編集部
国内
「しんぶん赤旗」購読問題 全国で和歌山県が突出
全国15の都道府県庁の中で今年度、日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」(以下、「赤旗」)を公費で突出して多く購読しているのが和歌山県であることが、このほど分かった。同県庁の「赤旗」日刊紙は73部で少なくともここ数年変わらず、年間306万円余を支出してきたことになる。「赤旗」は岸田首相が昨年12月6日、破壊活動防止法に基づく監視団体の対象であると答弁した日本共産党の主要な資金源となっており、同党を公費で支える形だ。同県広報課は本紙の問い合わせに対し「来年度は、部数の見直し(削減)を行う予定」であると回答した。
社説
【社説】強盗グループ これ以上の治安悪化を許すな
関東の1都5県で昨年12月から今月にかけて、3人組の男が被害者を縛るなど手口の似た強盗や窃盗事件が相次いでいる。東京都狛江市の自宅で90歳女性が手を縛られ、殺害された強盗殺人事件も、複数人の犯行とみられている。相次ぐ事件との関連を調べ、強盗グループの全てのメンバーを一刻も早く摘発することが求められる。
コラム
【上昇気流】(2023年1月25日)
昔は「文学全集」というものが発刊された。『漱石全集』のような個人全集ではなく、近代文学の多くの作家の作品を全50巻ぐらいで刊行する。1人で1巻であればいいのだが、2人で1巻(時に4人で1巻)という場合もある。
コラム
「サケ」人気は本物 韓国から
韓国でも新型コロナウイルスの感染状況が安定的に管理できていることを受け、ついに屋内のマスク着用が「義務」から「勧告」になることが決まった。こうなると国民の気持ちにもゆとりが出始め、特に「アフター6」(韓国の退勤時間は午後6時)を楽しむ人々が増えてくる。そのとき、友人と、恋人と、会社の同僚と親睦や愛情を深めるのに欠かせないのがお酒だが、最近は通な飲み方として日本酒を求める人が増えている。
社説
【社説】首相の施政方針 目指す国家像が見えない
通常国会の冒頭、岸田文雄首相が施政方針演説を行った。外交・安全保障、経済、少子化対策など諸課題の解決に向けた取り組みに意欲を示したが、財源などの具体策についてはほとんど触れなかった。また、わが国がどういう国を目指すのかの理念に関しても語らず、総花的な印象となった。
コラム
日本人の箸文化に思う
箸にもいろいろある。高級料亭で供されるもの、お祝いで贈り物にする一膳数千円から数万円の箸。コンビニや一膳飯屋で供される割り箸まで、ピンからキリまである。特に、正月は親戚一同が集まったり、新年会でちょっと良い店に通うとなると、着るものから振る舞いまで気になってしまう。
教育
100字の中に紡ぐ「心の教育」 「親子の架け橋一筆啓上『親子の手紙』」
小・中学生と保護者が、100字の短い手紙で互いの思いをつづる「親子の架け橋一筆啓上『親子の手紙』」が話題を呼んでいる。石川県教育委員会の「心の教育推進協議会」が続けている取り組み。今年度で四半世紀を迎えた。応募総数は2万7264点で、その中から優秀賞10組が選ばれて冊子になり、家族だけでなく、広く県民に読まれている。
コラム
【上昇気流】(2023年1月24日)
NHK大河ドラマ「どうする家康」で、徳川家康は毎回のように難題に直面し、家臣たちから「どうする」「どうする」と決断を迫られ、ほとんどパニック状況になる。そんな過程を経て成長し、泰平の世を築いていくのが見どころのようだ。
中南米
陸軍司令官を解任 襲撃で「信頼低下」 ブラジル大統領
ブラジルのルラ大統領は21日、陸軍トップのデアルダ司令官を解任したと発表した。新司令官には、ルラ大統領に近いトマス・リベイロ・パイバ南東軍管区司令官が指名された。



