編集部
国内
郷愁を誘う秋冬の景色 コレクション展「山粧いて山眠る」
横手市の秋田県立近代美術館で、同館の収蔵品から秋冬の景色に焦点を当てたコレクション展「山粧(よそお)いて山眠る」が開かれている。季語としての「山粧う」は紅葉で粧われた秋の山、「山眠る」は静まりかえった冬の山を意味する。収蔵品も、テーマで集めると新しい視点が展開。郷愁を誘う光景が目の前に現れる。
国際
フランス美術事情 「太陽に向かう芸術界のスター」展
風景画の起源は東洋の方が古く、中国の山水画は西欧の風景画より1000年以上も早いといわれている。それだけでなく、山岳に霊的・精神性を求める中国人の自然観が反映された東洋の風景画は、自然を神が人間に与えたものとするキリスト教の自然観とは大きく異なる。
コラム
【上昇気流】(2022年12月3日)
国連が世界人口が80億人に達したと発表したので、天地創造の神の言葉を思い浮かべた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ」(旧約聖書「創世記」)。神はいったい、地に満ちる人の数をどう想定されていたのか。人智(じんち)の及ぶところではないが、気になった。
コラム
アイスになったコーン マレーシアから
海外では、たまたま口にしたものが素晴らしく美味(おい)しいと、感動が増幅される。マレーシアのクアラルンプールではバンコク同様、バイクに載せて売り歩いていたアイスクリーム屋から1本買ったアイスクリームが忘れられない。
社説
【社説】「同性婚」判決 迷走要因は現行法にあり
「同性婚」を認めないのは「合憲」だが、同性カップルが「家族」となるための法制度がないのは「違憲状態」という、矛盾とも受け取れる判決が東京地裁で出た。
コラム
【上昇気流】(2022年12月2日)
北陸の冬の味覚と言えば、日本海の荒波で育ったタラや寒ブリだ。石川県漁業協同組合が創設した寒ブリの最高級ブランド「煌(きらめき)」の認定が始まり、初日に10匹のうち1匹だけが認定され、400万円で競り落とされた。
コラム
【上昇気流】(2022年12月1日)
今年はインド独立75周年、日印国交70周年の節目の年。日本でもさまざまな行事が行われている。その記念事業の一つ、インド外務省による資金援助で刊行されたのが、ラビンドラナート・タゴールの回想記『少年時代』(めこん)だ。



