コラム

室内でTシャツの時代が終焉? フランスから

ウクライナ紛争の長期化でエネルギー価格の高騰は世界的に避けられない状況だ。今秋はフランスでも穏やかな気候で寒さも厳しくなかったが、徐々に冬の寒さが迫っており、暖房費の高騰の痛みは現実味を増している。

良き看護師への道のり

夏場に重い不整脈で入院、秋口に網膜剥離でまた入院した。両病院とも近所の個人病院では手に負えなくなった患者を診てもらう基幹病院である。

【上昇気流】(2022年11月29日)

産経新聞カメラマンが撮影した安倍晋三元首相の写真展が、東京タワーで開かれている。これを見て、安倍氏が類いまれな政治家であったことを改めて思った。

【上昇気流】(2022年11月28日)

月面着陸を目指した小型探査機「OMOTENASHI(オモテナシ)」の失敗は残念だった。しかし民間でも、宇宙ベンチャー企業のアイスペースが月探査機を打ち上げる予定で、月面探査実現へ一歩一歩近づいていくはず。わが国は昨年末、日本人宇宙飛行士の月面着陸を2020年代後半に実現させる方針を固めた。

【上昇気流】(2022年11月27日)

国内外の旅が盛んになって各地の観光地の話題がニュースになっている。海外からの観光客も戻りつつある。一時期のようなインバウンドの盛り上がりまではいかないが、緩やかに回復傾向が進む。

【上昇気流】(2022年11月26日)

エジプトでの国連気候変動枠組み条約の締約国会議が閉幕すると、カタールでサッカーのワールドカップが開幕した。いずれも砂漠の国である。それで導かれるように「ギルガメシュ叙事詩」が心に浮かんだ。

マニラに「デパ地下」が登場 フィリピンから

このほどマニラ首都圏にあの三越デパートがオープンした。フィリピンには「Isetann」という伊勢丹デパートをパクった本家とはまったく関係ないショッピングモールが存在するが、今回は紛れもなく本物だ。

【上昇気流】(2022年11月25日)

市川海老蔵改め十三代目市川團十郎さんの襲名披露公演を東京・歌舞伎座で観(み)た。息子の八代目市川新之助さんの初舞台も兼ね、お祝いムードがあふれていた。

コロナ以前の生活に  イスラエルから

イスラエルでは、コロナによる規制が撤廃され、それまで入国時に必要だったワクチン接種証明やPCR検査などもなく、コロナ以前の生活に戻った。公共バスや鉄道などを利用する時にマスクを着ける人を見掛けるが、通りでマスクを着けている人はほとんどいない。

【上昇気流】(2022年11月24日)

北海道遠軽町に旧石器時代の石器が出土した白滝遺跡群がある。大雪山系の北東山麓にあり、赤石山の南側を流れる湧別川の河岸段丘を中心に100カ所ほどの遺跡が分布している。

クーガ芋でアンチエイジング

食欲の秋、沖縄はイモ類が豊富で、一般的にはお菓子のタルトで知られる紅芋、金武町特産の田芋などが有名だ。沖縄本島北部のファーマーズマーケットに行くと、かなりの種類のイモ類が売られているが、その中でもひときわ目立つのが、わらじやメロンぐらいの大きさの山芋だ。

【上昇気流】(2022年11月23日)

「かかりつけ医」とは「なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」(日本医師会)。

離婚女性がカッコいい? 韓国から

昔から根強かったはずの儒教精神が人々の発想から急速に薄れつつある今の韓国。近年、急増している離婚に対する考え方にも、それはよく表れている。

焚き火ができる公園

子供の公園は「事故防止」「近隣への迷惑」といった理由で、花火や木登り、ボール遊びも禁止という所が増えている。

【上昇気流】(2022年11月22日)

ある本に当たる必要があって、約3年ぶりに東京・永田町の国立国会図書館に足を運んだ。新型コロナウイルス禍で一時閉館となり、再開後も入館手続きが面倒くさそうで足が遠のいていた。メールで延長手続きをした登録利用者カードがちゃんと使えるかの確認もしたかった。

【上昇気流】(2022年11月21日)

欧州で環境活動家らが名画を攻撃する事件が相次いでいる。ドイツで印象派の画家モネの「積みわら」にマッシュポテトが投げ付けられ、ロンドンでは世界的に有名なゴッホの「ひまわり」にトマトスープが掛けられた。

【上昇気流】(2022年11月20日)

「銀杏散る我が珈琲にも一つ落ちよ」(仙田洋子)。東京郊外の私鉄沿線には、近くに喫茶店がある駅とない駅があるようだ。ちょっとひと休みしたい時にはあると便利である。

【東風西風】文人墨客の煎茶趣味

中国を旅行した時、毎日のように茶を飲んでいた。陶器のカップに茶葉を一つまみ入れて熱湯を注ぎ、ふたをしてしばらく待つ。浮いた茶葉が沈んでから茶をすする。どこでもこの飲み方で、湯がなくなれば足して飲む。

【上昇気流】(2022年11月19日)

ちょうど100年前の1922年にドイツの歴史哲学者シュペングラーは新たな文明論を完成させ世に問うた。文明は発生―生育―壮年―老衰の四つのリズムをたどり、春夏秋冬の4拍子を打つ、と。いささか決定論的であるが、思い当たることは多々ある。

高まるヒマラヤの洪水リスク ネパールから

日本が3年連続となる「化石賞」を受賞した国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、全国地球温暖化防止活動推進センターによれば、地球温暖化の影響で1901年から2010年の間に19センチ海水面が上昇したという。

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