編集部

【上昇気流】(2022年11月4日)

七五三のシーズンになった。子供たちの健やかな成長を願う日本の伝統行事である。正式には11月15日だが、七五三詣では始まっていて、近くの神社でも両親に手をつながれた袴(はかま)姿の男の子が参拝に訪れていた。

日本人もうらやむ高い預金金利 ブラジルから

ブラジルで驚くことの一つが、銀行の預金金利の高さだ。物価上昇率が前年比で5%近くに達し、政策金利も現在13・75%と世界でも有数の高さなので、預金金利も予想できることではある。それでも、おまけ程度にしか利子がつかない日本の銀行に慣れてしまうと、驚きであることには違いない。

【社説】文化の日 ポストコロナの文化創造へ

きょうは文化の日。新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)が続き、その収束時期はまだ不透明ではあるが、これまで制限されてきたさまざまな文化活動も元に戻りつつある。

【上昇気流】(2022年11月3日)

J・S・バッハの傑作「平均律クラヴィーア曲集」の題名は、原語では「よく整えられたクラヴィーア」。翻訳に平均律という調律用語が充てられたが、題名の由来は別のところにあったらしい。

【社説】ウクライナ復興/日本はの支援で貢献を

ロシアによるウクライナ侵略が2月末以来続いている。西側諸国の武器支援などが奏功し、ロシアが劣勢に陥る中、ウクライナ復興に向けた動きが盛んになりつつある。

天皇・皇后両陛下の御来県で心ひとつに

沖縄で開催中の全国国民文化祭「美ら島おきなわ文化祭」の開会式が10月23日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われ、天皇皇后両陛下が御出席された。

【上昇気流】(2022年11月2日)

スポーツには観客が付き物だ。無観客の競技の薄ら淋しさは、新型コロナウイルス禍で体験した。観客はいた方がいいに決まっている。スポーツには応援も付き物だ。スポーツでは特定の一方を応援することが多い。そこが芝居の観客との違いだ。

リモートワークで地下鉄混雑?

フランスでは、コロナ禍で急増したリモートワークが減り、職場復帰が急増すると思いきや、フランス人が好む「好きな場所で好きな時間に仕事する」働き方がすっかり定着し、田舎の自宅と都会の職場のデュアルワークが主流になりつつある。

中国海運大手 ハンブルク港の株式取得

ドイツのショルツ連立政権は10月26日、同国最大の湾、ハンブルク湾港に四つあるターミナルの一つの株式を中国国有海運大手「中国遠洋運輸集団(コスコ・グループ)」が取得することを承認する閣議決定を行った。

【社説】総合経済対策/消費の下支えに万全を期せ

政府は物価上昇への対応などを柱とする総合経済対策を決定した。目玉は電気・ガス料金の負担軽減である。ガソリン補助金の延長と合わせ、総額6兆円を投じて平均的家庭で計4・5万円ほどの負担軽減を見込む。

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