ロシアのウクライナ侵攻、泥沼のアフガニスタン化への懸念示す英誌
ロシアのウクライナ侵攻が進む一方で、ウクライナのアフガニスタン化への懸念が出始めている。
旧ソ連はカブールに傀儡(かいらい)政権を樹立、1979年にアフガニスタンに侵攻したが、10年後に撤退を余儀なくされた苦い経験がある。
カズ、「寅さん」姿で55歳の誕生日をお祝い
サッカー元日本代表FWで日本フットボールリーグ(JFL)、鈴鹿ポイントゲッターズの三浦知良が26日に55歳の誕生日を迎え、三重県鈴鹿市内で取材に応じた。3月13日に開幕するプロ37年目のシーズンに向け、「チームの目標のJ3昇格のために全力を尽くしたい」と抱負を語った。
ウクライナ侵攻、台湾への波及をめぐり論争
ロシアのウクライナ侵攻を受け、台湾では、ウクライナと台湾の立場の類似性や違いをめぐる議論が活発化している。台湾も「祖国統一」を目指す中国の軍事圧力に直面しており、米国の対応が甘ければ中国を勢いづかせるという見方が広がっているためだ。蔡英文総統は「ウクライナと台湾は本質的に異なる」と強調。不安をあおる偽情報に惑わされないよう呼び掛けている。
バイデン米大統領、最高裁判事にジャクソン氏
バイデン米大統領は25日、連邦最高裁判事に首都ワシントン連邦高裁のケタンジ・ジャクソン判事(51)を指名すると発表した。黒人女性の最高裁判事は米史上初めて。議会上院の承認を経て就任する。
ウクライナの事態悪化に米政権の対露外交に疑問を呈したサンモニ
新型コロナウイルス、北京冬季五輪から話題はロシアのウクライナ侵攻が跳ね上がっている。ロシアのプーチン大統領は、21日にウクライナ東部の親露派支配地域を独立承認すると、24日に許し難い全面侵攻を開始した。
「プーチンを止めて」「最大限の制裁を」
ロシア軍のウクライナ侵攻から3日目を迎えた26日、首都キエフの攻防が激しさを増す中、日本に住むウクライナ人らは「プーチンを止めて」と訴え、ロシアに対する最大限の経済制裁を求めた。
ウクライナ侵攻「早く収束を」、安否を気遣う
「一日も早く収束してほしい」。ロシア軍がウクライナへの攻勢を強める中、平和や共存への思いを込めて世界中で壁画を描き続ける画家ミヤザキケンスケさん(43)は、一緒に壁画を制作した現地の人たちの無事を祈り続けている。
仏経財相「経済問題は天然ガスのみ」
ロシア軍がウクライナの首都キエフの占領に動く中、ルメール仏経済・財務相は、ヨーロッパに影響を与える可能性のある「唯一の実体経済の主題は天然ガスだ」と主張した。ウクライナへのロシア軍の侵攻から2日後、軍が首都キエフを占領しようとしている間、欧州連合(EU)の議長国フランスは決定的な効果のある経済制裁を模索している。
【社説】ウクライナ侵略 「ソ連帝国」を復活させるな
ウクライナ侵略を強行したロシアのプーチン政権は、2008年にはジョージア(グルジア)に侵攻し、14年にはウクライナ南部クリミア半島を併合するなど、暴力で自国の意志を押し通す手法を繰り返してきた。しかし、国際秩序破壊の常習犯であるプーチン・ロシアに対するバイデン米政権の姿勢は甘く、状況対応に終始しがちだ。
ロシアで「反戦デモ」、プーチン政権に危機感
ロシアによるウクライナ侵攻が発表された24日、国内外で「反戦デモ」が同時多発的に開かれた。プーチン政権は首都モスクワで機動隊を投入し、老若男女を問わず参加者を拘束。素早い弾圧の背景にあるのは、自国世論の反発が拡大すれば、作戦遂行に支障を来すとの危機感だ。
米欧、追加制裁でロシア経済を締め出しへ
米国と欧州連合(EU)が24日に発表した対ロシア追加制裁は、同国経済を国際金融・ビジネスから長期的に締め出すことで、ウクライナに侵攻するプーチン政権の中枢や軍の弱体化を狙ったものだ。一方のロシアは中国との結び付きで孤立回避を図っており、米欧との対立は「新冷戦」の様相を見せている。
ウクライナ軍事侵攻、世界経済に大きな影
ロシアによるウクライナ軍事侵攻が、世界経済の先行きに大きな影を落としている。両国とも原油や小麦などのコモディティー(商品)の有力輸出国だけに、供給不安から関連相場が高騰。各国を悩ますインフレを加速させ、新型コロナウイルス危機からの回復を阻害する恐れが浮上している。
「街を出るのは不可能」、一日中響き渡る砲火音
ロシア軍の侵攻を受け、戦火に見舞われたウクライナでは、首都キエフに次ぐ第2の工業都市、北東部ハリコフも24日は一日中砲火の音が響き渡った。ロシアの進軍ルートにあるとされ、眠れぬ夜を過ごした市民は25日、「街を出るのは不可能」と震えるように話した。
用意周到に図られたロシアのウクライナ侵攻
用意周到に図られたロシア軍によるウクライナ攻撃・侵攻。サイバー攻撃で通信環境を混乱させ、その間にミサイル攻撃でウクライナの防空体制を無力化し、3方向(ウクライナ東部地域、クリミア半島、ベラルーシ側)から一気呵成(かせい)に地上部隊を投入した。
<寄稿>アフガン経由輸送路構築の展望
この5年間でウズベキスタンは隣国との建設的かつ相互互恵的関係の構築に関して新たな地域政策を行ってきましたが、その中でアフガニスタンとの相互連携の推進は優先課題の一つとなっています。ウズベキスタンは常に地域の安全確保に重要な意味を持つアフガニスタン情勢の早期安定のため努力しています。
今後の日本の安全保障とその課題
世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良(ゆずる)・近藤プランニングス代表取締役会長)の第200回記念講演会が17日、東京都内で開かれ、前統合幕僚長の河野克俊氏が「今後の日本の安全保障とその課題」と題して講演した。河野氏は、中国の台湾進攻について「(中国に)『やらない』という選択肢はない」とした上で、「日米で連携し、『やれない』状況を確立することに専念しなければならない」と主張した。以下は講演要旨。
ロシア軍のウクライナ侵攻、 爆発で100人死亡か
ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア軍の本格侵攻を受け、全土に戒厳令を敷いた。既に親ロシア派武装勢力が実効支配していたウクライナ東部のみならず、隣国ベラルーシや、ロシアが2014年に一方的にウクライナからの併合を宣言したクリミア半島からもロシア地上部隊が侵入。現地からの報道によれば、民間人を含め100人前後の死者が出ているもようだ。
プーチン露大統領、「情報戦」で現状変更を狙う
ロシアは帝国の復活を企図していない-。こう述べていたプーチン大統領は24日早朝、国民向けの演説で、同じスラブ民族が暮らす旧ソ連ウクライナでの軍事作戦を発表した。国営メディアが「東部住民がウクライナ軍に攻撃された」と報じ、情報戦で混乱する中での侵攻。「住民が虐殺されている」という口実をロシア国民がどれほど支持しているかも怪しい。ソ連崩壊から30年。力によって現状の変更を試みるロシアは「大国」たり得るのだろうか。



