コラム
上昇気流(2022年1月13日)
東京都中央区にある鉄砲洲稲荷神社で、氷の入った水槽で疫病退散を願う寒中水浴が行われた。新春恒例の行事だが、今年は新型コロナウイルス対策のため一般参加は見送られ、神社関係者だけ。
上昇気流(2022年1月12日)
「発信者(情報源)が誰なのか気にしない生徒が多い」と中学校の先生が語っていた。特にインターネット交流サイト(SNS)の場合、そうしたケースが多いようだ。情報の中身にしか関心がない。誰が何のために発信したかは無関心。
巣ごもり通販が全盛ー韓国から
コロナとの闘いも3年目に突入したが、日本と同様に韓国でも巣ごもり需要が増えている。その流れに乗って売上げを堅調に伸ばしているのが、テレビなどによる通販だ。各家庭のテレビでは地上波に加え、ケーブルテレビ局のチャンネルを多数視聴できるようになっていて、常にどこかのチャンネルで通販の番組が放映されている。運営は財閥系列社のものが多く、自社製品を卸して利益率を上げる工夫もしている。
地方の人口減少進む、岐路に立つ学校部活動
公立の中学・高校で放課後や休日に、生徒が教員の指導を受けながらスポーツあるいは文化的な活動を行う部活動は日本特有の制度だといわれている。もちろん、米国や英国などにも学校で授業以外に野球やバスケット、アメリカンフットボール、ラグビーなどを教えるケースはあるものの、誰でも入部できるものではない。技術的に優秀な生徒に限り活動が許されることが多い。
明け方に見える「かぎろひ」と影絵の思い出
昨年12月の半ばころ、夜勤明けの早朝、自転車で家路を急いでいると、ふと、この和歌が浮かんだ。炎(かぎろひ)とは、辞書的には「東の空に見える明け方の光、曙光(しょこう)」のことだが、冬場になると武蔵野の端っこにある自宅付近の東の地平に見える「かぎろひ」は特別の趣がある。
上昇気流(2022年1月10日)
那須サファリパーク(栃木県那須町)で開園準備をしていた20代の女性飼育員が、本来は獣舎内にいるはずのトラに襲われ、右手首を欠損する重傷を負った。助けようと駆け付けた2人も相次いでかまれるという痛ましい事故だ。
上昇気流(2022年1月8日)
新型コロナウイルスの第6波が到来した。ここは再び、ワクチンの出番か。そう考えると、気がかりなことがある。コロナ禍が丸2年続くというのに、いまだ国産ワクチンがない。日本の神々も案じておられよう。
ワクチン未接種者は外出禁止 ーフィリピンから
新型コロナウイルス感染が静まり、フィリピンでは昨年10月ごろに大幅な規制緩和が実施され解放感に包まれたが、年末からオミクロン株によるとみられる感染急増に見舞われ、政府は再び規制強化に舵(かじ)を切った。
「阿吽の呼吸」 脳科学からアプローチ
11人が一つのチームとしてフィールドでプレーするサッカーは選手間の動きの連携が大事になる。口に出さずとも、選手がどこにボールを出し、どこで受けるか、「阿吽(あうん)の呼吸」が結果を大きく左右する。この点に着目したのがOISTだ。科学の力でサッカーの質が向上するのかどうか、面白いプロジェクトがスタートした。
雑煮におせち、正月につなぐお袋の味
元日の朝に食べる雑煮に入れる餅は、東日本が四角で、西日本は丸と相場が決まっている。しかし、わが家では毎年、西日本出身の家内が作る雑煮は薄味だが餅は四角い。東北生まれの筆者の実家から年末に届く餅を使っているからだ。家内に言わせると、もち米が違うからか、よく伸びておいしいので、市販の丸餅を買う気がしないのだとか。しかし、筆者の感想はちょっと違う。
上昇気流(2022年1月3日)
列島を襲った寒波の影響で冷え込む初春を迎えた。都心では大晦日(おおみそか)に粉雪がちらついたが、元日の昼間は空が澄み渡る晴天。一方、日本海側は新潟などで大雪に見舞われ、交通機関が混乱した。事故に十分注意が要る。
上昇気流(2022年1月1日)
こな雪、つぶ雪、わた雪、ざらめ雪、みず雪、かた雪、春待つ氷雪。太宰治が表現した津軽の七つの雪を、歌手の新沼謙治さんが歌っている。北国や日本海側で大雪が予想される元旦は、どんな雪が降るだろうか。



