エネルギー危機対策急ぐフランス 原発重視路線 国民も支持
フランス政府は秋以降に訪れるエネルギー危機に備えた対策を発表するとともに、欧州レベルでの相互協力やエネルギー調達の多角化に取り組んでいる。またマクロン大統領が決めた原子力発電の原子炉6基増設などを通じ、ウクライナ戦争でのエネルギー危機と2050年までのカーボンニュートラル(脱炭素)に同時に対処しようとしている。
英王室と英連邦の将来に不安示すNW日本版のエリザベス女王特集
弔問の列が途切れない。30時間以上待って、ようやく棺に対面し、数秒だけ許された別れの時間を惜しむ。英国民が9月8日に死去したエリザベス女王に示している“敬愛の念”と“忍耐”だ。この列を「エリザベス・ライン」という。
シリア空爆、5人死亡 イスラエル軍が攻撃か
シリアの首都ダマスカスの国際空港付近で17日未明、イスラエル軍によるとみられる空爆があり、シリア軍兵士5人が死亡した。国営シリア・アラブ通信(SANA)が同日、報じた。
ブケレ大統領が再選出馬明言 エルサルバドル 憲法で連続再選禁止
中米エルサルバドルのブケレ大統領(41)は15日、独立記念日の演説で、2024年の大統領選挙に再選を目指して出馬することを明言した。同国の憲法では連続再選は禁止されているが、大統領寄りの判事で占められた最高裁が昨年9月、出馬を認める判断を下していた。
メキシコ、学生失踪事件で軍幹部らを逮捕
2014年9月、メキシコ南部ゲレロ州で教員養成学校の生徒43人が失踪した事件で、同国の検察当局は15日、元軍幹部のホセ・ロドリゲス・ペレス容疑者ら3人を逮捕したと発表した。ペレス容疑者には、失踪した学生の殺害などを指示した容疑がかけられている。現地メディアが報じた。
規律ある「エリザベス・ライン」 「歴史的出来事」に参席 30時間並ぶ
英国人がこんなに忍耐強く、規律ある国民だとは思わなかった。35時間も列に並び、不平を言わず、ましてや暴動を起こすことなく、時には笑顔を見せながら待っているシーンは奇跡のように感じる。
日中国交正常化50年 机上は笑顔、机下は蹴り合い
日中国交正常化から9月29日で50周年を迎える。両国の産業界のパワーバランスも様変わりし、中国国内では日常生活で反日的な動きは少ない。ネット上での反日の言説は手厳しく、今月に入り、ようやく官製主導で祝賀ムードを演出するが、机上では笑顔で握手、机下では蹴り合う隣国関係が続きそうだ。
ブラジル大統領選、2候補の差縮まる
【サンパウロ綾村悟】10月2日に第1次選挙が実施されるブラジル大統領選挙は、14日に公表された最新世論調査で、右派・自由党の現職ボルソナロ大統領(67)と左派・労働党のルラ元大統領(76)の支持率差が主要世論調査では初めて10ポイントを切ったことが明らかとなった。 クアエスト社が全国2000人の有権者を対象に今月10日~13日に行った世論調査で、首位を走るルラ氏が支持率42%、ボルソナロ氏は34%と、その差は8%となった。 大票田の一つ、リオデジャネイロ州で、ボルソナロ氏の支持率がルラ氏を上回るなど、これまでにない動きが出ている。同州はボルソナロ氏の支持層である保守的なキリスト教福音派の影響力が強いことでも知られる。 ボルソナロ氏はカトリック教徒だが、ミシェリ夫人が敬虔(けいけん)な福音派教徒で、ボルソナロ氏も同性婚やジェンダー教育、人工妊娠中絶などの社会問題で保守的な立場を取ることが多い。 こうした中、同氏は12日に出演した福音派向けのラジオ放送で、「大統領は神の意思で行っている。選挙で敗北すれば政界引退も考えている」などと発言した。 支持率3位のシロ・ゴメス元セアラ州知事は7%となっており、ルラ氏とボルソナロ氏による決選投票入りの公算が大きい。
イスラエル軍、シリアの国際空港を空爆 イランが民間機で武器輸送か
シリア北部のアレッポ国際空港で6日、イスラエル軍によるとみられる空爆があり、滑走路や親イラン民兵組織の武器倉庫などが破壊され、空港が使用不能に陥った。6月に首都ダマスカスの国際空港が同様の攻撃を受けて以来、国際空港が標的となったのは3回目だ。イスラエル軍によるシリア領内への攻撃が増えている。
【姉妹紙韓国紙セゲイルボを読む】米のインフレ削減法が与えた衝撃
「鄭義宣(チョンウィソン)現代自動車グループ会長に感謝し、投資に報いるために絶対失望させないように努力する」今年5月、韓国を訪問したバイデン米大統領が鄭会長と面会後に語った言葉だ。鄭会長はこの席で55億㌦規模の米ジョージア州電気自動車(EV)工場設立に加えて未来の新産業分野に50億㌦の追加投資計画を発表した。
共和制移行問う国民投票へ カリブ海アンティグア
カリブ海諸島の島国で、英連邦加盟国アンティグア・バーブーダのブラウン首相は10日、現行の英国王を元首とする立憲君主制から共和制への移行を問う国民投票を3年以内に実施する意向を明らかにした。現地紙が11日付で報じた。
本丸攻めで疑惑解明へ 韓国検察 野党党首・李在明氏を起訴
韓国最大野党「共に民主党」の党首で、今年3月の大統領選で尹錫悦氏(現大統領)と一騎打ちを演じた李在明氏が先週、李氏が関わる数々の不正疑惑を捜査中の検察から在宅起訴された。10件以上とされる李氏の疑惑で違法や不正が立証された場合、同党への打撃は必至だ。
決選投票入りが濃厚か ブラジル大統領選
10月に実施されるブラジル大統領選に関する最新の世論調査が公開され、再選を目指す現職ボルソナロ大統領の支持率が伸びる一方で、ルラ元大統領の支持率が頭打ちとなっており、決選投票入りの公算が大きくなっていることが分かった。
ゴルバチョフ氏死去の波紋 親政府メディアが弔問客批判
ゴルバチョフ元ソ連大統領の死去が波紋を広げている。プーチン大統領は公務を理由に葬儀には参列せず、葬儀も国葬とはしなかった。葬儀には数千人の弔問客が訪れたが、一部の親政府系メディアは弔問客を「裏切者」と批判した。
充電器ないアイフォーン販売停止 ブラジル政府
ブラジル政府は6日、米アップルのブラジル子会社に対して、電源アダプターが同梱されていない同社製のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売停止を命じるとともに、同子会社に対して1227万レアル(約3億3400万円)の罰金を科した。ブラジルメディアが報じた。
シリア空爆、8人死傷 イスラエル軍が攻撃か
シリア北部のアレッポ国際空港で6日夜、イスラエル軍によるとみられる空爆があり、3人が死亡、5人が負傷した。英国に拠点を置く「シリア人権監視団(SOHR)」が7日、報じた。
米FBI ハンター氏疑惑「封殺」か 「偽情報」として捜査停止
2020年の米大統領選前に、連邦捜査局(FBI)が、当時民主党候補だったバイデン大統領の息子ハンター氏をめぐる疑惑情報について不当に「偽情報」だと認定し、捜査を停止させた疑いが出ている。共和党上院議員が、内部告発者からの情報として明らかにした。FBIが大統領選前にバイデン氏に不利になる疑惑の「封殺」に関与していた可能性が浮上している。
【韓国紙】永遠の同盟も永遠の敵もない対外関係
尹錫悦(ユンソンニョル)政権の外交安保チームにとって8月は明らかに残忍な月だった。世界の自由と平和、繁栄に寄与する“グローバル中枢国家”に向かう政府の旺盛な歩みは立て続けに相手国の牽制球でブレーキがかかった。
パレスチナ人記者死亡「誤射の可能性」―イスラエル軍
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のジェニンで5月、パレスチナ人女性記者が取材活動中に銃撃を受け死亡した事件について、イスラエル軍は5日、「パレスチナ武装勢力に向けた軍による銃撃で、誤って撃たれた可能性が高い」との最終調査結果を発表した。ただ、報告書ではパレスチナ武装勢力による銃撃の可能性もあるとしている。



