ボルソナロ前大統領を事情聴取、議会襲撃事件への関与否定　ブラジル

【サンパウロ綾村悟】南米ブラジルのボルソナロ前大統領が26日、首都ブラジリアの連邦警察に出頭し、今年１月に連邦議会などが襲撃された事件に関する事情聴取を受けた。聴取は２時間近く行われたが、ボルソナロ氏は一貫して事件への関与を否定したという。

１月８日に発生した事件は、昨年10月の大統領選挙で不正があったと主張するボルソナロ氏の支持者ら数千人が、連邦議会や大統領府、最高裁判所に侵入して破壊行為を行った。