編集部
コラム
気まずい会食相手 韓国から
ある大手新聞が新年企画で実施した世論調査で興味深い結果が出た。政治理念が異なる人と食事したり一杯やることについて「気まずい」と答えた人が4割で、「気まずくない」(5割)より少ないながら「半数近くに達した」(同紙)。政治談議好きな韓国人らしい質問と答えだが、理念の分断が社会に影を落としているのを裏付ける形になった。
社説
【社説】非常任理事国 安保理の改革実現に尽力を
日本が国連安全保障理事会の非常任理事国入りを果たした。安保理は、ロシアによるウクライナ侵略や北朝鮮のミサイル問題を巡って米英仏と中露の対立が深刻化し、機能不全が指摘されている。日本は非常任理事国として安保理の改革実現に尽力する必要がある。
台湾
【連載】台湾海峡は今 有事は起こるか〈7〉「生命線」の半導体産業
台湾北部の新竹は、ハイテク企業が集積する産業都市として知られる。新竹駅でタクシーに乗り、30分ほど行くと、「台湾のシリコンバレー」と呼ばれる新竹科学園区に着く。
家庭・教育・LGBT
個性際立つ力作がいっぱい 秋田県特別支援学校「わくわく美術展」
秋田県特別支援学校文化祭の第20回「わくわく美術展」がこのほど、秋田市にぎわい交流館で開かれた。県内では幼稚部から高等部まで16校に約1300人が在学。今回は約900点の応募から、絵画105点、立体造形などの自由制作40点が展示された。主催は特別支援学校文化連盟の美術部局。
教育
「サイエンステックフェス2022」開催 沖縄県那覇市
沖縄県は、科学技術に対する理解と関心を高めることを目的に、昨年11月12日~12月11日の1カ月間を「おきなわサイエンステック月間」に定め、さまざまな行事が行われた。その締めくくりとして未就学児から高校生、その保護者を対象にした「サイエンステックフェス2022」が12月11日、那覇市のサンエー那覇メインプレイスで開かれた。さまざまな実験が行われ、子供たちは目を丸くし、高校生たちは研究発表を行った。
社説
【社説】新成人に贈る 困難な時代でも夢と希望を
きょうは成人の日。昨年4月の改正民法施行で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた。多くの自治体では、成人式を「二十歳の集い」などに変更し、従来通り20歳を対象に開くが、新成人の自覚を持って新たなスタートを切ってほしい。
国内
月刊誌「文藝春秋」1月号 DIA文書の「警告」を隠蔽 旧統一教会の対北資金で臆測報道
月刊誌『文藝春秋』創刊100周年の新年特大号(2023年1月号)に掲載された記事「ペンタゴン文書入手 北朝鮮ミサイルを支える統一教会マネー4500億円」(柳錫+本誌取材班)が根拠にした米国防総省情報局(DIA)の情報報告書は「最終的に評価された情報=インテリジェンス=ではない」との警告付きであることが明らかになった。同記事はこの事実を伏せたまま、報告書の内容の真偽を検証もせずに伝聞や類推発言を連ねるだけで論を進めており、根拠の乏しい憶測記事となっている。その他にも重要な部分で事実誤認が明らかになった。
台湾
【連載】台湾海峡は今 有事は起こるか〈6〉巧妙な中国の「認知戦」
「民進党は国民党以上に汚職で腐敗している!」。台湾南部の高雄市で乗車したタクシーの車内では、60代の男性運転手の怒りの声が響いた。目的地に到着するまで与党・民進党批判は延々と続いた。



