ウクライナ南部要衝オデッサ「勝利信じて戦う」
ウクライナ南東部を攻めるロシア軍は、黒海沿いに攻勢を強めているもようだ。第3の都市で「次の標的」と言われる南部の要衝オデッサでは緊張が極度に高まっているが、住民は「勝利を信じて戦う」と徹底抗戦の構え。市内にバリケードを築き攻撃に備えている。
「アジア版NATO」創設を エスパー前米国防長官・基調講演
国連NGOのUPFと世界日報、米紙ワシントン・タイムズ、韓国紙セゲイルボが主催する「第4回シンクタンク2022フォーラム」が先月、韓国・京畿道加平郡のイベントホールで開催された。
ウクライナ問題、台湾にとって対岸の火事でない
ロシアがウクライナに軍事侵攻していることは、台湾を震撼(しんかん)させている。台北駐日経済文化代表処那覇分処の范振國処長(50)にウクライナ侵攻の台湾での受け止めや東アジアの安全保障環境、日台連携の在り方などについて聞いた。
「非武装・中立化」を唱え続ける朝日はプーチン露大統領とうり二つ
ウクライナに軍事侵攻したプーチン露大統領の狙いは明白だ。侵攻直前の演説や和平会談で一貫して主張しているのはウクライナの「非武装」と「中立化」だ。ロシアの支配下に入れという意味だ。
キエフ在住の邦人女性、安全地帯は「もうない」
侵攻を続けるロシア軍の無差別的な爆撃で、ウクライナでは民間人の命が危険にさらされており、国外へ逃れた避難民は150万人を超えた。「安全な場所はもうない」。首都キエフから17時間かけて隣国モルドバに退避した国連職員の日本人女性(32)が現地時間6日午後(日本時間7日未明)、電話取材に応じ、当時の様子を語った。
定年後を生き抜く術ー韓国から
60歳の定年で長年勤めた職場を退職した知人に久しぶりに会った。毎日どうしているかと思って尋ねると、「午前中、1万歩歩くのが日課」だという。彼の自宅はソウルを東西に流れる漢江沿いのマンション。川沿いに整備された遊歩道を中心に2時間ほど歩き、そのまま外で昼食を済ませてから帰宅している。
政権交代か継続か あす韓国大統領選
文在寅大統領の任期満了に伴う韓国大統領選挙が明日実施される。選挙は政権交代を訴える保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦候補と自身の行政手腕をアピールする与党「共に民主党」の李在明候補による事実上の一騎打ち。選挙結果は日韓関係や混迷を深める北東アジア情勢にも少なからぬ影響を与えそうだ。
【上昇気流】(2022年3月8日)
ロシア軍の攻撃が激しさを増す中、義勇兵約2万人が既にウクライナ入りしている。ウクライナのクレバ外相が米CNNに語った。多くは欧州からという。日本にも元自衛官を中心に志願者が約70人いるとの報道もある。
【社説】中国全人代 共産党の「赤い野心」に警戒を
中国の全国人民代表大会(全人代)が北京で開幕した。今秋予定される5年に1度の共産党大会で、異例の党総書記3期目を目指す習近平国家主席にとって重要な節目となる大会だ。
ウクライナの子供たちの絵、3月11日に公開へ
ウクライナ各地で子供たちが東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、平和への思いを込めて描いた絵画5枚が3月11日、福島、東京、京都、広島、長崎の5都市で同時公開される方向で計画が進んでいる。
ロシアとウクライナ、人道回廊の必要性で一致
ロシアとウクライナの代表団は3日、ベラルーシ西部ブレスト州で、停戦交渉の2回目の協議を行い、ロシア代表団によると、攻撃にさらされる都市から市民を脱出させる「人道回廊」の設置が必要だという認識で双方は一致した。ただ、詳細は軍当局間でさらに詰める必要があるという。増え続ける犠牲者を減らせるのか、厳しい状況が続いている。
[フランス美術事情]セザンヌとカンディンスキー
近代西洋絵画の幕開けを告げる19世紀生まれの巨匠を2人挙げるとすれば、おそらく具象絵画ではポール・セザンヌ、抽象絵画ではワシリー・カンディンスキーだろう。2人は産業革命の科学の台頭する中、2次元空間の伝統的絵画に決定的な新たな方向を与えた。
バイデン米政権とロシアのウクライナ侵攻
ロシアがウクライナからクリミア半島を併合したのは、オバマ米政権時代の2014年のこと。今回のウクライナ侵攻はバイデン政権下で起きた。だが、トランプ政権時には、ロシアは暴挙に出ていない。これはただの偶然だろうか。
【上昇気流】(2022年3月5日)
第1次大戦末期の1918年10月、ドイツの若き学徒兵が戦死した。その日は全戦線にわたって穏やかで、司令部報告にはこうあった。「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」(レマルク著『西部戦線異状なし』新潮文庫)。
ウクライナ 露が原発に攻撃 火災発生
ウクライナ南東部にある欧州最大規模のザポロジエ原子力発電所で4日未明、ロシア軍の攻撃を受けて火災が発生したが、消し止められた。火災が起きたのは研究所とその関連施設。原子炉は損傷せずに停止し、放射能漏れはなかったものの、爆発すれば大惨事を引き起こす恐れがあった。現地からの情報では、同原発はロシア軍に制圧された。
【社説】露の原発攻撃 全人類への重大な背信行為
ウクライナ南東部にある欧州最大規模のザポロジエ原子力発電所がロシア軍の攻撃を受け、火災が発生した。原子炉は損傷せずに停止したが、爆発すれば大惨事を引き起こしていたに違いない。
侵攻から1週間、死者が急増、泥沼化の懸念
ロシア軍のウクライナ本格侵攻開始から1週間がたち、死者数の増加が顕著になっている。ウクライナ非常事態庁は2日、「民間人2000人以上が死亡した」と明らかにする一方、ロシア国防省はロシア側の死者数について498人と発表した。3日には双方の代表団による停戦交渉がベラルーシ西部で再開されたが、歩み寄りは困難で、戦況の泥沼化への懸念が一段と高まっている。
台湾の蔡総統、ポンペオ前米国務長官と会談
台湾の蔡英文総統は3日、訪台中のポンペオ前米国務長官と総統府で会談した。蔡総統はトランプ前政権下で台米関係の強化を図ったポンペオ氏に謝意を伝え、今後も引き続き緊密に連携していくことを確認した。
ついにニューノーマル フィリピンから
マニラ首都圏など新型コロナウイルス感染が収束している地域で、念願のニューノーマルに移行した。これまで世界一長いと言われるロックダウン(都市封鎖)を経て、世界有数の厳しい検疫規制を続けてきたフィリピンだが、ようやくコロナ禍前に近い生活が送れるようになった。



