編集部

【社説】コロナ飲み薬 対策と経済活動両立へ活用を

塩野義製薬が開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」が緊急承認された。国産のコロナ飲み薬の実用化は初めてとなる。

【上昇気流】(2022年11月30日)

パーティーなどでの発言内容が漏洩(ろうえい)するケースがしばしば伝えられる。パーティーも規模はいろいろだが、どこまでが「内輪」で、どこからが「世間」かはキッチリ決まっているわけではない。

【社説】台湾与党大敗 中国の働き掛けに要警戒

台湾で統一地方選が行われ、与党・民進党が大敗した。台北市と北部の桃園市の市長選で民進党の候補が野党・国民党の候補に敗れ、ほかの県・市長選でも複数の現有ポストを失った。

東西欧州、狭間の「難民収容国」オーストリアへの流入が急増

冷戦時代、地理的に東西両欧州の間に位置するオーストリアにはソ連・東欧共産圏から200万人以上の政治亡命者が殺到し、オーストリアは「難民収容国」と呼ばれた。冷戦後も同国には経済難民が流入している。ネハンマー首相はここにきて「収容できる限界を超えている」と述べ、難民が流入する西バルカン・ルートへの対策に乗り出している。

室内でTシャツの時代が終焉? フランスから

ウクライナ紛争の長期化でエネルギー価格の高騰は世界的に避けられない状況だ。今秋はフランスでも穏やかな気候で寒さも厳しくなかったが、徐々に冬の寒さが迫っており、暖房費の高騰の痛みは現実味を増している。

良き看護師への道のり

夏場に重い不整脈で入院、秋口に網膜剥離でまた入院した。両病院とも近所の個人病院では手に負えなくなった患者を診てもらう基幹病院である。

世界の若手作家の技法に見入る 石川県七尾美術館

フランス、スペイン、イタリア、日本、韓国、台湾など世界各地の絵本画家や若手イラストレーターによる最新作などを集めた「2022イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が、石川県七尾市の県七尾美術館で開かれている。会場には油絵や水彩、切り絵、刺繍(ししゅう)などの技法を駆使した作品が並び、来館者は国際色豊かな作品に見入っていた。今年はコロナ禍のため、インターネットを通じたデジタルアートが多い。

【上昇気流】(2022年11月29日)

産経新聞カメラマンが撮影した安倍晋三元首相の写真展が、東京タワーで開かれている。これを見て、安倍氏が類いまれな政治家であったことを改めて思った。

【社説】「質問権」行使 解散ありきでなく公正に

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題で、永岡桂子文部科学相は、旧統一教会に対し宗教法人法に基づく「報告徴収・質問権」を行使した。

【上昇気流】(2022年11月28日)

月面着陸を目指した小型探査機「OMOTENASHI(オモテナシ)」の失敗は残念だった。しかし民間でも、宇宙ベンチャー企業のアイスペースが月探査機を打ち上げる予定で、月面探査実現へ一歩一歩近づいていくはず。わが国は昨年末、日本人宇宙飛行士の月面着陸を2020年代後半に実現させる方針を固めた。

注目記事