コラム

珍しい自治体の合併ースペインから

スペイン西部にあるエストレマドゥーラ州の「ドン・ベニト」と「ビジャヌエバ・デ・セレナ」の合併が、住民投票を経て決定した。

【上昇気流】(2022年3月3日)

ソ連が崩壊する前年、モスクワやレニングラード(現サンクトペテルブルク)やキエフを訪ね、ロシア正教の教会の様子を取材したことがあった。ペレストロイカが進展する中、どのように復興しつつあるのかを知るためだった。

<寄稿>バルカン諸国に経済的影響 セルビア以外はウクライナ支持 アルバニア人ジャーナリスト ミリルダ・ティリ氏

2020年に発足した「国際平和言論人協会」(IMAP)は、世界各国の報道機関やジャーナリストから構成される国際組織(日本事務局は世界日報が担当)。そのネットワークを活用し、ロシアのウクライナ侵攻がウクライナの南西に位置するバルカン諸国に与える影響について、アルバニア人ジャーナリストのミリルダ・ティリ氏に報告してもらった。

ウクライナ侵攻 台湾海峡にどう影響 ―武居智久・元海上幕僚長が分析

 ロシアのウクライナ侵攻は国際秩序を大きく揺さぶっているが、台湾統一を目指す中国の戦略にも影響を及ぼすことは間違いない。武居智久・元海上幕僚長は、笹川平和財団が2月28日に開いた報道関係者向けのオンラインセミナーで、ウクライナ侵攻が台湾海峡に与える影響について以下の分析を明らかにした。

【上昇気流】(2022年3月2日)

気候変動対策の一環で、森林整備や保全のため国が地方自治体に配る「森林環境譲与税」。ところが制度が始まった2019、20年度に市区町村へ配分された資金の54%に当たる約271億円が使われず、基金に積み立てられたことが分かった。

3月4日は「三線の日」、8日は「三板の日」

3月4日は「三線(さんしん)の日」。沖縄を代表する楽器、三線の普及を目的に、県と地元放送局が1993年に制定した。大人数で一斉に三線を演奏するイベントが有名だ。この欄で何度か紹介したことがあるので、ご存じの読者も多いと思う。

ウクライナ国民の叫び伝わる オーストリアから

ウィーンからウクライナの首都キエフまで1000キロ余り。そのキエフがロシア軍の攻撃を受けた。もちろん砲声は聞こえてこないが、ウクライナ国民の叫びが伝わってくる。

ワクチン接種早めるコツ、予約の空きを探すこと

3日前、新型コロナワクチンの3回目接種を受けた。まだ接種券が届いていない同僚もいるから、追加接種は早い方だろう。

【上昇気流】(2022年3月1日)

ロシアのウクライナ全面侵攻が始まってから6日目。時間の問題とみられていた首都キエフの占領には至っておらず、ロシアのプーチン大統領にとっては大きな誤算だろう。

上昇気流(2022年2月28日)

新型コロナウイルスワクチンの早期実現への貢献で一躍世界に知られることになった遺伝物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」。これを利用したワクチンの基礎技術を開発した米ペンシルベニア大のカタリン・カリコ特任教授らに2022年の日本国際賞が授与されることが決まった。

上昇気流(2022年2月27日)

 梅は春を告げる花と言っていいだろう。冬の厳しさを越えて凛(りん)とした花を咲かせる梅は、古くから日本人に愛されてきた。春の花では桜と並んで代表的なものだが、桜と違って日本固有の花ではない。

上昇気流(2022年2月26日)

 ロシアのお家芸は、ドーピングに軍事侵攻、それに加えて諜報機関の暗躍か。緊迫する国際報道からそう憂える。ウクライナへの侵攻後に反露派を葬る「暗殺リスト」を作成しているという。

上昇気流(2022年2月25日)

ロシアが遂(つい)にウクライナに侵攻した。西側首脳との話し合いや再三の警告を嘲(あざ)笑うかのように。一時代前には考えられないようなことが現実に起きている。

高級魚ハタも雑魚扱い ーベトナムから

 ベトナムの中部ダナンは、川に寄り添う小さな漁村から発展していった町だ。

オミクロン株、甘く見るなかれーブラジルから

 2月初め、体の芯に悪寒を感じた。風邪を疑ってプロポリスを服用し、早めの睡眠を心掛けた。ブラジルはプロポリスの本場であり、自宅に常備してある。

上昇気流(2022年2月24日)

「どうして山の小説を書かないのですか」――。『日本百名山』を著した深田久弥に、ドイツ文学者で立教大学山岳部の部長を務めた福田宏年が質問した。「山にはドラマがないからな」。

上昇気流(2022年2月23日)

人間社会は数字で評価するものの方が圧倒的に少ない。日常の行動の一つ一つが評価の対象となる。評価される側は、模擬試験と違い、自分にどういう評価が下されたかは教えてもらえない。知らぬまま日常を送るしかないのは古今東西変わらない。。

応援したい新たな水曜集会ー韓国から

 韓国では今回の北京冬季五輪で反中感情が巻き起こった。開会式で少数民族の朝鮮族代表が韓服姿で登場し、まるで韓国が中国の属国扱いを受けたような気分にさせられたこと、また韓国にとって金メダル獲得の期待が最も懸けられていた男子ショートトラックで審判から不可解な失格判定を受け、代わりに中国選手が金メダルを取ったことなどが原因だ。それを意識したのか、選挙直前の大統領候補たちまで中国批判で鼻息が荒かった。

19歳最年少、藤井聡太五冠の謙虚で重い言葉

 「藤井聡太 10代初の五冠/将棋/4連勝で王将奪取」こういった見出しが新聞各紙で掲載された。19歳とは思えぬ落ち着いたコメントも大したものだと感心させられる。

上昇気流(2022年2月22日)

歌手で俳優の西郷輝彦さんが亡くなった。75歳。橋幸夫さん、舟木一夫さんと共に昭和歌謡の「御三家」の一人。1964年に「君だけを」でデビューしていきなり60万枚の大ヒット曲となり、その後も「星のフラメンコ」などのヒット曲を連発して一世を風靡(ふうび)した。

注目記事