コラム
「子ども食堂」コロナ禍でひとり親支援に奮闘
厚生労働省の平成30年の国民生活基礎調査によれば「17歳以下の7人に1人が相対的貧困であり、ひとり親世帯の貧困率は2人に1人」という。相対的貧困とは最低限の暮らしは確保できているものの、平均生活水準より所得が少ない状態のこと。
本当の「こどもまんなか」政策とは
岸田内閣は「こどもまんなか」社会の実現を看板の一つにしている。岸田総理は今月17日の施政方針演説で、「こども政策をわが国社会のど真ん中に据えていくため、『こども家庭庁』を創設する」と述べた。
上昇気流(2022年1月23日)
深夜に大分県や宮崎県で震度5強の地震があった。震源の日向灘は、南海トラフ地震が想定される領域内。ニュースを聞き、気流子は知人のことが心配になってメールで連絡した。かつては電話や電報などでしか連絡できなかったので、災害や事故でなかなか連絡がつかない時は不安になった。
上昇気流(2022年1月18日)
小紙の「地球だより」(18日付)にパリ郊外に住むリトアニア人夫妻の話があった。北欧のリトアニアは台湾の代表機関を設置したことで中国の貿易圧力を受けているが、「信仰の自由と人権の価値を誰よりも知っているつもり。中国の脅しなど怖くない」と語っている。その言葉に重みを感じた。
首振りの習慣の違いに冷や汗 ーネパールから
日本では、相手の語った内容に対して同調する時は、首を縦に振り、否定する時は首を横に振るといった習慣が定着している。だが、海外に出てしまえば、日本の常識は通じないことも少なくない。
【上昇気流】(2022年1月20日)
「ゴーゴリはウクライナ語もできたのに、結局はロシア語で書くことに落ち着くわけで、やはりウクライナ語よりロシア語のほうが優れているというか、文学的で、文学作品に適しているんでしょうね」。ロシア文学者の奈倉有里さんが、ロシア国立ゴーリキー文学大学に在学していた最終学年の2008年、文学史の教授から聞いたという言葉だ。根拠も学術性も皆無の、あり得ない発言に驚いたという。
上昇気流(2022年1月19日)
今回の大噴火は、津波の威力についても普通の波とは全く違うことを物語っている。テレビで津波がペルーの海岸に到達し、住民が慌てて避難する様子が映っていた。「50㌢でも足を取られたら亡くなる。目前で急に5㍍、10㍍になることもある」と専門家の強い警告があった。。
中国の脅しに屈しないリトアニア人ーフランスから
パリ南西郊外イシ=レ=ムリノーに住んでいた頃に知り合った同じアパートの住人のリトアニア人夫婦は、すでに10年来の付き合いがある。彼らは2004年にリトアニアが欧州連合(EU)に加盟した後、パリに出稼ぎに来て定着した人たちだ。
マンション住人の危機管理、信頼関係の構築を
住人の高齢化が進む古いマンションでは認知症の配偶者を介護する老老介護や高齢者の孤立が問題となっている。災害大国にあって、つながりがない、隣の住人の顔が見えないというのは最大のリスクである。ところが、個人を特定されたくない、あるいは防犯上の理由なのか、集合住宅には表札に名前なしの家も多い。人への無関心、不信感が強いということなのだろう。
上昇気流(2022年1月18日)
岸田文雄内閣が発足以来の高い支持率を示している。読売新聞と日本テレビの世論調査(今月14~16日実施)で66%、時事通信(7~10日)でも51・7%となっている。実施時期は新型コロナウイルスの「オミクロン株」で感染者が急拡大し始めて以降だ。
上昇気流(2022年1月16日)
手が痛いと思っていたら、指に近い皮膚に細かい裂け目ができていた。あかぎれだが、子供時代にはよく悩まされたものだった。 東北地方に育った気流子は、あかぎれ、霜焼けは冬になれば当たり前だった。ひどい場合には、皮膚の中が見えたりするほど。
上昇気流(2022年1月15日)
夜明け前、東の空が白んでいくと、地平線に虹のような明かりが広がり、やがて太陽が頭をのぞかせ、黄金色に輝く陽光を一直線に地上に伸ばす。「春は曙(あけぼの)」と清少納言は言うけれども、寒中の曙も情趣がある。
不審なテキストメッセージにご用心ー米国から
ある日、「あなたはスティーブンさんですか。友人のエミリーから紹介されました」という人違いのテキストメッセージがスマホに届いた。無視しようかとも思ったが、間違いを知らせた方がよいだろうと思い、「私はスティーブンではない」と返した。



