朝鮮半島
中国女性特派員にスパイ嫌疑-韓国 一帯一路の拠点作り仲介?
韓国に駐在する中国メディアの女性特派員が韓国保守派からスパイ嫌疑を掛けられている。保守派はネットメディアや動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」などで、女性が親中派の政治家に接近したり、中韓の文化交流を支援してきたのは中国共産党のスパイ活動だとし、国外退去を求めている。韓国でも孔子学院や海外公安警察が物議を醸しているが、それに続く新たな中国リスクになるのだろうか。
北に「上納金」議員は「買収」 韓国最大野党代表 尽きぬ疑惑
左派系の韓国最大野党「共に民主党」の李在明代表が各種疑惑にまみれている。宅地開発を舞台にした巨額収益金を巡る捜査が本格化する中、今度は昨年の大統領選を前に訪朝を計画し、そのための資金を北朝鮮に不正に提供していた疑いが浮上、物議を醸している。次期大統領選出馬にも黄信号が灯(とも)り始めた。
【韓国紙】自動車の成否分ける“動くエンタメ”
最近ある輸入車ブランドのセダンに試乗し、運転でなくエンターテインメントを体験するために後部座席で長い時間を過ごした。操作ボタンを押すと運転席と後部座席の間を仕切る大型ディスプレーが下りて、両サイドと後ろの窓もブラインドが広がった。画面にだけ没入できる薄暗い空間になったのだ。
北問題は「米中代理戦争」 ポンぺオ前長官の回顧録
ポンペオ前米国務長官は24日に出版した回顧録で、2018年に訪朝し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(当時は党委員長)と会談した際、正恩氏が、在韓米軍は中国を牽制(けんせい)するために必要だと語っていたことを明らかにした。またポンぺオ氏は、中国が北朝鮮へ強い影響力を行使しているとして、北朝鮮問題は「常に中国との代理戦争」と考えるべきだとの認識を示した。
韓国過激労組 北工作の温床に 民主労総に強制捜査
過激な言動で社会的ひんしゅくを買ってきた韓国二大ナショナルセンター(労働組合の全国中央組織)の一つ、全国民主労働組合総連盟(民主労総)の現職局長らが北朝鮮の工作員と接触し、反保守活動の指令を受けたとして先週、その関係先が強制捜査を受けた。民主労総は親北路線で有名だが、実際に北工作の温床になっていた可能性が強まり、波紋が広がっている。
【韓国紙】尹大統領の“核武装”発言で波紋
北朝鮮の核問題と関連し、尹錫悦大統領の発言が国内外に波紋を起こしている。「北核脅威がさらに深刻化する場合」という条件付きだが、韓国大統領が公開で「独自核武装」に言及したことは初めてだからだ。
「めぐみさんと会食」 元北工作機関幹部が証言 日朝首脳会談前「素敵で有能な人」
北朝鮮により拉致された日本人被害者について昨年世界日報に証言した元北朝鮮工作機関幹部のキム・グクソン氏が15日、再度本紙の取材に応じ、2002年の日朝首脳会談より以前にキム氏自身が被害者の一人、横田めぐみさん=失踪当時(13)=と会食したことがあると明らかにした。会話内容など詳細は不明だが、キム氏はめぐみさんの印象を「素敵で有能な人だった」と述べた。
【韓国紙】与党は“尹心”より民心ではないのか
共に民主党内には特別な反響を残せなかったが、文喜相元国会議長の「狡兎三窟()」発言は新年の政界の話題とするに値する。万一に備えて三つの穴を掘っておくウサギのように危機管理をしなければならないという意味だ。
韓国防空網にまた穴 北の無人機、大統領室上空を侵犯
先月、韓国領空を侵犯していた北朝鮮の無人機5機のうち1機がソウルの大統領室上空付近を通過していたことがその後判明し、波紋が広がっている。韓国は確認されたものだけで2014年や17年にも北無人機の侵犯を許しており、防空網の強化が急がれる。
【韓国紙セゲイルボ】将来への期待と憂慮が交差する癸卯年
癸卯(みずのとう)年の新年が明けたが、大韓民国の将来に対する期待と憂慮が交差している。大韓民国は全世界が注目するほどの圧縮した経済成長と民主化の成功で賛辞を受けたが、発展国家モデルと権威主義統治による構造的な脆弱(ぜいじゃく)性のため今日の経済と政治は安定しているとは言い難い。
【韓国紙】経済危機対応のロードマップ作成を
来年の韓国経済の展望は暗い。高物価・高金利・高為替レート(ウォン安)の3高寒波に伴う景気減速圧力は日増しに大きくなっている。大多数の国内外主要機関の来年の韓国経済成長率の見通しは1%台にとどまる。韓国銀行が1・7%、国策研究院の韓国開発研究院(KDI)が1・8%だ。
【韓国紙】「安全」で国民引き裂く“政治屋”たち
10月末に発生したソウル“梨泰院圧死惨事”は重ね重ね残念なニュースだ。外信でも「海外10大ニュース」の一つに選ばれそうな事故であった。発生2カ月になりつつあるが、遺族の胸の痛む思いは少しも解消される気配がなく、むしろ問題を増大する政治勢力は溢れるのに、解決する政治家は見当たらない。
「親北」「反日」断ち切った韓国 2022年朝鮮半島回顧
今年、韓国では大統領選挙が実施され、「親北」「反日」の偏った理念で国内・対外関係を混乱させた文在寅政権から保守を標榜(ひょうぼう)する尹錫悦政権に交代した。一方、北朝鮮は前例なき頻度と多種類のミサイルを発射し、周辺国の安保リスクが増大している。激動する朝鮮半島の一年を振り返った。
【韓国紙】修能試験が祝祭になる世の中を夢見て
毎年12月の本格的な入試時期に入ると、メディアは大学修学能力試験(修能=日本の大学入学共通テストに相当)の満点者を紙面に載せる伝統がある。今年も違わず現役2人、浪人1人がその光栄に浴した。
【韓国紙】「~のせい」では問題は解決されない
最近、ネットニュースで最も多く目にするコメントの類型は「~のために」だ。尹錫悦大統領を暗示するハングル文字(キョン=ユンの上下をひっくり返したもの)を使って「キョンのために大変で暮らしていけない」「キョン外交惨事」「キョンのために経済がめちゃくちゃだ」等々の非難が殺到している。
親北団体が中高生取り込み 韓国 尹政権退陣デモに勧誘
韓国の革新系団体「ろうそく中高生市民連帯」が中高生に対し、尹錫悦政権退陣を求める集会に勧誘したり、革新行政の予算を使って北朝鮮礼賛の教育をしていることが明らかになり、物議を醸している。同連帯は強硬な親北勢力の影響下にあり、学生たちは無意識にそうした思想に染まる危険にさらされている。



