編集部

【社説】LGBT法案 性秩序の破壊につながる

LGBT理解増進法案の自民党内議論が連休明けに再開される。与野党内の推進派は、G7広島サミットまでの成立を主張する。だが、法案は出生時の性別を根幹とする性秩序を崩壊させてしまう危険性をはらむ。

【上昇気流】(2023年5月7日)

昨日は「立夏」。暦の上では早くも夏となった。空に向かって伸びる若葉が目立ち、まぶしい季節だ。ゴールデンウイークで日本列島各地が観光客でにぎわった。

【東風西風】日本一のイケメン大仏!

富山県高岡市の観光マップを開くと、「高岡大仏」が紹介されている。そこには「日本三大大仏」の文字が躍る。「奈良と鎌倉の大仏は分かるが、高岡にもそんな有名な大仏様が鎮座していたのか」。少々訝(いぶか)りながら拝観した。

【社説】アフリカ歴訪 地域の安定と発展につなげよ

岸田文雄首相が広島市で開く先進7カ国首脳会議(G7サミット)を前にアフリカ4カ国とシンガポールを歴訪し、各国首脳と「法の支配」に基づく国際秩序を維持する重要性で一致した。「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現につなげるべきだ。

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(23)山本連合艦隊司令長官の死(下)死を覚悟しての前線視察

人の好き嫌いが激しい山本五十六は、作戦参謀の黒島亀人を異常なまでに重用する半面、最側近の宇垣纏(まとめ)参謀長を常に遠ざけ、ほとんど口も利こうとしなかった。だが、ガダルカナル島からの撤退後、作戦の行き詰まりから山本は心機一転を期すべく黒島の更迭を決意し、それを境に疎遠だった宇垣との距離を縮めるようになった。

甲州古道の片隅にある道標 「上行講」碑/東京都八王子市

東京都八王子市にある高尾山の北側を甲州古道が通っている。JR高尾駅から小仏までこの道をバスが走っているが、蛇滝口(じゃたきぐち)のバス停近くで「上行講(じょうこう)」(写真)の石碑を見掛けた。道路の南側、小仏川よりだ。

文様の多彩さに驚き 特別展「縄文・小川忠博写真展」/秋田

特別展「縄文・小川忠博写真展」が秋田県立近代美術館(横手市)で開かれている。日本の考古学・美術研究の発展に大きく寄与した作品を集めたもので、縄文写真展実行委員会(同館ほか)の主催。

敗戦国の精神風景と鎮魂 平山周吉著『小津安二郎』を読む

今年生誕120年、没後60年を迎える日本映画の巨匠、小津安二郎。平山周吉氏の新著『小津安二郎』(新潮社)は、この年を記念するにふさわしい重厚な評伝だ。

【上昇気流】(2023年5月6日)

作家の万城目学さんの人気作品を映画化した『プリンセス トヨトミ』が公開されたのは2011年の東日本大震災の直後で、当時の重苦しい空気を幾分か和らげた。

「台湾を守れなくなった日米同盟」―エルドリッヂ研究所代表 ロバート・D・エルドリッヂ氏

世界日報の読者でつくる世日クラブ(近藤譲良会長)の定期講演会が4月29日、動画サイト「ユーチューブ」の配信を通じて行われ、元在沖海兵隊基地政務外交部次長でエルドリッヂ研究所代表のロバート・D・エルドリッヂ氏が「台湾を守れなくなった日米同盟」と題して講演。「台湾を守るには日米など世界各国が台湾を国家承認することが重要だ」と強調した。以下は講演要旨。

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