コラム

中古でも高騰する住宅価格 米国から

 筆者の住むアパートの近隣へ引っ越しを考えている知人女性がいる。現在住んでいる自宅の学区にある学校は荒れていることで有名で、5歳になる子供の将来のため、新たな物件を探している。だが、住宅価格は高騰していて、100万㌦(約1億2千万円)を超える物件がほとんどだったことに驚いたという。急激なインフレが価格を軒並み上昇させているようだ。

【上昇気流】(2022年4月7日)

「多摩川を越えたる先の横山がわが住む町の遠景にあり」――。ぷりずむ短歌会同人の谷本周枝さんが今月号「ぷりずむ」に掲載した歌で、住まいは東京都府中市の大國魂神社の近くにあるらしい。

地元紙、反米煽る印象操作か

そもそも、フェンス外で反基地活動家などによる不穏な動きがあれば、警戒することはごく普通の対応だ。その上、望遠レンズで撮影する姿はライフルスコープを構えているように見えても仕方があるまい

【上昇気流】(2022年4月6日)

新型コロナウイルス禍であっても、戦争が始まっても、桜は咲く。ソメイヨシノは江戸後期以降のものと聞く。それまではヤマザクラが主流だったようだ。

コロナ下での晴れの門出

「新型コロナ対策のため、車内での会話は控えてください」――毎朝利用する地下鉄(東京)で、いつもの車内アナウンスが流れる中、笑い声を上げながら長話する若者4人がいた。

【上昇気流】(2022年4月4日)

ロシア軍のウクライナ侵攻以降、同国の原発の安全管理は非常に悩ましい問題だ

【上昇気流】(2022年4月3日)

「中空にとまらんとする落花かな」(中村汀女)。メールが当たり前になったせいか、ハガキや手紙などの冒頭に書く時候のあいさつを抜かして本文から始めるようになった。

【上昇気流】(2022年4月2日)

ロシアは帝政時代から徴兵制を敷き、ウクライナ戦争では若者を最前線に送り込んでいる。これに対してウクライナは国家総動員令を発令し、国を挙げて反撃している。

再びタール火山が噴火 フィリピンから

マニラ首都圏の南約50キロにあるタール火山で、比較的大きな水蒸気噴火があり、フィリピン火山地震研究所が警戒レベルを引き上げ、近隣住民に避難を命じた。

【上昇気流】(2022年4月1日)

新型コロナウイルス禍の出口が見えず、再び新規感染者の増加の兆候が出ている。

【上昇気流】(2022年3月31日)

欧米のメディアでは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻後、首都キエフをキーウと表記する動きが広がっている。ロシア語由来の表記をウクライナ語由来に変更したのだ

音楽に国境はない ~イスラエルから~

アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催中の国際博覧会(万博)で10日、イスラエルのフィルカット・アルヌール(光のオーケストラ)が演奏した。

【上昇気流】(2022年3月30日)

通常は廃棄される食品の有効活用が大手食品メーカーで広がっている。トウモロコシやビーツなどの芯、皮、種をペースト状の濃縮野菜やバー状の菓子に、また野菜の葉や芯などを肥料にして販売している(小紙21日付)。

教会の鐘とアザーン オーストリアから

音楽の都ウィーン市の中心地にはオーストリアのローマ・カトリック教会の精神的支柱、聖シュテファン大聖堂があるが、同大聖堂の鐘が今月16日深夜の午前2時過ぎ、突然、「カラーン、カラーン」と鳴り出した。https://news-dev.worldtimes.co.jp/wtsekai/wp-content/uploads/2022/03/聖シュテファン大聖堂.jpg

成人年齢が18歳に、4月から改正民法が施行

間もなく4月。わが家では、今月高校の卒業式を終えたばかりの子供が「大人」の仲間入りをする。改正民法が施行され、成人(成年)年齢が20歳から18歳に引き下げられるからだ。20歳に定められたのが1876年だから、実に146年ぶりの変更である。

【上昇気流】(2022年3月29日)

フランスのモンペリエで開かれていたフィギュアスケート世界選手権で、男子の宇野昌磨選手、女子の坂本花織選手がそろって初優勝を果たした。日本の男女の同一大会制覇は2010年大会の高橋大輔選手と浅田真央選手、14年の羽生結弦選手と浅田選手に続き3度目。久々の快挙を喜びたい。

【上昇気流】(2022年3月28日)

今年で没後50年となるノーベル文学賞作家の川端康成が、20代初めに初恋の女性との思い出を描いた短編小説「篝火(かがりび)」の基になったとみられる下書きが残されていたことが分かった。

【上昇気流】(2022年3月27日)

桜は開花にも散る時にもなぜか心を引かれる。古来、万葉集や古今集などの歌に詠まれたほか、俳句でも名句が多い。それだけ桜に対する日本人の思いが強いからだろう。

【上昇気流】(2022年3月26日)

「無用の我をすてて、おのが船になれ、風になれ、潮になれ」――。作家の司馬遼太郎は江戸期の廻船商人、高田屋嘉兵衛の生涯を『菜の花の沖』で描く。司馬作品でも数少ない江戸中期の物語だ。

国民食モヒンガーに値上げの波 ミャンマーから

ミャンマーは東西を二大国家、中国とインドに挟まれた国だ。このためミャンマー料理は両国の影響を受け、チャーハンや餃子(ぎょうざ)といった中国ものや、カレーなどスパイシーなインドものが台所でも幅を利かす。

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