ウクライナ難民らが空軍機でブラジルに到着
ブラジルの首都ブラジリアの空軍基地に10日、ブラジル人避難民とウクライナ難民ら68人(うち子供14人)を乗せた空軍機2機が到着した。政府系ブラジル通信が報じた。
路頭に迷うウクライナ難民、隣国ではパンク状態
ロシアの侵攻が続くウクライナから国外へ逃れた避難民が250万人を超え、隣国ポーランドの街は人であふれ「パンク状態」となっている。宿泊先が見つからず、駅で寝泊まりする人も。支援活動に当たる同国在住の吉田祐美さん(27)が11日、オンラインで取材に応じ、現地の様子を明かした。
【社説】露の対日挑発 増長許さぬ打撃を与えよ
ロシア海軍の軍艦10隻が津軽海峡を通過した。北方領土の択捉島でもロシア軍のミサイル演習が行われた。ウクライナ侵略に制裁を科した日本に対抗する姿勢を示すものだ。日本は制裁強化を含め、ロシアに増長を許さぬ打撃を与える必要がある。
【韓国誌】核ミサイルに固執する金氏3代
北朝鮮が今年に入って9回、ミサイルを発射している。月刊中央(3月号)で韓国グローバル国防研究フォーラム事務総長の李(イ)興碩(フンソク)国民大大学院兼任教授が北朝鮮は「なぜミサイルに執着するのか」を書いている。
【韓国誌】「米国も中国も」が答えなのか?
韓国の大統領選で保守野党「国民の力」の尹(ユン)錫悦(ソンニョル)候補が当選し、5年ぶりに政権交代が実現した。これまでの文(ムン)在寅(ジェイン)左派政権によりズタズタにされた日韓関係、米韓関係が“正常軌道”に戻っていくかに注目と期待が集まっている。
難民らが空軍機で到着 ブラジル、特別ビザ発給で
ブラジルの首都ブラジリアの空軍基地に10日、ブラジル人避難民とウクライナ難民ら68人(うち子供14人)を乗せた空軍機2機が到着した。政府系ブラジル通信が報じた。
史上初の金メダルで続く歓喜ーフィンランドから
アイスホッケーはフィンランドで最も人気があるスポーツだ。国際アイスホッケー連盟への登録人数は7万人を超え、人口の1・3%。人口比では世界で2番目に多い。アイスホッケーの試合のテレビ中継はスポーツの中で視聴率が最も高い。
ウクライナ侵攻 ロシア、戦争に反対する人々を弾圧
ウクライナ侵攻を続けるロシアが、国内で徹底した情報統制を推し進めている。ロシア軍や軍事行動に関する“虚偽の流布”に対し、最大で禁錮15年を科す法改正を行った。当局の公式発表に基づかない報道は虚偽とされ、欧米系メディアは記者の安全確保のため活動を停止した。ロシアの独立系メディアもすでに一部が閉鎖され、主要SNSも遮断された。
【社説】韓国大統領選 尹氏当選で日韓友好の復活を
5年に1度の韓国大統領選挙で保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦前検事総長が当選し、戦後最悪と言われる日韓関係の修復に向けた機運が芽生えている。ロシアのウクライナ侵攻、台湾への武力的威圧を強める中国、頻発する北朝鮮の弾道ミサイル発射など情勢が厳しさを増す中、日本や米国など民主主義国との連帯を広げて、アジア太平洋地域の安定と発展をもたらすことを期待したい。
尹錫悦韓国次期政権、対北朝鮮強硬路線へ転換
韓国次期大統領に保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦前検事総長が決まったことで、文在寅政権が最優先にしてきた北朝鮮への融和路線は、強硬路線に転換される見通しだ。尹氏は軍事面を含む日米韓の協力強化を韓国の安全保障の基軸として重視する構え。次期政権では国内で高まる中国への反感を背景に、対中姿勢もより厳しくなりそうだ。
温かい話題の「脱北者」ー台湾から
そんなニュースを見ても、北朝鮮から脱出した人が海を渡って台湾にまで押し寄せている、と勘違いしてはいけない。台北市や隣接する新北市などの「北部」を離れる人たちを「脱北者」と呼ぶのだ。言葉遊びが好きな台湾人ならではの表現である。
ゼレンスキー大統領「われわれは最後まで戦う」
ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、英議会でオンライン形式で演説し、「海で空で、われわれは最後まで戦う。いかなる犠牲を払おうとも、われわれの土地を守るために戦い続ける」と述べた。第2次世界大戦中の1940年、ナチス・ドイツとの対決を宣言した英首相チャーチルの有名な議会演説を引用し、ロシアとの対決姿勢を鮮明にした。
医薬品の供給がストップ、ウクライナへ支援必要
ロシアによるウクライナへの侵攻が続く中、事前調査のため隣国ポーランドの国境地帯に入っていた日本のNGO職員が帰国後の9日、取材に応じ、ウクライナへの医療支援の必要性を訴えた。
ウクライナ危機打開で協力を 仏独首脳 習国家主席に要請
フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相は8日、中国の習近平国家主席とオンライン形式で会談し、仏独両首脳はウクライナ情勢について習氏に対して「ヨーロッパは第2次世界大戦以来最も深刻な危機に直面している」との認識を示し、中国に協力を求めた。習氏はウクライナ情勢に対して「沈痛な思いだ」と述べ、事態打開に向けて積極的に国際社会での役割を果たしていく考えを示した。
【韓国紙】ウクライナ事態から学ぶべきもの
ウクライナ事態はわれわれに大きな教訓を与えている。まず、国土と自由を守ろうとするウクライナの決死抗戦は感動的だ。ゼレンスキー大統領が地下壕で戦争を陣頭指揮し、女性・老人たちも銃を取って通りに立った。武器も持たず体だけでロシアの戦車を防いでいる国民たちの姿に全世界の軍事的・人道的支援が殺到している。天は自ら助くる者を助くだ。
IPCC報告書 アマゾン森林消失を警告
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は先月末、「気候変動2022:その影響と順応、脆弱(ぜいじゃく)性」と題した報告書を発表、世界的な規模で気候変動の影響が出ており、自然環境の急速な劣化は数十億人の生活に深刻な影響を与えると警告した。その中でも、アマゾン熱帯雨林に関して、開発優先のブラジル政府の政策に専門家が警告を発している。
尹氏 僅差でリード 対日・地域安保改善か
文在寅大統領の任期満了に伴う韓国大統領選挙が9日実施された。即日開票の結果、10日午前0時35分現在(開票率52・3%)、政権交代を訴えた保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦候補(61)が得票率48・4%で、革新系与党「共に民主党」の李在明候補(57)の48・2%を僅差でリードする大接戦となっている。



