ルラ大統領が中銀を批判、高金利維持に―ブラジル

【サンパウロ綾村悟】ブラジルの左派ルラ大統領が23日、中央銀行の金融政策委員会(COPOM)が政策金利維持を決定したことを受けて、「(高金利の)代償を払う必要がある」などと批判した。

中銀は22日、インフレ期待が依然として高いことを理由に、政策金利を5会合連続の13・75%に据え置くことを決定していた。来年のインフレ予測は、中銀の目標を大きく超える5%台が予測されている。