲弾が必要と伝えていた。
尹氏の「親日」姿勢はなぜ 日韓首脳会談 北挑発などで安保連携急ぐ
先週行われた日韓首脳会談を巡り、韓国では尹錫悦大統領が日本に低姿勢だったとする「親日」批判が巻き起こった。尹氏は帰国後に待ち受ける「親日」バッシングを重々承知の上だったはず。政治的リスクを犯しながら訪日し、首脳会談に臨んだのはなぜだったのだろうか。
違法伐採者の資産を凍結 ブラジル
ブラジル国立経済社会開発銀行(BNDES)は18日、アマゾン熱帯雨林をはじめとする森林の違法伐採に関与しているとされる58人の土地所有者の資産2500万レアル(約6億3000万円)を凍結したと発表した。
トランプ氏 「21日に逮捕される」 支持者に抗議呼び掛け
トランプ前米大統領は18日、自ら創設したソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で、21日に逮捕される見込みだと書き込み、支持者に抗議を呼び掛けた。
エクアドルでM6・8、15人死亡 ペルーでも被害
エクアドル南西部のペルー国境付近で18日昼(日本時間19日未明)、マグニチュード(M)6・8の地震が発生し、ペルーと合わせて15人が建物の倒壊などに巻き込まれて死亡した。



