編集部

「美ら島レスキュー2022」3年ぶり実施

沖縄県と自衛隊第15旅団が共催する災害対処訓練「美ら島レスキュー2022」が11日から3日間の日程で行われた。沖縄での大地震とそれに伴う津波の発生を想定し、情報収集から意思決定までの一連の図上訓練が県庁を中心に実施されたほか、宮古島では陸自が警察や消防などと連携し、人命救助や炊き出しなどの実動訓練を行った。

【上昇気流】(2023年1月18日)

国内で新型コロナウイルスの感染者が確認されてから15日で3年。この間、ワクチン開発では欧米の大手製薬会社に後れを取っている。

遅れる「ヒトラーの生家」改修工事 オーストリアから

オーストリアのオーバーエスタライヒ州西北部イン川沿いのブラウナウ・アム・インには、アドルフ・ヒトラーの生家がある。その生家から100㍍余り北の方向に歩くとイン川が流れている、その川を越えるとそこはドイツのバイエルン州だ。もし、ヒトラーの生家がイン川を越えた所にあったならば、ヒトラーはドイツ人だ。実際は、生家はオーストリア領土内にあったから、ナチス・ドイツの指導者ヒトラーの国籍はオーストリア人だった。

【社説】処理水放出 復興のため避けて通れぬ

東京電力福島第1原発の敷地内にたまり続ける処理水について、政府は海への放出開始時期を「今年春から夏ごろ」とすると確認した。海底トンネルなどの設備工事完了後、原子力規制委員会による使用前検査や国際原子力機関(IAEA)の安全性評価を経て放出する方針だ。

文系と理系に区分すること

年明け、文科省は理系人材育成に向けて数千億円規模の基金を創設し、理工農系の学部を増やすために3000億円を活用する方針を決めた。今後、79万人規模のIT人材の不足に備えて、文系の多い私立大学に理系学部の新設や転換を促す戦略である。

北海道百年記念塔の存続は是か非か 江別市

北海道札幌市の近隣、江別市に立つ北海道百年記念塔の存続を巡って今、北海道と札幌市民を含む地元住民がホットな争いを繰り広げている。昭和45年(1970年)に建設された記念塔に対して、道は老朽化を理由に解体着手を進めようとしているのに対し、幾つかの市民団体は道の方針を「開拓」の歴史を消し去る暴挙として反発している。百年記念塔の解体は北海道開拓の歴史教育にも影響を及ぼすだけに争いの結末に注目が集まっている。

【上昇気流】(2023年1月17日)

元日に放送されたNHKの「混迷の世紀『2023巻頭言 世界は平和と秩序を取り戻せるか』」に登場したフランスの経済学者で思想家のジャック・アタリ氏は、ロシアのウクライナ侵攻によって今後、人類史上最大の食料危機が発生し15億人に影響すると指摘した。

パレスチナで子供のうつが多発、ブレイクダンスでメンタルケアも

イスラエルで右派リクードのベンヤミン・ネタニヤフ氏を首班とする政権が誕生した。イスラエル史上「最も右寄り」とされており、パレスチナとの関係がさらに悪化するのではないかと懸念されている。昨年からパレスチナ自治区ヨルダン川西岸では、イスラエル治安部隊とパレスチナ武装勢力との衝突も激化、自治区内での閉塞(へいそく)感は一層強まっている。

【社説】日英安保協力 インド太平洋の安定に重要

フランス、イタリア、英国、カナダ、米国の欧米5カ国を歴訪した岸田文雄首相は、英国でスナク首相と会談し、自衛隊と英軍が相互の国を訪問する際の法的地位などを定めた円滑化協定(RAA)に署名した。

【上昇気流】(2023年1月16日)

今、大学の工学部では「宇宙」や「航空」を冠した名前の学科に人気がある。優秀な学生が集まるそうで、その関連ゼミにもなかなか入りにくい。昔は自動車工学が人気だったが、宇宙技術への関心が高い。

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