左派ゲリラ幹部を射殺 パラグアイ

【サンパウロ綾村悟】南米パラグアイの治安当局は24日、同国北部のアマンバイ県で国軍部隊が左派ゲリラ・パラグアイ人民軍(EPP)と銃撃戦となり、ゲリラ側3人の死亡が確認されたと発表した。また、ゲリラ創設時からのメンバーで幹部の一人、オズワルド・ビジャルバ氏(39)の死亡が確認された。

国軍とゲリラ側の交戦は23日に発生、先住民族とゲリラ側が衝突していたとの情報で国軍が出動、銃撃戦に発展した。

同ゲリラは、1992年に創設された反政府武装組織から派生し、2008年にマルクス・レーニン主義を信奉する左派武装組織として「パラグアイ人民軍」を名乗るようになった。