イラン、スカーフ着用めぐり逮捕の女性死亡 抗議デモ止まず、死者185人か
イランでは、女性が頭部を覆うスカーフの着用をめぐり、22歳の女性が警察に拘束され死亡した事件に対する抗議デモが4週目に入った。多くの都市では大学などで抗議活動が行われ、女子学生がスローガンを唱え、デモ隊と治安部隊との衝突が続いている。
チリ上院がTPP承認 大統領は交渉求める姿勢
チリ上院は11日、環太平洋経済連携協定(TPP)の批准を賛成多数で可決した。下院では2019年にすでに賛成多数で通過しており、後はボリッチ大統領の署名を待つだけとなる。
【韓国紙】韓米日軍事協力はなぜ必要なのか
韓米日軍事協力をめぐる与野党の論議が一層激しくなっている。野党代表は韓米日軍事訓練を「外交および国防惨事」と批判する。ところが韓米日軍事協力は韓半島をめぐる北東アジアの安保環境変化の脈絡で見ると、非常に重要な訓練だ。なぜか。
サル痘で2人目の死者 ブラジル
ブラジル保健省は10日、国内で2人目となるサル痘感染者からの死者が出たと発表した。死亡したのはミナスジェライス在住の21歳の男性。9月11日から入院していたが、合併症により死亡した。
蔡氏「平和維持は共通の責任」台湾総統、中国に訴え
中華民国(台湾)の建国記念日にあたる「双十国慶節」の10日、台北市の総督府前で祝賀式典が行われた。蔡英文総統は台湾への軍事威嚇を強める中国に対し「武力衝突は決して両岸(台中)の選択肢ではない」と主張。理性と平等、相互尊重の下で台湾海峡の平和と安定を維持するために両岸指導者が対話を行うことは「共通の責任だ」と訴えた。
欧米から要人訪台ラッシュ 中国に一歩も引かぬ蔡総統
1911年の辛亥革命に由来する双十節を10日に迎えた台湾は今、ホットスポットだ。中台統一を最大の政治課題とする中国の圧力が強まる中、台湾を応援しようと米国や欧州から議員団など要人の訪台ラッシュが続く。
「永遠の友」と惜しむ声絶えず 安倍氏の銅像 台湾で設置
7月の参議院選挙の街頭演説中に凶弾に倒れた安倍晋三元首相。台湾に対し長年友好的な姿勢を示し続けてきた安倍氏に、親しみを感じる台湾人は多く、事件を受け台湾では悲しみの輪が広がった。
アマゾン熱帯雨林消失量が過去最高 大統領選でも争点に
ラジル国立宇宙研究所(INPE)は7日、先月1カ月間のアマゾン熱帯雨林の消失量が過去最高を記録したと発表した。INPEが人工衛星を利用したアマゾン熱帯雨林の調査を開始した2015年以降で最大の消失量だという。
蔡総統「台湾中が楽しみ」京都橘高校が国慶節式典に出演
台湾の蔡英文総統は京都橘高等学校吹奏楽部との映像や写真を自身のSNSに公開した。京都橘高校の吹奏楽部は中華民国(台湾)の建国記念日にあたる10日の「双十国慶節」の式典に出演する予定。蔡総統は学生らに「(当日の公演を)台湾中が楽しみにしています」と声をかけた。
チリのイースター島で森林火災、モアイ像に被害も
チリ当局は6日、チリ沖約3700キロにあるイースター島で発生した森林火災の影響で、世界遺産にも指定されている「ラパ・ヌイ国立公園」のモアイ像の一部が被災したと発表した。
「欧州政治共同体」が初会合 44カ国、ロシアのウクライナ侵攻に圧力
チェコのプラハに6日、トルコやバルカン半島諸国を含むヨーロッパ44カ国首脳が集まり、ロシアに対する抗議の姿勢を示した。フランスのマクロン大統領の提案で実現した欧州政治共同体を議論する初会合には、ロシア寄りのトルコのエルドアン大統領や、バルカン半島で対立する国の首脳が全て参加し、欧州連合(EU)加盟国、未加盟国、非加盟国、EU離脱した英国など招待した44カ国首脳が集まった。
【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(16) 敗退の予兆(中) 対日反攻の早さ読み誤る 米軍の戦闘意欲の高さも侮る
さらに3月に入るとハルゼー部隊は南鳥島を空襲、また第1、17任務部隊の艦載機約60機がニューギニアのラエ、サラモアに停泊する日本の輸送船11隻などを撃沈破した。そして4月にはドウリットル中佐が日本本土空襲を敢行し、軍首脳や国民に衝撃を与えた。
ルラ氏、世論調査で優勢 大票田でボルソナロ氏攻勢 ブラジル大統領選挙
ブラジルの世論調査会社IPECが5日に発表した大統領選挙決選投票の最新調査結果によると、左派・労働党のルラ元大統領が支持率51%で、43%の右派・自由党の現職ボルソナロ大統領を8ポイントリードしている。白票などを除いた有効票計算では、ルラ氏の支持率は55%、ボルソナロ氏は45%だった。
大型台風、フィリピン政界を〝直撃〟7000戸全壊、コメなど被害拡大
フィリピンのルソン島に超大型の台風16号(カーディン)が上陸し甚大な被害を与えた。台風はマニラ首都圏に近いコースを横断し、特にルソン島中部と北部に大きな爪痕を残した。避難者は4万6000人を超え、台風被害による生鮮食品の値上がりが発生するなどインフレの加速も懸念されている。
「日台は家族の関係」 台湾建国111周年祝う
中華民国(台湾)の建国記念日に当たる「双十国慶節」111周年を祝うレセプションが5日、都内のホテルで開催された。主催した台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表はあいさつで、日台間に正式な国交はないが関係は「家族、兄弟のように極めて緊密」であり、「形式的な政治的関係を超越している」と語った。
政府とゲリラが和平交渉へ コロンビア
コロンビア政府と同国最大の左翼ゲリラ、民族解放軍(ELN)は4日、ベネズエラの首都カラカスにおいて、ドゥケ前政権下で中断していた和平交渉の再開に合意する文書に調印した。和平交渉は11月の第1週から開始される予定。
W杯パブリックビューイング 仏各都市が次々中止へ
中東カタールで開催するサッカーのワールドカップ(W杯)を1カ月後に控え、フランスの大都市は次々にパブリックビューイングを行わないことを表明した。理由はカタールで問題が指摘される移民労働者の死亡事故、インフレによる景気後退とエネルギー危機に見舞われる中、設置費用とエネルギーコストへの懸念も高まっているからだ。さらに11月の開催で寒さの中、街頭で応援する観戦者は多くないとの見方もある。
圧巻のサルガド氏写真展「アマゾニア」ブラジルから
ブラジルのリオデジャネイロで、世界的な写真家、セバスチャン・サルガド氏(78)の最新作「アマゾニア」の写真展が開催されている。人類の遺産であるアマゾン熱帯雨林と、太古の昔からアマゾンと共生してきた先住民の姿を描いたモノクロの大作だ。
中国企業の土地買収を警告 米共和党議員ら対応求める
米軍施設に近い土地を購入する中国企業の動きに、米国で警戒感が高まっている。51人の共和党下院議員は先月下旬、中国政府と関係の深い企業が、米中西部ノースダコタ州の空軍基地近くの農地を買収したことをめぐり、オースティン国防長官らバイデン政権の閣僚3人に書簡を送り、スパイ活動に利用される恐れがあると警告した。



