南米コロンビアの炭鉱爆発、死者は21人に

【サンパウロ綾村悟】南米コロンビア中部クンディナマルカ州の炭鉱で発生した爆発事故で地元当局は16日、行方不明だった作業員10人の死亡を確認した。爆発事故で死亡した作業員は計21人となった。

事故は、14日夜に発生、炭鉱内に充満していたメタンガスに引火した可能性が高い。事故当時、炭鉱内には30人の作業員がいたが、9人は脱出したり、救助隊によって救い出されていた。15日の時点で11人の死亡を確認、地下に残された10人に対して懸命な救出作業が行われていた。