中東・アフリカ
イラン空爆想定し共同軍事演習 米・イスラエル
イランが11月、核施設で新たに濃縮度60%のウラン製造を始めた。バイデン米大統領が目指す核合意再建交渉が行き詰まる中、イスラエル軍と米軍によるイランとその代理勢力に対する空爆を想定した共同軍事演習が実施された。一方のイランは、イスラエルへの攻撃リストを公表した。イランの核開発をめぐり中東で緊張が高まっている。
過激派がホテル襲撃、民間人8人死亡 ソマリア首都
ソマリアの首都モガディシオ中心部にあるホテルで27日夜、国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派アルシャバーブによる襲撃があり、民間人8人が死亡した。トルコのアナトリア通信が28日、報じた。
エルサレムで2回爆発、1人死亡
エルサレムで23日朝、2回の爆発があり、1人が死亡、26人が負傷した。負傷者のうち2人は重体という。イスラエルのメディアが同日、報じた。犯行声明は出ていない。最初の爆発は、エルサレムの西側入り口近くのバス停で、通勤ラッシュ時間帯のピークに当たる午前7時すぎに発生した。
イスタンブールで爆弾テロ シリア国境付近で報復の応酬
トルコの最大都市イスタンブールの中心部で13日、爆弾テロ事件が発生し6人が死亡した。トルコ当局は、反政府武装組織クルド労働者党(PKK)が関与したと主張し、実行犯のシリア国籍の女を含め、17人を逮捕した。トルコ軍は、報復として国境を接するシリアとイラクの北部にあるPKKなどクルド人武装勢力の拠点を空爆した。
シリア北部空爆で35人死亡 トルコ軍、テロに報復
トルコ国防省は20日、シリア北部およびイラク北部で反政府武装組織クルド労働者党(PKK)などクルド人武装勢力の拠点89カ所を標的に空爆を実施したと発表した。英国に拠点を置くシリア人権監視団(SOHR)によると、19日夜のトルコ軍の空爆でクルド人主体の民兵組織シリア民主軍(SDF)の戦闘員やシリア軍兵士ら少なくとも35人が死亡した。
シリアで空爆 4人死亡 イスラエル軍が攻撃か
シリアの中部および地中海沿岸部で19日、イスラエル軍によるとみられる空爆があり、シリア軍兵士4人が死亡、1人が負傷した。国営シリア・アラブ通信(SANA)が同日、報じた。
イスラエル首相候補、トルコ大統領と電話会談
イスラエルで新連立政権発足に向け組閣作業を進めているネタニヤフ元首相は17日、トルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、両国間の経済および外交関係を進展させることについて話し合った。イスラエルのメディアが同日、報じた。両者の電話会談は2013年以来、9年ぶり。
デモ隊に銃撃 7人死亡 イラン
イラン南西部フゼスタン州の都市イゼで16日夜に起きた銃撃事件について、司法当局は17日、テロ攻撃の容疑者3人が逮捕されたと明らかにした。国営イラン通信(IRNA)が同日、報じた。
イスタンブール爆発6人死亡 容疑者を逮捕―トルコ内相
トルコの最大都市イスタンブールの中心部で13日夕に起きた爆発について、ソイル内相は14日、爆発現場に爆弾を置いたシリア国籍の女が逮捕されたと明らかにした。トルコのアナトリア通信が同日、報じた。爆発では、6人が死亡、81人が負傷した。犯行声明は出ていない。
イスラエル総選挙 ネタニヤフ派勝利 右派・極右連立政権誕生か
約3年半で5回目となったイスラエル総選挙(国会定数120)が1日に実施された。極右「宗教シオニズム」の躍進により、ネタニヤフ元首相を中心とする右派・宗教勢力が過半数を獲得した。右派と極右の連立政権が発足すれば、イスラエル史上最も右寄りの政権が誕生することになり、パレスチナとの対立激化が懸念されている。
イスラエル総選挙 ネタニヤフ氏の勝利確定
約3年半で5回目となった1日投票のイスラエル総選挙(国会定数120)は3日夜開票が終了し、ネタニヤフ元首相を中心とする右派・宗教勢力が64議席で過半数を獲得し、勝利が確定した。ネタニヤフ氏は約1年5カ月ぶりに政権復帰する見通しとなった。同氏は今後、連立政権の発足に向け支持を受ける宗教政党など各党と組閣協議に入る。
イスラエル総選挙、右派 過半数の見通し ネタニヤフ氏復権へ
1日に投票が行われたイスラエル総選挙(定数120、全国1区の比例代表制)は、同日夜から開票が進められ、通常投票の開票率97%の段階で、復権を狙うネタニヤフ元首相率いる「リクード」を中心とする右派勢力が、議席の過半数を獲得する見通しとなった。
ヨルダン川西岸でテロ急増 イスラエル軍、ナブルス封鎖
ヨルダン川西岸北部でここ数週間、イスラエルの兵士や民間人を狙った銃撃テロ事件が毎晩のように発生した。封鎖されている都市ナブルスでは、パレスチナの新たなテロ組織の幹部が爆発で死亡、イスラエルとパレスチナとの間で緊張が高まっている。
部族間衝突で150人死亡 スーダン
スーダン南部の青ナイル州で20日、土地をめぐる部族間の衝突があり、2日間の戦闘で、女性や子供を含む少なくとも150人が死亡、86人が負傷した。医療関係者の話として、フランスのニュースサイト「フランス24」が同日、報じた。
ハマス、10年ぶりシリア訪問 大統領と会談、関係修復へ
パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの代表団が19日、シリアの首都ダマスカスを訪問し、アサド大統領と会談した。イスラエルメディアが同日、報じた。
対イラン制裁 欧州連合が合意 抗議デモ暴力的弾圧に
欧州連合(EU)は17日、イラン人女性マフサ・アミニさん(22)が、警察当局に拘束中に死亡したことへの抗議デモを暴力的に取り締まったとして、関与した11人のイラン指導者と4団体に対する制裁を採択した。EUのボレル外交安全保障上級代表(外相)が制裁リストを明らかにした。
軍用バスが爆発、兵士18人死亡 シリア
シリアの首都ダマスカス近郊で13日、軍用バスに仕掛けられた爆弾が爆発し、シリア軍兵士少なくとも18人が死亡、27人が負傷した。国営シリア・アラブ通信(SANA)が同日、軍当局者の声明を引用して報じた。犯行声明は出ていない。
イラン、スカーフ着用めぐり逮捕の女性死亡 抗議デモ止まず、死者185人か
イランでは、女性が頭部を覆うスカーフの着用をめぐり、22歳の女性が警察に拘束され死亡した事件に対する抗議デモが4週目に入った。多くの都市では大学などで抗議活動が行われ、女子学生がスローガンを唱え、デモ隊と治安部隊との衝突が続いている。
デモは「画策された暴動」 イラン最高指導者
イランの最高指導者ハメネイ師は3日、女性が警察に拘束され死亡した事件に対する抗議デモについて「画策された暴動だ」と述べ、デモの鎮静化に向けて厳しい姿勢を取る治安当局の対応を支持する考えを表明した。
教育施設で爆発、19人死亡―アフガン
アフガニスタンの首都カブール西部ダシュテバルチ地区にある教育施設で30日朝、爆発があり、生徒ら少なくとも19人が死亡、27人が負傷した。アフガンの民放トロニュース(電子版)が同日、報じた。犯行声明は出ていない。



