サウジ国王、皇太子を首相に任命
サウジアラビアのサルマン国王は27日、閣僚評議会(内閣)の改造に関する勅令を出し、息子のムハンマド皇太子を国王が兼務してきた首相に任命した。国営サウジ通信(SPA)が同日、報じた。
EU第3の経済大国イタリア 初の右派連合政権に加盟国注目
25日のイタリア総選挙で勝利した極右政党・イタリアの同胞(FDI)のジョルジア・メローニ党首は勝利宣言後、「全てのイタリア人のための統治を約束する」と述べ、今後の関心は極右・同盟と中道右派フォルツァ・イタリア(FI)との右派連合の組閣が注目される。同時に英国が欧州連合(EU)を離脱後、ドイツ、フランスに次ぐEU第3位の経済大国となったイタリアについて、加盟国はその動向に強い関心を寄せている。
イスラエル首相、「2国家共存」支持 国連総会演説で表明
イスラエルのラピド首相は22日、米ニューヨークの国連本部で開かれた国連総会の一般討論演説で、イスラエルとパレスチナの中東和平問題について、「2国家共存」への支持を表明した。与野党の右派はラピド氏の主張を非難したが、パレスチナ自治政府のアッバス議長は歓迎している。
【韓国紙】消えつつある経済危機克服の好機
政治家たちに私席で会うと与野党を問わず、まず経済の心配をする。尋常でないインフレと貿易、為替レートの動きが米中新冷戦のような構造的変化で簡単には解決し難いということだ。
キューバで同性婚合法化へ
共産党一党独裁が続くカリブ海諸国のキューバで25日、同性婚の賛否などを問う国民投票が行われ、賛成多数で可決された。国民投票の結果を受けてディアスカネル大統領が26日、改正法案に署名し、同性婚が正式に合法化された。
「元徴用工」の棘抜けず 韓国 岸田・尹「懇談」でも不透明
先週、国連総会出席のため訪米した岸田文雄首相と韓国の尹錫悦大統領が約30分間「懇談」したが、最大の懸案である「元徴用工」をめぐる問題の解決は依然として不透明なままだ。韓国内の被害者中心ムードが立ちはだかり、歴史認識問題に対する日本とのスタンスの違いが改めて浮き彫りになっている。
EU、ロシアの核使用警戒
ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻で核兵器の使用をにおわせている問題で、欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)は24日、英BBCで、真剣に受け止めるべきだとの見方を示した。
アマゾンの森林火災急増―ブラジル
アマゾン熱帯雨林で、今年度発生した森林火災の数が、すでに昨年全体の発生件数を上回っていることが分かった。ブラジル国立宇宙研究所(INPE)が19日に発表した統計から明らかになった。
反米左派ニカラグア政府、米CNN放送を停止
中米の反米左派・ニカラグア政府は21日、米CNNのスペイン語放送を一方的に停止させた。CNNの関係者が22日に発表した。ニカラグア政府から放送停止の理由は説明されていないという。
「インド太平洋」戦略 対中構想の枠組みを変えた 【連載】安倍政治のレガシー(2)
「米国は偉大な友人を失った。そのリーダーシップは、世界で自由、繁栄、安全保障を推進し、権威主義や専制主義に対抗するため、今後数十年にわたり日米両国が協力し合うための永続的な基盤を築いた」安倍晋三元首相の銃撃事件後、米上院で全会一致で採択された決議文は、安倍氏が日米関係にもたらした功績をこう評した。具体的な実績の一つとして挙げているのが、安倍氏が第1次政権の2007年にインド議会で行った「二つの海の交わり」と題した演説だ。
核兵器使用「脅しではない」 露大統領
ロシアのプーチン大統領は21日に第2次世界大戦後では初めてとなる部分動員令を発令した。30万人までの予備兵が招集される予定だ。対象となるのは、過去に兵役に就いて武器の使用に精通し、戦闘経験もある国民で、年齢は18歳から59歳まで。
フィリピンで人身売買が横行 同胞狙う中国系犯罪組織
フィリピンで中国人が運営するオンラインカジノ事業が、誘拐や人身売買などの犯罪の温床になっているとして社会問題化している。同事業は税収の面から優遇されてきた経緯があったが、フィリピンが国際的な人身売買の拠点となりかねない状況となっており、政府内からも同事業の禁止を求める声が出始めている。
【韓国紙】中国の“歴史歪曲” 引き続き注目を 恣意的に編集した年表掲示
昨年5月24日、中国の国家文化遺産局のウェブサイトに博物館の改革と発展を促進するための21の指導意見がアップされた。その中の2番目に「教育機能遂行」という項目がある。博物館を通した愛国主義教育をいっそう強調したのだ。
旧統一教会叩き「国際法に違反」国連NGO 深刻な宗教迫害問題視
国連経済社会理事会で特殊諮問資格を持つ欧州の非政府組織(NGO)が、日本で安倍晋三元首相銃撃事件を機に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)信者に対する深刻な人権侵害が起きているとして、国連の自由権規約人権委員会に緊急対応を求める報告書を提出した。
ブラジル大統領選 来月2日1次投票 保守派の現職か カリスマ元職か
南米の大国ブラジルで、10月2日に大統領選挙の1次投票が実施される。7人が出馬しているが、実質的に右派・自由党の現職ボルソナロ大統領(67)と、左派・労働党のルラ元大統領(76)による一騎打ちとなっている。近年、中南米で左派政権が次々と誕生し、地域の左傾化が加速しているだけに、大きな注目を集める選挙となっている。
コロンビア 和平交渉開始 左翼武装ゲリラの残党と
南米コロンビアのペトロ大統領は18日、左翼武装ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)の残党と和平交渉を開始したと発表した。ペトロ氏が自身のツイッター(SNS)を通じて公開した。



