コラム
【上昇気流】(2023年2月9日)
福島県郡山市に大安場史跡公園がある。JR郡山駅から南東5㌔の同市田村町にあり、阿武隈川の東側にある田園地帯だ。5基の古墳が発掘されて、史跡公園として開園したのは2009年。
【上昇気流】(2023年2月8日)
近所にバイパスの工事現場がある。10年ぐらい工事が続いている。いつ完成するかは分からない。あきれるほど長い工事だが、特に不便を感じるわけでもないので、関係者に完成時期について聞いたことはない。
消えゆく老舗温泉ホテル 韓国から
毎年今の時期は一年で最も寒く、温泉旅行に出掛けるにはもってこいだ。韓国でも温泉はなかなかの人気で、入り方は日本と基本的に変わらないが、垢(あか)すりに精を出したり、45度くらいはありそうな「熱湯」と呼ばれる湯船と水風呂を往復したり、長時間サウナで汗を絞ったりと、どちらかといえばワイルド系だ。とはいえ近年は韓国も飽食になったせいかおなかが出ている人が結構いて、最近太り気味の筆者でも気後れ(?)せずに入れる。
【上昇気流】(2023年2月7日)
米国本土上空を横断した中国の偵察気球を米軍が撃ち落とした。中国は気球を「気象研究用」のもので「不可抗力によって米国に入った」と主張しているが、残骸が回収されれば、中国が何をしようとしていたか明らかになるだろう。
【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(20)ガダルカナルの死闘(下) 戦死者2万、大半は飢餓と疫病
現地を見ず、知らず、不正確な地図だけを眺め、将棋の駒を動かす気安さで陸軍中央の幕僚は作戦指導に当たった。この悪癖が、ガダルカナルやニューギニアの悲劇を生み出した。情報も持たされず島に送り込まれた現地部隊の前には、日本人の想像を絶する深いジャングルが横たわっていた。前を進む兵士の姿さえ見失うほどの密林をやっとの思いで抜け、いざ攻撃となるや、今度は中国戦線では体験したことの無い凄(すさ)まじい火力が浴びせられた。だがこの島では、米軍との戦闘よりも、食糧不足と疫病が最大の敵となった。
【上昇気流】(2023年2月4日)
「私の直感では、2025年に(中国と)戦うことになると思う」――。米空軍航空機動軍団司令官のマイク・ミニハン大将は、同年までに中国が台湾に侵攻し、米中戦争が起こり得ると警告している(小紙1月29日付)。「100年遅れの帝国主義」と呼ばれる中国はいよいよ牙を剥くか。
足の長さ世界2番目の女性亡くなる モンゴルから
モンゴルの名を世界に刻んだ若い女性が、天に召された。1月21日、「世界で2番目に長い足」を持つ女性とされるモンゴル出身のボド・レンツェンホルローさんが急死したと、兄のアンフエルデネさんがSNSで公表した。英タブロイド紙が彼女を紹介した2020年7月に29歳とされていたことから、まだ30代前半の若い命。まずは冥福を祈りたい。
【上昇気流】(2023年2月3日)
長崎県対馬の観音寺から韓国人窃盗団によって盗まれ韓国に持ち込まれた県指定文化財の仏像は、日本側に所有権があるとする判決を韓国の大田高裁が下した。仏像は「略奪や盗難など正常でない形で対馬に渡ったものとみられる」とし韓国側の寺の所有権を認めた一審判決を覆すものだ。
食器はプラスチック イスラエルから
イスラエルでは、お祝いなどで人が集まると、使い捨てのプラスチック製品をよく使う。初めてユダヤ人の友人から食事に招待された時には、テーブルの上に並べられた皿、コップ、ナイフ、フォーク、スプーンなどすべての食器がプラスチック製で驚いた。食事が終わると、ビニール製のテーブルクロスで食器ごと丸めてゴミに出す。貴重な水で食器を洗う必要はなく、後片付けがとても楽だ。
【上昇気流】(2023年2月2日)
映画「アマゾン大冒険」というネイチャー・ドキュメンタリーが日本で公開されたのは2015年1月のこと。フランス・ブラジル合作映画で、主人公であるサルの大冒険を通して、アマゾンの大自然を描いていた。
【上昇気流】(2023年2月1日)
トヨタ自動車の新社長に就く佐藤恒治氏(53)。オンライン記者会見で「車の本質的な価値を守り、新しいモビリティーのかたちを提案したい。新たな時代に向けて挑戦する」と語った。その言や良しである。
【上昇気流】(2023年1月31日)
全国で相次ぐ強盗事件で、日本人の男4人が、身柄を拘束されているフィリピンの入管施設から指示を出していた可能性が浮上している。フィリピンを拠点に特殊詐欺事件を起こしていた70人近い日本人グループの幹部とみられる。
【上昇気流】(2023年1月30日
プレートテクトニクス研究の第一人者で、地球物理学者の上田誠也東大名誉教授が亡くなった。地球表面を覆う十数枚の岩盤(プレート)が移動し、相互作用することで地震や火山活動が起きるとするプレートテクトニクス理論。1960年代後半以降発展し、地球科学に一大転換をもたらした。
【上昇気流】(2023年1月29日)
日本列島は強い冬型の気圧配置で、日本海側は大雪に見舞われ、積雪が平年の数倍に上っている所もある。それに対し、太平洋側は晴天だが、気温が低く風が冷たい天候である。朝のゴミ出しなどの時は特に底冷えを実感する。
【上昇気流】(2023年1月28日)
「怖いね」「ホント物騒」――。そんな会話が周辺で聞かれる。東京・狛江市では90歳の女性が殺害され、家の中が物色された。こうした強盗事件が首都圏や西日本で相次いでいる。治安を巡る潮目が変わったようだ。



