編集部

【宗教と政治】共産市議の“違法”発言 議事録から削除

愛媛県四国中央市議会でこのほど、世界平和統一家庭連合に関して行った日本共産党市議会議員の発言が違法であるとして、同家庭連合傘下の四国中央家庭教会の「有志」が議事録からの削除を求める申立書(9月26日付)を同市議会に提出した。その結果、「カルト」の文言削除など7カ所について共産市議が受け入れていたことが分かった。

文化財の保存・修復に丹精込めて 石川県文化財保存修復工房

伝統文化が継承される石川県金沢市には、古文書や掛け軸などの文化財を傷みや虫食いなどから守ったり保存修復したりする工房がある。「石川県文化財保存修復工房」だ。兼六園に近い県立美術館の別棟として建てられ、6年前に移転改修された。広々とした作業スペースが確保され、修復の様子はガラス窓越しに常時見学できる。手元の細かな作業は、映像を駆使してつぶさに紹介されている。文化財の保存に丹精を込める職人たちの気質が伝わる。

ペーボ博士のノーベル賞受賞

今年は日本人のノーベル賞受賞者が一人もいなかったこともあり、メディア報道は実に静かだった。

【上昇気流】(2022年11月1日)

歌舞伎界を代表する大名跡、市川團十郎が9年ぶりに復活した。市川海老蔵さんが十三代目團十郎を襲名し、東京・歌舞伎座での「顔寄せ手打式」で「歌舞伎のために生きられる團十郎となれるよう、日々精進する覚悟でございます」と決意を述べた。

【宗教と政治】共産主導の徹底調査意見書 相次ぎ否決

全国の多くの地方議会で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と地方議員らとの関係断絶やさらなる調査・追及を国などに求める意見書が日本共産党の主導により提出されたが、自民党議員らの反対多数で相次いで否決されている。一方、自民党本部は同教団や関連団体との関係を「厳に慎む」よう地方組織にも周知し順守を徹底する方針だが、地方の事情との乖離(かいり)もある。

【社説】ソウル雑踏事故 「群衆雪崩」防止の対策強化を

韓国・ソウルの繁華街、梨泰院の狭い路地で群衆が折り重なるように倒れる事故があり、150人以上が死亡、130人超が負傷した。日本人女性2人も犠牲となった。

【上昇気流】(2022年10月31日)

自動車運転の無人化、つまり“ロボット化”が進んでおり、日本でも遠隔監視による無人自動運転サービス(自動運転「レベル4」)の許可制度が来年4月1日から実施されることになった。

王将社長射殺/暴力団の市民襲撃防止徹底を

「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さんが2013年12月、京都市山科区の本社前で射殺された事件で、京都府警は殺人と銃刀法違反容疑で特定危険指定暴力団工藤会系組幹部の田中幸雄容疑者を逮捕した。

【上昇気流】(2022年10月30日)

「秋深き影藤棚の下広く」(高浜年尾)。散歩していると、枯れ葉を踏み、乾いた音を立てる季節となった。枯れ葉によって秋の深まりを知るのだが、枯れ葉は掃いても掃いても溜(た)まっていく。

【社説】核態勢見直し 米国と同盟国の抑止力向上を

バイデン米政権が核政策の指針となる「核態勢の見直し」(NPR)を公表した。核抑止は「国家にとって最優先事項」とし、同盟国に「核の傘」など「拡大抑止」を提供することを明記した。こうした米国の姿勢を評価したい。

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