中南米
旅客機が消防車と衝突、2人死亡―ペルー
南米ペルーの首都リマのホルヘ・チャベス国際空港で18日、離陸滑走中のLATAM航空の旅客機(2218便)が消防車に衝突し、消防車に乗っていた消防隊員2人が死亡した。現地メディアが報じた。
フジモリ元大統領次男に禁錮刑―ペルー
南米ペルーの最高裁は15日、フジモリ元大統領(84)の次男で元国会議員のケンジ氏(42)に対して、「政治的地位を濫用した」として、禁錮4年6月の判決を下した。検察側は12年の禁固刑を要求していた。
待ち構える厳しい現実 ブラジル次期政権 大統領選による国民分断続く
歴史に残る激戦となった先月30日のブラジル大統領選決選投票では、左派のカリスマ、ルラ元大統領(77)が、「南米のトランプ」こと保守派の現職ボルソナロ大統領(67)を僅差で下し、12年ぶりの返り咲きを決めた。アマゾン熱帯雨林の保護を公約として国際社会の注目を集めるルラ氏だが、国内では社会保障費増大への懸念や、大統領選挙結果に不満を抱く保守派によるデモが続くなど課題も少なくない。
選管改革案に抗議、大規模デモ―メキシコ
メキシコで13日、左派のロペスオブラドール大統領が進めようとしている選挙管理委員会(INE)の改革に抗議する大規模なデモ行進が、首都メキシコシティをはじめとする主要各都市で行われた。主催者発表による参加者数は20万人(メキシコシティ)。
10月熱帯雨林消失が過去最大―ブラジル
ブラジル国立宇宙研究所(INPE)は11日、10月のアマゾン熱帯雨林消失量が、2015年に現行の記録方式を開始して以来、過去最高を記録したと発表した。報告書によると、10月の1カ月間で、904平方㌔の森林が消失した。東京23区の総面積(622平方㌔)をはるかに超える森林を失ったことになる。
ボルソナロ氏擁立へ 26年大統領選でブラジルの自由党
保守派・自由党(PL)党首のバルデマール・コスタ・ネト党首は8日、2026年の次期大統領選挙で、現職のジャイル・ボルソナロ(67)大統領を擁立する意向を明らかにした。
BQ.1感染拡大に警戒―ブラジル
ブラジルのリオデジャネイロ市で5日、オミクロン株派生型「BQ.1」への感染が初めて確認された。7日には、国内最大都市のサンパウロ市でも感染者が確認され、医療関係者は「新たな感染拡大につながる可能性がある」と警戒を呼び掛けている。
選挙結果に抗議デモ 大統領、道路封鎖解除呼び掛け―ブラジル
南米ブラジルで2日、大統領選挙の結果に不満を抱く保守派ボルソナロ大統領の支持者らが各地で抗議デモを繰り広げた。30日に実施された大統領選挙では、左派ルラ元大統領が僅差でボルソナロ氏に勝利していた。
ボルソナロ氏が政権移行容認
南米ブラジルの保守・ボルソナロ大統領は1日午後、首都ブラジリアの大統領府において、30日の大統領選挙決選投票の結果に関する声明を読み上げた。敗北を認める発言はなかったが、憲法を重視する姿勢を強調し、政権移行を容認する意向を表明した。
ボルソナロ氏、敗北を認めず―ブラジル
10月30日に行われたブラジル大統領選挙では、左派のルラ元大統領が僅差で当選を確定させた。バイデン米大統領を含む多くの首脳らが、ルラ氏に祝辞を送っているが、保守派の現職で再選を狙っていたボルソナロ大統領は、まだ敗北宣言を出しておらず、ブラジル国内に混乱が広がっている。
最後の公開討論で非難合戦―ブラジル大統領選挙
【サンパウロ綾村悟】ブラジルのリオデジャネイロで28日、30日に実施される大統領選決選投票を前に、保守ボルソナロ大統領(67)と左派ルラ元大統領(77)による最後の公開討論が行われた。
観光客の消費が大幅増 ブラジル
ブラジル中銀は25日、今年9月にブラジルを訪問した外国人観光客による支出が、リオデジャネイロで夏季五輪が開催された2016年以降で最大となったことを明らかにした。政府系ブラジル通信が報じた。
左派ゲリラ幹部を射殺 パラグアイ
南米パラグアイの治安当局は24日、同国北部のアマンバイ県で国軍部隊が左派ゲリラ・パラグアイ人民軍(EPP)と銃撃戦となり、ゲリラ側3人の死亡が確認されたと発表した。また、ゲリラ創設時からのメンバーで幹部の一人、オズワルド・ビジャルバ氏(39)の死亡が確認された。
元国会議員が連行に抵抗、警官負傷 ブラジル
南米ブラジルのリオデジャネイロ州北部コメンダドールレビーガスパリアンで23日、元国会議員のロベルト・ジェファーソン容疑者が、自宅から連行しようとした連邦警察の職員らに自動小銃などで抵抗、警察官2人が手投げ弾の破片で負傷した。ジェファーソン容疑者は、数時間に及ぶ警察側の説得を受けて投降した。
原油・天然ガスの生産量、過去最高 ブラジル
ブラジルの国家石油・天然ガス・バイオ燃料監督庁(ANP)は21日、9月の1日当たりの原油・天然ガス生産量が、過去最高の405万バレルを達成したと発表した。原油のみでは、1日当たり314万バレルだという。
コロンビアでコカ畑が増加 国連 東京都の面積に相当
国連薬物犯罪事務所(UNODC)は20日、南米コロンビアにおける昨年のコカ栽培面積が前年比43%増の20万4000ヘクタールに達したと発表した。過去20年で最大の数字で、ほぼ東京都の面積に相当する。



