宿泊施設で自爆知事ら16人死傷―ソマリア南部

【エルサレム森田貴裕】ソマリア南部ゲド州の都市バルデラで14日、政府関係者が宿泊する施設に爆発物を積んだ車両が突っ込み自爆し、建物が倒壊するなどして警備員5人が死亡、ゲド州知事を含む11人が負傷した。サウジアラビア紙「アラブ・ニュース」などが同日、報じた。国際テロ組織アルカイダ系イスラム過激派アルシャバーブが犯行声明を出した。

ソマリア政府と対立するアルシャバーブは、政府機関や政府関係者の宿泊する施設などを狙ってテロ攻撃を繰り返している。