中東・アフリカ

サウジ国王、皇太子を首相に任命

サウジアラビアのサルマン国王は27日、閣僚評議会(内閣)の改造に関する勅令を出し、息子のムハンマド皇太子を国王が兼務してきた首相に任命した。国営サウジ通信(SPA)が同日、報じた。

イスラエル首相、「2国家共存」支持 国連総会演説で表明

イスラエルのラピド首相は22日、米ニューヨークの国連本部で開かれた国連総会の一般討論演説で、イスラエルとパレスチナの中東和平問題について、「2国家共存」への支持を表明した。与野党の右派はラピド氏の主張を非難したが、パレスチナ自治政府のアッバス議長は歓迎している。

シリア空爆、5人死亡 イスラエル軍が攻撃か

シリアの首都ダマスカスの国際空港付近で17日未明、イスラエル軍によるとみられる空爆があり、シリア軍兵士5人が死亡した。国営シリア・アラブ通信(SANA)が同日、報じた。

イスラエル軍、シリアの国際空港を空爆 イランが民間機で武器輸送か

シリア北部のアレッポ国際空港で6日、イスラエル軍によるとみられる空爆があり、滑走路や親イラン民兵組織の武器倉庫などが破壊され、空港が使用不能に陥った。6月に首都ダマスカスの国際空港が同様の攻撃を受けて以来、国際空港が標的となったのは3回目だ。イスラエル軍によるシリア領内への攻撃が増えている。

シリア空爆、8人死傷 イスラエル軍が攻撃か

シリア北部のアレッポ国際空港で6日夜、イスラエル軍によるとみられる空爆があり、3人が死亡、5人が負傷した。英国に拠点を置く「シリア人権監視団(SOHR)」が7日、報じた。

パレスチナ人記者死亡「誤射の可能性」―イスラエル軍

パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のジェニンで5月、パレスチナ人女性記者が取材活動中に銃撃を受け死亡した事件について、イスラエル軍は5日、「パレスチナ武装勢力に向けた軍による銃撃で、誤って撃たれた可能性が高い」との最終調査結果を発表した。ただ、報告書ではパレスチナ武装勢力による銃撃の可能性もあるとしている。

子供を救うセラピーゲーム イスラエルから

ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、半年が過ぎた。イスラエルは、各国に先駆けていち早くウクライナ国内に野戦病院を設営している。

イラン核合意、再建へ最終文書

欧州連合(EU)の仲介によるイラン核合意再建に向けた米国とイランの間接交渉が合意に近づいている。イランと敵対関係にあるイスラエルは、再建による経済制裁解除でイランが支援する代理勢力に資金が流れるとして懸念する。

パレスチナ支援を継続 トルコ大統領

トルコのエルドアン大統領は23日、首都アンカラで、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、パレスチナへの支援継続を表明した。イスラエルのニュースサイト「タイムズ・オブ・イスラエル」などが同日、報じた。

過激派がホテル襲撃、12人死亡 ソマリア首都

ソマリアの首都モガディシオ中心部にあるホテルで19日夜、国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派アルシャバーブによる襲撃があり、民間人少なくとも12人が死亡した。英国のアラブニュースサイト・ニューアラブなどが20日、報じた。アルシャバーブは犯行声明を出し、「ホテルを占拠した」と発表した。

イスラエル軍 イスラム聖戦を先制攻撃

イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザ地区の武装組織「イスラム聖戦」との間で3日間にわたった攻撃の応酬は、エジプトの仲介により双方が停戦合意に達し、7日夜から停戦に入った。ガザ地区における今回の攻撃の応酬は、昨年5月に11日間続いた紛争以来、最も激しいものとなった。

イスラエル軍がガザ攻撃、10人以上死亡

パレスチナ自治区ガザ地区で5日午後から6日朝にかけ、イスラエル軍による過激派組織「イスラム聖戦」を標的とした軍事作戦が行われ、イスラム聖戦司令官1人を含む戦闘員10人以上が死亡した。

自爆テロで20人が死亡 ソマリア南部

ソマリア南部の下部シェベリ州の都市メルカで27日、市当局者を標的とした自爆テロがあり、市長を含む少なくとも13人が死亡した。米政府系放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)などが同日、報じた。国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派アルシャバーブが犯行声明を出した。治安当局者らによると、市庁舎の入り口で自爆テロ犯が市長に近づき自爆したという。

砲撃で民間人9人死亡―イラク北部

イラク北部のクルド人自治区ドホーク県で20日、トルコ軍によるとみられる複数の砲撃があり、子供2人を含む民間人少なくとも9人が死亡、23人が負傷した。サウジアラビア紙アラブ・ニュース(電子版)が同日、報じた。

バイデン米大統領、初の中東歴訪

バイデン米大統領が今月、就任後初めて中東地域を歴訪した。バイデン氏は、最初の訪問国であるイスラエルでラピド首相と会談。両国共通の脅威となるイラン核兵器保有を阻止するための戦略的協力に関する共同宣言に署名した。

イランの核保有「全力阻止」 米・イスラエル首脳が共同宣言

中東を歴訪しているバイデン米大統領は14日、最初の訪問国であるイスラエルでラピド首相と会談し、イランによる核兵器保有を決して認めず、阻止のためにあらゆる力を行使する用意があるなどとする共同宣言に署名した。

イラン核問題などを協議 米大統領、初の中東歴訪

イスラエル訪問中のバイデン米大統領は14日、エルサレムでラピド首相と首脳会談を行い、安全保障協力の強化や核開発を進めるイランへの対応などについて話し合った。バイデン氏は就任後初となる中東歴訪をイスラエルからスタートさせた。

イスラエル、11月に総選挙 ベネット連立政権、1年で解散

ネタニヤフ前首相を退陣させることを目標に結集したベネット首相率いる8政党による連立政権は、昨年6月に発足してから、わずか1年で解散した。今年11月1日に、ここ3年半で5度目となるイスラエル総選挙が行われる。最大野党の右派リクードを率いるネタニヤフ氏の政権復活なるかが注目されている。

イランで将校や科学者の死亡相次ぐ イスラエルが関与か

イランでは、5月下旬以降、イラン革命防衛隊(IRGC)の将校や科学者らが死亡する事件が相次いだ。イランは、これらの一連の事件にイスラエルが関与していると主張。両国の対立が激化している。

イラン 10番目の核保有国の恐れ

イラン 10番目の核保有国の恐れ 核保有国入りを目指す国の動向で、10番目の核保有国になる最短距離にいるのはイランだ。イランの核兵器を最も恐れているのは宿敵イスラエルだが、スンニ派の盟主サウジアラビアもイラン(シーア派)の核兵器開発をただ静観していることはないはずだ。同じことが、エジプトにもいえるだろう。イランの核兵器製造はイスラエルとアラブ諸国にとって悪夢だ。

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